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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951)

交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951)

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年01月02日

    多くの人がそうであるように私もこの1951年バイロイト・ライブ録音ソース演奏をEMI・LPから聴き始めた者ですがCDになって数々の同音源異盤が出て更にオルフェオから異奏版が新たに発売(別の同日?バイロイト演奏分)されマニアには研究甲斐のある昨今。オルフェオ版はサンプリングしか聴いてはいないので相変わらず前者のLP,CD(フルトヴェングラー65歳の頃でタイムは@17’35A11’42B19’20C24’39です)で間に合わせその当初の興奮した感動を大切にしている次第で50年近くこの演奏の私を含めた世のファンに感動を植えつけた功績は馬鹿には出来ません。本盤の仕様技術的な事は他のレビューの方にお任せするとしまして兎も角演奏としての最高ランクは私の中では色あせません・・・多分今となってはもっと優れた他の指揮者による演奏はあるでしょうがオールドファンなので昔子供の頃食べたちょっとした食べ物が今日いろいろあるグルメレストランのメニューより旨く思われ忘れられない感覚に近いかもしれません。いずれにしても「合唱」交響曲に関して本盤を含めこのフルトヴェングラーのバイロイト演奏はクラシック演奏記録として長く残るでしょう。(1942年BPO演奏盤も面白い)。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★☆☆ 

    karayanus  |  UNITED KINGDOM  |  不明  |  2010年08月17日

    そろそろこの演奏の神格化は考えた方が良い。第一楽章のテンポは断じてベートーベンが想定したものではないし、第三楽章も遅すぎ。音については時代を考えれば十分であり、些細な向上が毎回製作者の金づるになっているだけ。上級者向けにはぜひ備えたい演奏だが、初心者に勧められる演奏ではない。ベートーベンの第九を元にしたフルトヴェングラーによる自由なファンタジーであり、興行としてのお祭り、祭典として歴史の証言である。こういう表現もありだし、これはこれで素晴らしい名演である。第九をここまで想像力により、原曲を改編し、聴き栄えのある形に仕上げたフルトヴェングラーの力量は大したものである。しかしベートーベンの設定はもっとテンポが速いのである。勿論作曲者の意図だけが唯一ではないことも事実である。フルトヴェングラーがベートーベンを上回る天才と信じる方には、このバイロイトが唯一最高の演奏となろう。その気持ちも解らぬではない。ベートーベンの残された楽譜を忠実に再現するだけという制約を課していては、フルトヴェングラーの時代の指揮者では不可能だった早いテンポによるベートーベンの感動的な再現が その後記録された。その指揮者は フルトヴェングラーがいずれは自分を抜いていく才能と看破し、抜かれる前に潰してやろうと嫉妬心を燃やし、徹底的に活動を妨害したヘルベルト・フォン・カラヤンである。カラヤンの記録では1968年のDVDにより 最高の結実を見ることができる。そしてカラヤンは見事にフルトヴェングラーを抜き去ったのはご存知の通りである

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  • ★★★★★ 

    snama  |  北海道  |  不明  |  2010年01月18日

    演奏でいえば、1942年盤と並びこの曲の最高の達成の一つです。そこでここでは復刻音質を評価します。STAX社SR-007を使用してEMI正規盤の中では一番評判がいいTOCE-6510と比較しました。本盤の方が、高音が伸び透明・繊細感がましているのがわかります。独唱も鮮明になりました。特に正規盤ではボンついていたティンパニがある程度締まってきこえるようになりました。ただし、合唱はやっぱり奥まって聞こえます。ただしバランスは正規盤のほうがいいでしょう。正規盤の音は柔らかく、これはこれでいいと思います。本盤は中低音にちょっと引っかかる点があります。/ 総評として、本盤はバイロイトの復刻として十分な音質を引き出している思います。ただし、バイロイト盤はもともと録音条件も悪く、録音がボケ気味なのは仕方ありません。いくら最新技術を投入しても、最新録音に化けるわけではないことを肝に銘じるべきです。このようにぼけた古い録音を、クリアにきくためには再生装置を工夫しなければなりません。 日本刀のような切れ味を誇るエチモチックER−4s、STAX旧製品(SR-X、SR-λpro、SR-Ω)は好適かと思います。実際にSR-XmkIIIに変えてみましたが、いい結果がえられました。

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  • ★★★★☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2009年06月10日

    この指揮者の同曲異演のcdが数多く出た今日ではやや価値が薄れたようだ。1,2楽章など他にもっと優れたフルトヴェングラーの演奏があるが、英hmvオリジナルalp2枚セットの音に最も近いのがこのオタケンcdで、その点では成功していると思うし、やはりこの演奏は記念的にも価値があると思う。1951年ライヴの音としてはこれ以上望むのは無理だろう。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年01月07日

    多くの人がそうであるように私もこのバイロイト盤をEMI・LPから聴き始めた者ですがCDになって数々の同音源異盤が出て更に最近ではオルフェオから異奏版が新たに発売(別にバイロイト分で1954年も?)されマニアには研究甲斐のある昨今。オルフェオ版はサンプリングしか聴いてはいないので相変わらず前者のLP,CDで間に合わせその当初興奮した感動を大切にしている次第で50年近くこの演奏の私を含めた世のファンに感動を植えつけた功績は馬鹿には出来ません。仕様技術的な事は兎も角演奏として最高盤のランクは磐石と思います(1942年BPO演奏盤も面白い)。

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  • ★☆☆☆☆ 

    VPOファン  |  兵庫県  |  不明  |  2008年07月30日

    相変わらずモコモコした音。さっぱり曲の良さが伝わってこない。というか、細部が聴こえず、どういう音楽だかもぱっきりしない。なぜ、この演奏が持てはやされるのか、私にとり30年来の謎。昔昔、この盤でフルトヴェングラーの実演に初めて接した人には衝撃だったかもしれないが。今では、ベルリン・フィルを振った実況録音が、たくさん出ており、そっちの方がずっと面白い。

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  • ★★★★☆ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年06月28日

    いくつかバイロイトの録音を買って聴いてみましたが、この盤が一番合唱がはっきり聴こえます。第9は合唱が命なので、ずっと気になっていました。42年ベルリン盤や54年ルツェルン盤ほど合唱が聴きとれないものがほとんどでその中では一番聴こえるディスクです。 ただ奥行きや鮮烈さにおいてはミソス盤に及ばない気がします。 ただ元々のEMI盤らしさが残っている感じがします。

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  • ★★★★★ 

    一様楕円型作用素  |  宝塚市  |  不明  |  2008年04月12日

    ハッキリいってこれを聴けばショルティ盤だの何だのは要らなくなる。一家に一枚。大学に一枚、高校に一枚、小学校にも幼稚園にも一枚。正座して聴くべし。下らん御託も全く馬鹿馬鹿しくなる。この通り「評価」も「すばらしい」から「最高!」に栄転させて頂く。フルトヴェングラーに毒されてれば持っとくといいというのが持論。然し本音はステレオ盤でもっと音質が良ければ、と言うものだがそれは贅沢と言うべきなのか。至極狂おしい。

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  • ★★★★☆ 

    一様楕円型作用素  |  宝塚市  |  不明  |  2008年04月12日

    昨今のSACD等の音質の秀逸なCDを聴くに付けてもっと音質の良いバイロイト盤がないものかと考える様になった。喩えブライトクランクの擬似ステレオ化して音の広がりを与えたディスクに耳を傾けた時もその考えを変えるに至らしむるものではなかった。奈何せん音の広がりの代償が強いヒスノイズ。そこで目に付いたのがOTAKEN盤であり直ちに聴いてみたが「腰を抜かす」程の音質向上が達成されているとは感じられなかった。期待していただけに少し残念ではあるが、第三楽章や第四楽章のコーラスの箇所等は開眼に値する美事なものであったと記憶している。

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  • ★★☆☆☆ 

    爺  |  横浜  |  不明  |  2007年12月25日

    遅ればせながら買ってみましたが、どうもピンときませんでした。なんだか昔の東芝のオープンリールを聞いているような音の緩みがあるのが気にかかるのです。大口径のスピーカーで再生すると音の広がりに天井があるのもバレてしまいます。この録音ならデルタやMYTHOSの復刻の方が優れているというのが正直な感想です。宣伝文句が過激な分失望感が大きかった買い物でした。

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  • ★★★★★ 

    オクちゃん  |  東村山市  |  不明  |  2007年09月09日

    昭和32年の初出アナログ版を発売時に求めてバイロイトの第九に触れた75歳のファン。オタケンCDにはテープノイズが少し入る事から、余計な手を入れていない事が分かる。これまでのCDと比べてダイナミックレンジが広く、再生装置のレベルが上がるほど「良さ」が分かると思う。CD、アナログ擬似ステレオ盤等も持っているが、オタケンCDを聴いて「バイロイトの第九」の凄さが始めて分かった。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2007年08月02日

    20世紀最大の音楽アントレプレナーであるレッグによるバイロイト第9の評価は、揺るぎがありません。フルトベングラーというおよそ御し難い芸術家の演奏作品を、EMIの商業ベースの軌道に乗せることに成功させ、全世界で聞けるようにしてくれた、彼の功績は誠に偉大であると思います。ただこの盤は、雑音が少ない分だけ情報も少なくなったような気がします。フルトベングラーの天才の基準を以てすると、色々意見も出てくるとは想いますが、最も均衡がとれ、安心して没頭できるあらゆる第9の原点は、レッグのEMI第九だと深く感謝しています。

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  • ★★☆☆☆ 

    Liebes Musik  |  japan  |  不明  |  2007年07月20日

    予備マスター使用との事だが私にはオリジナルアナログマスターの予備では無く、初CD化(1984)の時に製作されたデジタルリマスターのコピーに聴こえた。それに足音を継ぎ足したのだろう。音が良ければそれでもいいのだが肝心の音はCD初版や第二版に全く及ばない。平板で薄っぺらで伸びの無い音にガッカリした。これが評判良いというのは解せないのだが、現在のEMI系の正規版の音が余程ヒドイという事なのであろうか。

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  • ★★★★☆ 

    we555  |  北九州  |  不明  |  2007年06月08日

    非常にきれいで聞きやすかったです。でもこれはオリジナルのテープではないと確信。なぜなら今趣味でパソコンの信号処理で疑似ステレオ化をしていますが、それで作成したものに近い。とはいえなかなかうまくまとめられていると思います。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀  |  不明  |  2007年06月08日

    デルタのは、伊EMIの演奏(弦など)にまとわりつくよな感じの静電気が消えたような音。そして、驚くことに予備マスターCDに近いような音でした。音の性質はほぼ同じで、ディテールがやはり予備マスターがはっきりと聞き取れます。しかし、この2つ音源のすぐ先に本物のマスターがあるんだと実感しました。はじめは、伊EMIとあまりに違っていたので別のマイクの録音かと思っていたのですが、同じ録音みたいです。

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