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ベッリーニ(1801-1835)

CD I Puritani: Serafin / Massimo Dipalermo, Sutherland

I Puritani: Serafin / Massimo Dipalermo, Sutherland

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    エンリーコ  |  不明  |  不明  |  2013年05月25日

    この曲の演奏で最も感動を覚える。この時期のサザーランドは、La Stupendaそのもので、声の響きの強さと技巧の冴えが、極めて高いレベルで両立しており、言葉も後年と比べると遥かに明晰である。何より、終幕の”Ah! sento, o mio bell’angelo”まで役に没入た感動がある。ナポリ版の付け足し感を覚えず、必然性すら感じる。ライモンディも、極めて熱情的に歌っており、陳腐な台本に真実味を与えてしまった。マッツォーリは、地味ながら実力は確かで、この役の歌唱で最高の出来。ザナーシは日本では過大評価されているが、ここでの歌唱は彼の最上のものであり、蓋し最高のPuritani quartettoであろう。 セラフィンの指揮も、スタジオ録音(カラスの清教徒や夢遊病は重すぎて、曲の良さを殺してしまっている。)とは別人のように自然な呼吸と流れが感じられ、良く歌うが要所は絞められて非常に素晴らしい。パレルモの老聴衆が、「セラフィンこそ最高の指揮者だ」と言っていたのを思い出す。

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    chaconne  |  大阪府  |  不明  |  2007年05月27日

    名匠Serafinが複雑な内容を持つこの作品の真髄を抉りだす。そのコントロールの行き届いた指揮の許、歌手陣が夫々の役を生き抜いている。特にArturoのG.Raimondiが暖かい声と高い格調を兼備した歌唱で、正に名唱。頻発する高音も余裕でこなしている。Sutherlandは些か歌唱に余裕が無いが、大健闘。GiorgioのMazzoliの知的で情感溢れる歌、RiccardoのZanasiの黒光りする声と艶やかな歌も魅力的。この2人の二重唱はこのディスクの白眉の一つ。3幕の最後にNapoli版のElviraのRondoが挿入されている。多分実演ではこれが最初の例だろう。

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