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マーラー(1860-1911)

SACD マーラー:交響曲第9番 小林研一郎&日本フィル

マーラー:交響曲第9番 小林研一郎&日本フィル

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  • ★★★★☆ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2011年09月10日

    小林&日フィルのブラームス全集 ベートーヴェンの第九で唸り声ショックを受け、買うのは本当にhorror だったのだが・・このマーラー 指揮者の声は相変わらずあるが、かつてのブラームスや第九のような楽器より大きな怒鳴り声が入っていないのは一安心。ところどころ面白いことしてコバケンらしく、またオケの力量が限界を思わすものもあるが、楽章が進むにつけオケが燃えてきてとても熱いマーラーである。そして亡き子を偲ぶ歌の一節から名残惜しく終わる。拍手までの黄金の時間 で思わず涙ぐむ・・。あの震災から私も死を身近に感じるせいだろうか。

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  近畿  |  不明  |  2007年06月10日

     コバケンのマーラーでは、間違いなく最高です。コバケンのライヴで耳障りな唸り声もなく(この前のN響でも唸り声はなかった)、日本フィルが、機能的に超一流ではないことが逆にプラスになり、手作りのいい演奏です。第1楽章はていねいにマーラー、辞世の句を展開していて、質素で暖かく、細部には問題はあるものの、とても熱いものです。フィナーレも、マーラーの最期を看取るかのような雰囲気に感動しました。日本の指揮者、オーケストラによるマーラーも、ここまで向上したのかと驚きました。

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  • ★★★★☆ 

    せいろく  |  ふくしま  |  不明  |  2007年05月17日

    1〜3楽章は予想外に淡々としていて、気持ちを押さえながらというか、内に内にといった印象を受けました。特に3楽章はかなりブレーキをかけていたのでは? 終楽章は一転とても濃厚な世界が広がり、言いたいことを言い切った感じで、オケの響きも充実している。 オケの問題だけでなくコバケンの解釈も含めて、次にこの曲を取り上げる時が楽しみ。コバケン/日フィル、アルブレヒト/読響をあきらめて大植/大フィルのチケットを買ったのに・・・こっちにしておけばよかった・・・

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  • ★★★★☆ 

    eroiika  |  tokyo  |  不明  |  2007年05月08日

    2000年ごろ関西フィルと「巨人」を演奏した時、コバケン氏はトークで「マーラー9番は理解できないので演奏しない」旨の発言をしたように記憶している。当時は能天気かと失望したものだがこのCDを聴いて真意がわかった気がする。まだ当時は理解が不十分と思っていたのだろう。アンサンブルは粗く響きも薄いオケだが遅めのテンポでじっくり聴かせる。上手いが現代音楽のようなクールな演奏が増える中、貴重な個性だ。

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