ピアノ協奏曲第3番、第4番 ハスキル(p)ミュンシュ&ボストン響、クリュイタンス&フランス国立放送管
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2012年05月19日
音は、ややノイズが多いが、モノラルとしては聴きやすいほう。ピアノの音もまずまずクリア。ここでのハスキルはベストフォームではなく、部分的に音が落ちる。よって、3番は、後年のマルケヴィチとのステレオ録音が一般に推せると思うが、ミンシュの振るボストン響の迫力が尋常ではなく、ドスン、ドスンと決まるトゥッティが爽快である。しかし、ピア二スト、オケ、指揮者が三つ巴となった集中力は並々ならぬものがあり、演奏は一期一会的な迫力を醸している。4番は、バックがクリュイタンスとフランス国立管で、音自体は、こちらのほうがややクリアか。音楽の性格もあるが、こちらのほうは、オケのバックが余程抑制的である。とはいえ、雄弁であり、木管など主張する。高弦の音が輝かしい。ハスキルのピアノも、こちらのほうがややクリアでスムーズである。いずれの曲も、咳払い等の会場ノイズがやや目立つが、感傷の邪魔になるほどのものではない。ハスキルファン、ヒストリカル音源コレクターならずとも一聴に値する録音である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hiro | 千葉県 | 不明 | 2009年12月08日
ミュンシュの振るボストンの快活な演奏に相まって、気持ちよく弾くハスキルのピアノが力強く素晴らしい。第1楽章の終わりにかなりの拍手が入ってしまったのも納得できる。聴いた後、散歩に出たが耳から離れなかった。。第4番もしっとりしたハスキルの演奏が楽しめた。音質も満足できるものである。その後発注したハスキルの、カラヤンとのベートヴェンのPC3,またモーツアルトのピアノ協奏曲、ヴァイオリンソナタ、ピアノソナタのセットが届くのが楽しみである。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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