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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 ラトル&ベルリン・フィル

交響曲第9番 ラトル&ベルリン・フィル

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検索結果:47件中16件から30件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    arisuyama  |  aichi  |  不明  |  2008年07月05日

    9番を見つけるとついつい買ってしまう習性に呆れる自分ですが、この盤もいいと思います。ただ、Dewurichさんと同じでノイマンの旧盤には比べられませんね。数十年先残っている演奏かな。録音や演奏技術で感動は測れないと言う当たり前の現実を改めて感じる。前の2つを求めれば最高ランクでしょう。今、ノイマンLGOの終楽章を聞くとこの盤は手放してもいいと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    ホーレンシュタイン・ファン  |  横浜市  |  不明  |  2008年07月05日

    音が鳴るという演奏の視点では、非常に良いのかもしれませんが、内容の伝達という意味の視点では、どうも物足りなさがあります(ラトル・ファンには申し訳ないですが)。深みや苦みがいまいち。スマートで知的、何かしてやろうという意識があるが、それが聴取者には逆説的に煩わしい。 個人的には、マラ9は、Dewurichさんの御指摘の通り、ホーレンシュタイン(Horenstein)盤が桁違いの次元で内容を伝達しています。死や諦めや不満や希望のあい混ざってそれらが壮大に結実する第四楽章の勘所は、クレンペラーどころではありません。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2008年06月14日

    残念ながら、感動はいたしませんでした。1〜3楽章は「いじってやろう」的な技がどうも気になって、良い出来だとは思いませんでした。4楽章はさすがにそういう姿勢では立ち向かうことができないので、力いっぱい、熱演になっています。もちろん、質が低いわけでもだめなわけでもありません。でも、マーラーがこの曲に託した想いはもっともっと大きなものではないかな、と私には思えてならないのです。激しい波が寄せては返すような第1楽章について、特にその感を深くします。

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  • ★★★★★ 

    グスタフ  |  福井市  |  不明  |  2008年06月01日

    カラヤンの全盛時代の有名なベルリンフィルのライブでもこれだけ精緻な演奏ができていないことを考えるとそれだけでもすごい演奏だと思う。特に冒頭はよほどの指揮者の力量がなければ陳腐な演奏になってしまうが、水も漏らさぬ緊張感と音楽の伸びやかさ巨大さが交錯するすごい表現だと思う。死の音楽に対する表現としてはおかしいかもしれないが、安心して引き込んでくれる稀有な演奏。

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  • ★★★☆☆ 

    雷門悟  |  フェルリン・ベル  |  不明  |  2008年05月30日

    オケはべらぼうに上手いし、録音も最高だ。しかし心の底から感動できない。やはりこの曲はまだ若く乗りに乗っている時に挑戦する曲ではない気がする。寧ろ将来ラトルがベルリン・フィルを追われ、自慢のふさふさ白髪も抜け落ち、背中もすっかり曲がったしまった頃にもう一度ベルリンに来て降ってこの曲を振ってほしい。さぞかし感動の名演奏になることだろう。それまで楽しみに待っている。

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  • ★★★★★ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年05月27日

    Dewurichさんへ。それでは貴殿のBPOとラトルに対する批判はいかがなものか。真っ向から違うと思います。私はカラヤン〜アバド〜ラトルと続くBPOのファンです。「いまいち」評価はご自由に。

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  • ★★★★★ 

    ぴょんsuke  |  9 (´・ω・|  |  不明  |  2008年05月27日

    まだ青さの残る夕日の向こう、赤く照らされた雲の隙間からマーラーがこちらに向かって手を振っている・・・そんな感じ。

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  • ★★★★★ 

    don  |  東京  |  不明  |  2008年05月10日

    これにいまいちを投じる理由が分からない。。  圧倒される感動ということでは第4楽章。。そして新鮮な発見ということでは第3楽章!!今までこんなに明快に白日のもとにさらしたロンドはなかったのでは?言葉で表現できない、音の重層に圧倒されるのみ。。

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  • ★★★★★ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年05月08日

    Abbadianさんへ。VPOとの旧盤が驚異的名演に同意見。そして旧盤はムジークフェラインの音が再現されていて音質が悪くないとの御指摘もその通りだと思う。私はこのレビューに色々投稿しているが余程自分に合わない限り「いまいち」評はつけない。なるべく「最高」から「OK」の間にする。理由は演奏家や録音技術に対する敬意と、今後購入する或はした方に楽しんでもらいたいからだ。マラ9云々ではなく評価の付け方に私と考え方が違うのです。しかしそれは個人の自由なので議論しようとは思わない。故にこのBPOとの録音も「いまいち」とは厳しく感じます。

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  • ★★★★☆ 

    ちょうさん  |  東京  |  不明  |  2008年05月04日

    自分が好きな曲のベスト3の1つ。持っているCDはすでに10組以上。この曲にして明快で明るい響きにびっくりしたが、ラトルの個性豊かな解釈とBPOの美しい音は、初めに感じたこの違和感を忘れさせてくれた。決して聴き手を陶酔させる演奏とは思わないが、特に第4楽章の素晴らしさには感動する。最高だ。実に明快で繊細な録音もこの演奏にぴったり。今後、「マーラーの9番を聴きたい」と思ったとき、まずこのCDを取り出すかどうかは疑問だが、「このCDを聴きたい」と思うことは、これからもたびたびあるに違いない。

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  • ★★★★★ 

    masashing  |  大阪府  |  不明  |  2008年05月03日

    ラトル盤はバルビローリからベルティーニときたEMIの中での集大成であり、この盤にめぐり会ったことで、3番や7番に押されがちだった9番を聴く機会も増えることだろう。これまでバーンスタイン・ACO盤も含めて、両端楽章での音のモヤモヤ感や「揺れ」(悪い意味ではなく)がいまひとつ9番にのめり込めない原因だったのが、初めて心底陶酔できるディスクに出会ったといえる。この欄でも、ラトルは毀誉褒貶の多い指揮者であることがわかるが、それを論じるよりも、そのCDが自分の波長に合うか否かが最も大切ではないかと思う。

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  • ★★★★★ 

    そうだアバドを聴こう!  |  ルツェルン  |  不明  |  2008年04月27日

    一部のアバドファンが、無理にこの演奏を攻撃しても、ラトルにもアバドにも何の得にもならない。ラトルのこの演奏は見事だ。実際にもともとこのような対位法と独自のバランスを駆使する曲は、もともと和声の流れを重視するアバド向きの曲ではないので、ラトルのこの演奏が、美しさでもオケのバランスでも優れていたとしても、何の不思議は無いし、優れたものは賞賛されるべきだ。ここまで音のタペストリーに徹した演奏は素晴らしい。アバドを賞賛するにしても、それは成功している曲で賞賛したい。それはラトルも同じだが。

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  • ★★★★★ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年04月18日

    今のところ当盤を「だめ出し」した方はいないが「いまいち」評を下した方が多いのは残念だ。判断基準が個人の自由に委ねられているとは言え、これだけ水準の高い演奏に低い評価をする方の耳を疑う。世の中の美しい物を見たり、おいしい食べ物を召し上がったりしても「よかったね」と言えない人物像が浮かぶ。独り言として聞き流して貰えれば幸いだ。

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  • ★★★★★ 

    trigger  |  東京都  |  不明  |  2008年04月08日

    新たな名盤の誕生、と評したい。確かに感情の表出に薄いのは相変わらずのラトルなのだが、では特定の感情と馴れ合えば音楽なのか。感情は自ずから湧き出るものであり、他人に委ねるものではない。極力それを抑えた上に、彫琢を尽くしたこれが「音楽」であろう。殊に、第1楽章の魅力は、筆舌に尽くしがたい。そのように評した上で、ひとつ指摘しておこう。どうしてラトルが、作曲者の晩年と同じ年になったときに、この曲を演奏したのか。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  2008年04月07日

    VPO盤はオケの伝統的美意識と指揮者のやりたいこととの衝突が面白かったが,あいにく録音がイマイチ。こんどの盤ではオケと指揮者の間に寸分の隙もなく、録音も文句なしだ。決して大言壮語型ではないので地味に聞こえるが、細部の作り込みの確かさには聴き返すたびに感心させられる。どんな指揮者も志すところは同じだと思うが、総譜に込められた作曲者のメッセージを最も過不足なく、最大限すくい取った演奏だと言える。しかし、その精密さに感嘆しつつも、あまりの「燃えなさ」にイライラさせられたシャイーとは違って、十分に熱い演奏だ。

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