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ガーシュウィン(1898-1937)

CD ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー&コープランド:アパラチアの春、他 バーンスタイン

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー&コープランド:アパラチアの春、他 バーンスタイン

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    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2018年01月03日

    バーンスタインとロサンゼルスフィル、一見ベストマッチのようだが、 軽快なメロディーのガーシュインの曲を大上段に振りかざして演奏されても困る。 やはりバーンスタインのアメリカ音楽は若き日のニューヨークフィルとの旧盤が圧倒的に良い。

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    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年08月11日

    ラプソディー・イン・ブルーは60年代の録音のほうが生き生きしており、曲のイメージに合っているが、個人的にはこちらの演奏もスケールの大きさはユニークで思い出深い。バーバーのアダージョもアパラチアの春などもバーンスタインの晩年様式でテンポを遅めにとり、こってりコテコテに情緒纏綿と歌い上げる演奏だ。明快で能天気なアメリカ音楽ととらえがちなこれらの曲が、実はその中に、現代人の憂鬱のようなものが根底に滲んでいるとさえ感じさせる。録音の良さは言うまでもなく、ファンならば、当然、新旧録音両方聴いてみるべきだ。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年09月10日

    これは素晴らしい超名演だ。このうち、ラプソディ・イン・ブルーについてはバーンスタインによる旧盤(1958年)との優劣を比較することは困難を極めるが、それ以外の諸曲については、それぞれの楽曲の演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。バーンスタインは、かつてニューヨーク・フィルの音楽監督の時代には、いかにもヤンキー気質の爽快な演奏の数々を成し遂げていたが、ヨーロッパに拠点を移した後、とりわけ1980年代に入ってからは、テンポは異常に遅くなるとともに、濃厚でなおかつ大仰な演奏をするようになった。このような芸風に何故に変貌したのかはよくわからないところであるが、かかる芸風に適合する楽曲とそうでない楽曲があり、とてつもない名演を成し遂げるかと思えば、とても一流指揮者による演奏とは思えないような凡演も数多く生み出されることになってしまったところだ。具体的には、マーラーの交響曲・歌曲やシューマンの交響曲・協奏曲などにおいては比類のない名演を成し遂げる反面、その他の作曲家による楽曲については、疑問符を付けざるを得ないような演奏が目白押しであったように思われる。本盤におさめられた楽曲はいずれも米国の作曲家によるものであり、それだけにバーンスタインの晩年の芸風がいずれもプラスに作用していると言えるのではないだろうか。ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーについては、とてつもない超名演であった旧盤(1958年)と比較すると、テンポが遅くなるとともに濃厚な表情づけがなされていると言えるが、同曲特有の軽快なリズム感においてはいささかも損なっておらず、いい意味での円熟の名演に仕上がっていると言えるところであり、旧盤との優劣は容易にはつけられないのではないかと考えられる。コープランドの2曲については、バーンスタインとしても自家薬篭中の作品であり、あたかも水を得た魚のような生命力溢れる力強さと濃厚な表情づけがうまくミックスされた素晴らしい名演に仕上がっていると評価したい。その演奏の彫の深さなどを考慮すれば、今後ともこれ以上の演奏を成し遂げるのは困難を極めると言えるだろう。バーバーの弦楽のためのアダージョは、おそらくは同曲演奏史上最も遅いテンポをとっているのではないかとも考えられるが、その濃厚で彫の深い表現は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な凄みのある名演であると言える。そして、自作自演でもある「キャンディード」序曲に至っては、正にバーンスタインの独壇場。同曲特有の躍動するようなリズム感と彫の深い濃厚さが一体となった稀有の名演と言えるだろう。音質については、従来盤でも十分に良好なものであったが、今般のSHM−CD化によって、若干ではあるが音質が鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。バーンスタインによる至高の超名演をSHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。

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    ま〜さん  |  東京都  |  不明  |  2011年09月09日

    「アパラチアの春」はいろんな指揮者で聴いてきたが、『very slowly』以降のゆったりとした時の流れは、バーンスタイン盤に勝るものは無い。ほぼ30年前の録音だが、全く新鮮で、聴いた後の充実感は当曲随一のものであると思う。かつて輸入盤のLPで愛聴してきたが、手軽に高音質を手に入れることが出来るという点でも、当SHM-CDを推薦したい。

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    スローライフ  |  東京都  |  不明  |  2011年01月24日

    これはバーンスタインの最高傑作と思っている。バーンスタインだと、よくマーラー、ショスタコービッチなど劇的な音楽で評判が高いでしょ。でも実はバーンスタインのマラ9の実演を生で聞く機会があって、そのときの感想を書くと、自己没入で計算がなかった感じです。オケは指揮者に付いていこうとしますが、乖離した感じが否めない。やけに興奮している指揮者と緊迫感があるけれども何か違うな、というオケの不思議なバラバラ感がありました。オケによってはそうではないかもしれないが、CDを聞いても、どこか別の国の偉大な曲を偉大に振ろうと興奮しているような節があって、こちらものめり込めないものがあります。前置きが長くなりましたが、そもそもバーンスタインはアメリカ人だということがこのCDでよくわかる。肩の力が抜けている感じなのにオケが緊張感と楽しさをもって指揮について行っている感じがよく伝わってきます。(同じ感じで思い出すのはクライバーのシュトラウスとか。)しかも響きに何とも言えない奥深い迫力や広がりがあり、アパラチアの春などは大草原の小さな家などを思い出させて、アメリカの音楽っていいものだなーと聞き入ってしまいます。初めてCDを買ってから20年以上になりますが、聞き飽きない愛聴版のひとつです。当時はラプソディーは別盤でしたが、これも同時期に出たもので、バーンスタインの晩年の深みが出ていて、他の盤よりも好きです。ということでいいとこ取りのこのCDはとてもお勧めします。

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