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Dvorak / Franck

CD Cello Concerto / Sym.: Du Pre(Vc)celibidache / Sweedish.rso +hindemith, Stra

Cello Concerto / Sym.: Du Pre(Vc)celibidache / Sweedish.rso +hindemith, Stra

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年05月10日

    珍しいチェリビダケのシベリウス交響曲について以前DGCDで第2番と第5番を聴いていましたのでコメントする次第です。チェリビダケは1960年代以降主に各国放送局の楽団を渡っていたようでこのシベリウスは1960年代首席指揮者を務めたSRSOを振ってのライブ(彼のは勿論!)録音であります。前者第2番は1965年モノラル録音で特に幾分長めに取った第2楽章での時々挟む「間」はダルく感じるのとギリギリの線でせめぎ合っている様でした。第3楽章は詩情豊かな感じで最終楽章へもって行く過程で例のチェリビダケの叫びが聞こえます。堂々の第1主題から最期の詰めである第2主題へ比較的早いテンポで高揚していく有様は絶妙ですが最期の凱歌・・・管楽器全奏での幕は若干尻切れの感もしました、なお、録音は聴き易かったです(タイム@10’16A16’03B5’49C14’21)。1971年録音・・・これはステレオの第5番の方はタイムは@15’27A9’21B9’53で第1楽章冷々感から厳しい自然を思わせる不気味な管楽器ソロから弦の忍び寄る様な応酬がやがて高潮しスケルツォ調から突然切れる様に終わるこの楽章は印象的です。ゆったりとした管とピチカート弦でメロディ風な第2楽章を経てあの焦らす弦に続いてやや抑え気味の管の繰り返しで対比させつつバックの通奏伴奏は反復「ドス」を効かせて演出充分です。やがて美しい歌うような弦から管楽器中心のクライマックスに入り又あの「叫び」?も混ぜつつ最期少し長めの「間」で切れ切れの終幕・・・ここは難しい処でどの演奏にも私は迷いとなります。そう言えばこの頃のチェリビダケは当時今のように彼の演奏盤が溢れているわけでもなく何かBPOから去ったとか追われたとか言う幻の指揮者というのがうたい文句で偶に出るLP盤タスキにありましたね。結局このシベリウス両曲ともチェリビダケならもっと「アレッ」と思うシーンも期待はしましたが意外とマトモと言えばマトモではある演奏でした。本アルバム(現在は販売されておりません)での他の曲を聴いておりませんのでOK以上としておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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