Tchaikovsky / Shostakovich

CD Sym.6 / .5, Etc: Mravinsky / Leningrad.po

Sym.6 / .5, Etc: Mravinsky / Leningrad.po

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2011年05月20日

    悲愴はいつものムラヴィンスキー節で大きくスタイルに変化はないが、1937年録音のショスタコ5番は後年の筋肉質な響きで疾駆するムラヴィンスキーのスタイルとは全体的にテンポは遅めで雰囲気の違った慎重なテンポ運びの演奏だ。まるで、コンドラシンなど別人のようなスタイルなので、驚いた。別人の演奏だと疑ったが、直後に日本ビクターのシリーズの特典盤で出ていたSP起こしのCD(プレミアつきで一枚偶然6000円)を中古屋で見つけて、演奏時間を調べたら、ほぼ一致していた。ムラヴィンスキーにとって、この曲は十八番中の十八番だが、演奏スタイルがこうも変わったのはなぜか。最初は新しい曲だけに楷書体で慎重に演奏していたのが後年になって解釈に自信がつき、チャイコフスキーのように疾駆する演奏に変えていったのか?それとも、当時のスターリン体制という政治的事情が影響を与えたのか?様々な想像を膨らませてくれる1枚だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示