マーラー(1860-1911)

CD Sym, 9, : 朝比奈隆 / 大阪po

Sym, 9, : 朝比奈隆 / 大阪po

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  • ★★★★★ 

    バケペン  |  神奈川県  |  不明  |  2012年10月09日

    期待半分だったが、これは名演奏。素晴らしい。オケに関する厳しい意見もあるみたいだが、全然問題ないと思う。というよりも上手いと思う。ライブなので会場ノイズも多いが聞いていて気にならない。全体を通じて低音部が多めに収録されているが、自分は好み。この曲のCDはたくさん聞いたが、自分の中では確実に3本の指に入る。ぜひ聞いてみてください。お薦めです。83年録音ですが、音質もいいです。

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  • ★★★★★ 

    ERINA  |  不明  |  不明  |  2010年12月09日

    朝比奈/大フィルはいいなあ、と心から感じる熱演。確かに解釈に違和感を覚える人もいるに違いない(特に第一楽章)。しかしながら、分厚い低音に支えられた勇渾な歌いっぷりは感動的。終楽章での父性を感じさせる包容力の豊かさは他の演奏では味わえない。これぞ朝比奈/大フィルの真骨頂。録音、演奏のクオリティも75年録音盤とは雲泥の差。再発売に感謝。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月30日

    これは初出の時聞き損ねたので、この度の再発は嬉しい。で、演奏だが、期待を裏切らない朝比奈節、良くも悪しくも(笑)。今の大フィルなら、もっと完成度の高い音楽を聞かせると思うけど、これほど骨太で腰の据わったマーラーも珍しい。他の指揮者にこの演奏は出来ない筈。第一楽章など、極めて遅いテンポながら、スケール感は十分に出ており、中間の楽章も、他の演奏にありがちな「熱狂」とは一線を画すゴツゴツ感が特殊だが、曲趣から著しく乖離しているとは思えない。やはり聞きどころは、弦がうなる最終楽章であり、ここは朝比奈・大フィルの特質が遺憾なく発揮されている。70年代〜80年代の朝比奈・大フィルをわざわざ聞くなら、オケの瑕を云々するのは野暮というものである。朝比奈は、小澤や若杉がマーラーを録音しはじめるのと前後して、ファイアーバードから2番、9番、「大地の歌」を出しており、演奏としてもかなり早い時期からマーラーに取り組んでいるのであって、NHKでマーラーに関する講義をやったくらいだから、ブルックナーやベートーヴェンに劣らず、マーラーにも一家言あるわけだ。「巧さ」からは程遠い「味のあるマーラー」と言っておきたい。音も、フェスティヴァルホールの録音らしく、マスの響きが心地よく、定位も良い。

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  • ★★★☆☆ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年10月16日

    「大地の歌」ほど感動的ではない出来。オケがこの曲を演奏出来るレベルに達していないのが難点。第1楽章でティンパニの強打が何とも無機的に響くのが惜しい。まるで、トスカニーニが癇癪を起こして叩きつけるような響き。期待して買ったのですが、残念でした。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2010年10月10日

    80年代半ばにLP、90年代半ばにCD化されたが、長い間廃盤で、久しぶりの発売である。朝比奈氏のマーラー9番は、75年のライヴも出ているが、こちらの方がやはり完成度は高い。テンポをジュリーニやレヴァイン新盤のようなゆっくりしたテンポでじっくり歌い上げる。華麗さを消したようなオケの色合いは、ブルックナーのようである。75年盤のような目立つミスは少ないものの、オケの奏者には技術的に物足りない部分がみられ惜しまれるが、第4楽章の切々とした歌には感銘した。おそらく売れなかったであろう隠れた名盤を破格の安さで発売したレーベルの英断には深く感謝したい。朝比奈氏の多彩な側面を知るには、この一枚は持っていても損にはなるまい。朝比奈氏はこの曲の演奏は「しんどい」と言っていたそうだが、95年のマーラーチクルスで再び取り上げられ(再録音も)なかったのが実に惜しまれる。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月03日

    朝比奈のマーラーというと、宇野先生をはじめ悪評が飛び交いそうだ。しかし、素直に耳を傾けてほしい。朝比奈の「マーラー先生」への敬愛の念が滲み出ている。オケがマーラー演奏に必要な水準に達していないのは、仕方ない。

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  • ★★★☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年09月30日

    意外と?鮮烈な録音が、オケの乱れまで的確に拾い上げてしまっている。よく言えば、「もはや21世紀ではあまり聴かれなくなった、剛健豪快な演奏」だ。 当時の朝比奈隆の芸風を知るうえでは最良のサンプルと言えるかもしれないが、少なくともマーラーの音色は希薄である。 リヒャルト・シュトラウスを聴いているつもりで鑑賞すると、個性的な名演に聴こえなくもない。

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