バッハ(1685-1750)

CD Goldberg Variations: Gould (1981)

Goldberg Variations: Gould (1981)

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  • ★★★★★ 

    プリンアラモード  |  不明  |  不明  |  2021年03月03日

    ゴルトベルク変奏曲を初めて聴いた演奏家は、グレン・グールドでした。これは人生において幸せなことだったなと、そして大切な出会いだったなと思います。グールドのお声が演奏の合間に聞こえることは知られていると思いますが、その空気感は何年たってもずっと自分の心に住み続けることでしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    どん  |  東京都  |  不明  |  2021年02月22日

    ゴルトベルクの「新しい方」。バッハって「古楽」の棚に入れられていたりして、門外漢には探しにくいんですね。バッハの頃はピアノという楽器がまだない時代で、当然この曲も音の強弱はつけられないチェンバロによって演奏されていたはずです。それを彷彿とさせるGGのタッチ。55年とまったく同じ楽譜のはずなのに、違う曲に聞こえるんだから不思議です。

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  • ★★★☆☆ 

    アマデウス  |  神奈川県  |  不明  |  2018年03月14日

    グールドの新録のゴルドベルクのブルースペックCDと、演奏風景のDVDが2枚で2500円と買い得なので買った。ブルースペックCDは新しい規格かと思ったが、通常のCDプレーヤで聴ける。穴の精度が上がったらしい。音は、最近買ったアナログ音源のCDと似ている。アナログ音源かディジタル音源かの表示はない。SACDハイブリットよりも聴きやすい。しかし、期待外れだったのは、肝心のDVDだ。20年位前に買うたLDの映像はちゃんと音と映像が合っているのに、今回のDVDは全然合っていない。指先と音も合っていないし、グールド特有の口元や、仕草も全然合っていない。違和感があり、見れなかった。なおせるなら速攻でなおして貰いたい。残念だ。あと、一枚目のブルースペックCDの音が良いだけに、音の悪さも気になった。やはり、一番音がいいのは、マスターサウンドのレコードだ。段違いによい。最近発売されたアナログ音源からのレコードもマスターサウンドに肉薄する。LPプレイヤーをお持ちなら、躊躇せずにレコードを買うべきだ。ついでに申すと、ハイドンの2枚組みのマスターサウンドが隠れた名盤だ。レコードはドイツプレスが最高で、日本プレスは落ちると信じきっとる古い日本のオーディオマニア(曲を聴かずに音だけ聴ける器用な人)にドイツプレスと聴き比べてほしい。しかし、ソニーさんは高度な技術をお持ちだのに、もっとソースを選んで欲しかった。松田聖子は並盤でじゅうぶん。しかし、同じ録音のCDが5種類、LD、DVDが1枚づつ、日本盤のLP並み盤、マスターサウンド盤、米国CBS盤があります。合計10種類デス。無駄でした。さすがに25万円のクリスタルガラスのCDは買えませんでしたが・・・

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  • ★★★☆☆ 

    広島の放蕩息子  |  広島県  |  不明  |  2015年09月26日

    アナログマスターからCD化されたものやデジタル録音のSACDと比較して明確にピッチが低い!PSオーディオの周波数可変電源を使って、4〜5ポイント周波数調整しないと合致しません。買われた方は比較してみてください。

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  • ★★★★★ 

    mash21  |  東京都  |  不明  |  2015年09月24日

    2015年に発売されたLPに関する感想です。 グールドが1981年に再録音したゴルドベルク変奏曲は、当初、デジタル録音最初期の録音としてCD及びそのデジタルマスターをアナログにコンバートしたLPとして発売されました。その演奏はもはや定評のあるもので、今さら私が言うことは何もありません。 その後、この録音にはデジタル録音と同時並行に行なわれたアナログマスターテープが存在することが判明しました。この発見されたアナログマスターを聴いたエンジニアは、明らかに従来のデジタルマスターよりもアナログマスターの方が音が良いと感じました。黎明期のデジタル録音より、ほぼ完成期であったアナログ録音が優位であったのは当たり前と言えましょう。 録音方式の移行期には新方式と旧方式を同時に行なうのは常識です。新方式で失敗したら旧方式で発売すればよいのですから。モノラルからステレオへの移行期にも同じことが行なわれていました。 グールドのゴルドベルグの再録音のアナログマスターの音質的優位性を確信したソニーミュージックのエンジニアは、このアナログマスターを元にした新しいデジタルマスターの制作に着手します。未編集のアナログテープをグールドが最終的にOKを出したデジタル録音とまったく同じに編集し直すという気の遠くなる作業を経て、2002年にSICC98-100というCDアルバムを発売しました。 私は当時このアルバムを購入して従来のデジタル録音との違いに驚いたものです。滑らかでありながら力強い音質は従来のCDとは一線を画すものでした。 でもその時はせっかくここまで音質が改善されたのだから、CDではなく、SACDで発売して欲しいと思いましたが、SACDでのリリースはありませんでした。その後、2年ほど前についにSACDでのリリースがアナウンスされ、私はすぐにオーダーをいれました。しかし、何故かそのリリースは延期になり、現在に至るまで発売されていません。 そうした状態の中で、2015年の9月にアナログマスターを元にしたLPがリリースされるという情報があり、早速注文を入れ、昨日入手できました。 2002年から13年待たされましたが、その音質は十分に満足できるものでした。グールドの1981年版がようやくその全貌を現しました。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2013年11月19日

    このゴールドべルク変奏曲を聴いたときの衝撃は一生忘れない。アリアは余りにも有名で、クラシック音楽聴き始めた中学生のころも、コマーシャルのBGMでラジオからもよく流れていた。アンナ・マクダレーナの音楽帳の中にこのアリアが出てくるのだが、この音楽帳の曲を集めたラクロアのチェンバロのLPを持っていて、とくにアリアの部分だけは何度も針を落として聴いていた。いずれゴールドベルク変奏曲も欲しいと思っていたのだが、実際に購入したのはずい分遅くて、80年代後半にグールドの81年版がCD化された時だった。初めて全曲聴いたゴールドベルクは奇しくもグールド。いったいなんだ!この演奏は。こんなに凄いピアノ演奏が存在するのか!本当に衝撃だった。静かに表情豊かに奏でられたアリアの後に、叩きつけるようにフォルテで始まる第一変奏、アレグロも驚くほどの速さで、それも正確無比。歌い上げるところはこの世のものとは思えないほどの表情の豊かさ。それ以来、バッハはグールド以外は対象から外れた。勿論、リヒテル、ヴェデルニコフ、グルダ、ペライア等々それなりに評価するバッハ演奏もあるが、それもグールドの前にはほとんど意味をなさない。二十数年前はCDも新譜で3500円くらいしたと思う。トラックも変奏曲ごとに付いていなかったので、なかなか気に入った部分をピックアップして聴くのが大変だった。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2013年03月26日

    もとは、不眠症に悩まされたカイザーリンク伯爵を寝かしつけるために、ゴールドベルク氏が夜な夜な演奏した、という逸話を持つゴールドベルク変奏曲。だが、グールドの演奏ではおおよそ寝られないだろう。エキセントリックで、楽しげで、各変奏の描き分けも見事とくれば、グールドの鼻歌も相俟って、どんどん演奏にのめり込んでしまうこと必至!ただ、よく聴くと、一部に非常に微かだがオーケストラの音が混入してしまっている。これはどういうことだろう。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年02月02日

    いつ聴いても、何回聴いても飽きない。常に発見がある。クラシック音楽を愛する方は必ず持っておきたい一枚ではないだろうか。変奏曲という体裁はバッハの音楽の拡がりを、カノンという技法からはバッハの音楽の深みを満喫できる。それを飽きさせず次々と提示し表現してくれるグールドの演奏はすごい。   本人は全く意識していなかったのだろうが、早すぎる死を前にしたグールドの経験、技術、叡智、アイディアの結晶がこのCDなのではないだろうか。最後のアリアを聴き終わるたびに、このCDが遺されたことにただただ感謝してしまう・・・。

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  • ★★★★★ 

    kukko935  |  不明  |  不明  |  2013年01月19日

    友人から紹介され聴いたところ、耳に残る素敵な音色でした。クラシックのわからない人でも自然な形で聴けると思います。超おすすめ!

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年12月01日

    LP時代に新譜で出たとき、ジャケットのグールドの不思議なポーズが妙に印象的だった。彼はこの後、しばらくしてブラームスなどの録音を残して急逝した。グールドのゴルトベルク変奏曲のセッション録音は2種類あり、そのほかにもライヴが数種類あるが、グールドのゴルトベルク変奏曲、とりわけ2つのセッション録音は、20世紀のクラシックのピアノ演奏、否、全ジャンルの演奏・録音史を語るには不可欠とさえいえる音源だ。人口に膾炙した名盤でもあり、評者諸氏により言い尽くされているので演奏自体の細かいことには詳しくふれないが、いま聴いても新しさがあり、26年間のグールドという鬼才(奇才)がどう年輪を刻んだかが垣間見れて面白い。独断と偏見からいえば、通常の凡人が歳を重ねて得る老成や精神的な深み、年輪、大家らしい風格や押し出し、野心、事大主義…といった通常の巨匠的な「成長」を拒み、その特異なキャラクターゆえか、ステージで喝采を浴びる大家への老成というありきたりな熟成の道を否定し、青年の無垢な精神のまま、スタジオにこもり、録音や放送、映像というメディアでの発信を通じ、個性を純化させ進化を追求していったように思う。55年録音は若々しいしなやかな感性で一気に軽やかに駆けていくが、後年の演奏はテンポは遅く、細部にこだわりつつも、構えは大きく鷹揚になった。しかし、両者に通じるものは変わらない。両者に通低するのは無駄な光沢や装飾のない清澄な響きと曲の構造美をデザインや数理の世界を操り楽しむように淡々と、しかし、愉悦の心で表現する姿勢だ。勿論、リヒターやヴァルヒャのような信仰的な精神性はないし、レオンハルトら古楽器奏者の学究性や大胆な実験精神とも違うので、ある意味正統的ではないだろうが、現代のピアノで現代的感性でバッハに新しい息吹を与えたことは間違いない。グールドは2つ目の録音も加えることでバッハ演奏史に金字塔を遺し、その後まもなく急逝するのだが、バッハの新たな魅力を現代に受け入れさせるため、あたかも神から遣わされてきた存在のような気さえする。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月24日

    こう言う演奏が出来てしまう、追い求めたと言う事は、悲しい事かな、死が近い、と、思わせてしまう、究極の演奏。一音一音に神経、繊細さが通い、チェリビダッケとは反対の意味で、公開の演奏はしない、スタジオ録音だけと決めたグールド、究極の自らが納得する演奏をなす、と言う所は、チェリビダッケに通じてしまう、不思議な真理。音楽に酔う、魂を込めるうなり声も悲しい、グールド最後の録音は、永遠と言ってもいい様な名盤、名演。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2012年03月11日

    東関東大震災後 ちょうど1年・・このCDを取り出しました。祈りと希望に満ちたこの演奏とともに・・・・

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  • ★★★★★ 

    燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  2012年01月28日

    つよしくん氏の名レビューの後で気が引けるが、歴史的名盤がワンコイン価格で登場。SACDではないが、グールドの鼻歌まで鮮明に再現される。2008年ニューリマスター盤は、再購入する価値が高いと思う。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年05月01日

    本盤におさめられたバッハのゴルトベルク変奏曲は、鬼才とも称されたグールドによる最後のスタジオ録音である。グールドは、かなり以前から公の場での一切のコンサートを拒否してきたことから、本演奏はグールドによる生涯における最後の演奏ということにもなるのかもしれない。グールドは1955年に、ゴルトベルク変奏曲のスタジオ録音によって衝撃的なデビューを遂げたことから、偶然であったのか、それとも意図してのことであったのかは不明であるが、デビュー時と同じ曲の演奏によってその生涯を閉じたと言えるところであり、これはいかにも鬼才グールドならではの宿命のようなものを感じさせるとも言える。実際に新旧両盤を聴き比べてみるとかなりの点で違いがあり、この間の26年間の年月はグールドにとっても非常に長い道のりであったことがよくわかる。そもそも本演奏は、1955年盤と比較すると相当にゆったりとしたテンポになっており、演奏全体に込められた情感の豊かさや彫の深さにおいてもはるかに凌駕していると言える。斬新な解釈が売りであった1955年盤に対して、本演奏は、もちろん十分に個性的ではあるが、むしろかかる斬新さや個性を超越した普遍的な価値を有する演奏との評価が可能ではないかと考えられる。いずれにしても本演奏は、バッハの演奏に心血を注いできたグールドが人生の終わりに際して漸く達成し得た至高・至純の境地にあると言えるところであり、本演奏の持つ深遠さは神々しいとさえ言えるほどだ。正に、本演奏こそはグールドのバッハ演奏の集大成とも言うべき高峰の高みに聳える至高の超名演と高く評価したい。これほどの歴史的な超名演だけに、これまで何度もリマスタリングを繰り返してきているが、ベストの音質はシングルレイヤーによるSACD盤である。グールドの鼻歌までが鮮明に再現される本SACD盤こそ、グールドの至高の芸術を最も鮮明に再現しているものとして大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    セクスィー部長代理  |  千葉県  |  不明  |  2010年12月05日

    まだCDが出始めのころ、初めて買ったのがこのCDです。以来四半世紀、時々取り出して聴いてみるとすばらしく新鮮な音楽が聞こえてきます。よくCDは劣化するという話を聞きますが、演奏ともどもこれは劣化しませんね。 ご承知のようにこの曲は様々な楽器で演奏されますが、私の好みはやはりピアノ演奏です。シフやペライアも悪くはないのですが、変に繰り返しをやらないほうがいいように思います。スタイルはまったく違いますがリヒテルで聞いてみたかったですね。

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