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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲全集 オイゲン・ヨッフム&ベルリン・フィル、バイエルン放送響(9CD)

交響曲全集 オイゲン・ヨッフム&ベルリン・フィル、バイエルン放送響(9CD)

商品ユーザレビュー

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     |  岐阜県  |  不明  |  2023年11月18日

    直線的なブルックナーで、ヨッフムはベートーヴェンやブラームスのようにブルックナーを演奏している。そのため、大変見通しがよい。ブルックナーを聞くならチェリビダッケの前にこれを聞いた方がいい。また、グラモフォンの録音が実にいい。テインパニや金管もしっかり主張しているがうるさくならない。CD1枚に1曲で9枚。これもわかりやすい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年01月10日

    演奏・録音共にEMIの再録音よりこの全集の方が良いと思います。 もう少しフレンドリー価格なら文句なしです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2018年04月17日

    軍馬の疾走を思わせる演奏。 二回目の全集よりもオケのスパイクが効いており、急激なテンポの変化にもキッチリと対応して安定感がある。EMIのカラヤンの叙情性とは正反対の快演だが、聴き手を選ぶかなりのクセのある全集だ。スリリングなブルックナー。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2017年05月22日

    DSKとの新盤はどうも音がすっきりと抜けず、こっちの方が音も良い。演奏も悪い筈がないが、同じ旧全集でも、もっと前のブラームス、ベートーヴェンと比べると、ライブっぽい(ではないのだけれど)躍動感や即興感は比較的少なく、落ち着いている。ブルックナーはロマン的というよりバロック的だというのがヨッフム説だと言うが、むしろ、美術史的にいえば、バロックの官能性よりゴシックの峻厳さというか。その分少しだけ北ドイツ的に武張った感じで、この点はヨッフムの特異性だ(この時期の、かもしれない)。DSK番ではそれが後退しているような気がする。欲を言えば、3番とか4番とか、ところによってテンポを上げると腰高になってスケールも縮んでしまうところがある。6番も後半楽章がやや集中力に欠ける。ベートーヴェンやブラームスに関してはそういう感じはもたなかったのだけれど。ライブで聞いたコンセルトへボウ(71年?)との4番はこの点で最悪で、以後来日に対しても触手が動かなくなってしまった。8番のフィナーレも随分速いことは速いので、そこを疑問に付す人もいるようだが、私にはここは許容内。エンディングは今イチだったが。むしろ、最後の三曲はどれも同曲の中で傑出した演奏だと思う。他にあまたある彼の異演と細かく比べることは出来ないけれど、全集としては未だに第一に指を屈するべき演奏ではないか。

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  • ★★★★☆ 

    砂林  |  埼玉県  |  不明  |  2012年09月22日

    「名演」もなにも…、第6番などステレオLPでは当時これが唯一入手できる盤でしたから。当方はババリアとのものはある意味今でも最高位に値するものと心得ていますが、残念ながらBPOとのものはいささかミリタリーチックなところもあり、繰り返し聴くには耐えがたいところがあるのも事実です。 音質や版をあげつらわれて評判の良くないEMIのものがまとめて再発されたのでCDで改めて一気に聴き直しましたが、音楽の推進力・表現の凝集性はやはり素晴らしくノヴァク版であるかどうかはかつてスイトナーさんが貸譜の不備を嘆いていた事実にも思いをいたし、惜しい瑕疵程度と考えるべきだと思います。

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  • ★★★★☆ 

    くるとん  |  岩手県  |  不明  |  2011年10月27日

    今でこそ注目されるようになった、第一番、第二番を、この当時にこれほどの確信をもって指揮していたというのは、本当に驚異的なことである。ブルックナーの響きというものがどういうことかというのを、この指揮者は完全に掌握しており、柔らかく、力まない自然な音色美は、この全集の大きな特徴である。まずこの音色が作れないと、ブルックナーは何も語らないということをこの全集は教えてくれるだろう。 指揮ぶりは、まるで流れる水のように自然である。だからこそ第一番、第二番のような曲に適合するのだろう。「こんなにたやすいことなのだ」という感じの指揮ぶりである。 しかし、第三番以降はこのように行かなくなる。なぜなら、ブルックナーの作風が、より多彩な内容を含むようになってきてしまったから。よって、ヨッフムの指揮ぶりとだんだんと齟齬を生じ始めてくる。 それでも第五番はヨッフムの18番として知られており、この盤でも名演を披露しているが、曲の性格からは少し違うものであるというのが私の意見だ。それはドレスデン盤もバンベルク盤も、コンセルトヘボウ盤も意見は変わらない。第九番なんかは、完全にヨッフムの指揮ぶりはフルトヴェングラーが指揮するベートーヴェンのそれになっている。ヨッフムが変わったのではない。曲の内包する要素が、ヨッフムには表現しきれなくなってきたのだ。特に第八番のコーダ付近の指揮ぶりは、ヨッフムも何をしていいのか分からなくなっているように思える。第三楽章までは素晴らしいのに…。しかし、その他曲は、ヨッフム流儀の名演と言って差し支えない内容だと思う。特にアダージョ楽章は、どの曲も素晴らしく美しい。 この柔らかい響きを生みだしているのは、昔ながらの両翼配置も要因しているということを指摘したい(バイエルンだけだったかな…売却してしまい手持ちがないものでして…)。また、ヨッフムの棒についてゆけず、時にオケが荒くなるという欠点がある。しかし、この荒さと言うのは、逆におおらかさという長所でもある。この「おおらかさ」が最近どの演奏家からも感じられなくなったのは悲しいことである。完璧がそんなにいいかねぇ。 あと全部聞いたわけではないので向こうには言及しませんが、EMIの全集も、音はいいと思いますよ。ドレスデン・シュターツカペレというのは、大体ああいうくすんだ音なのです。それを録音の悪さと捉える人はちょっと残念ですね。そちらでも、指揮者とオケがミックスされた「ブルックナー音」を作ってしまうのですから、ヨッフムと言うのはなかなかすごい指揮者です。我々は2つもヨッフムの全集があり、幸せと言うべきでしょうね。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月28日

    ヨッフムは、ブルックナーの交響曲全集を2度にわたってスタジオ録音している。この記録は、朝比奈が1990年代に3度目の全集を録音するまでは破られることがなかったものであるが、いずれにしてもこれはブルックナーの権威でもあったヨッフムの面目躍如とも言うべき立派な業績であると考えられる。両全集ともに素晴らしい名全集であると言えるところであり、両者の優劣を比較することは困難を極めるが、二度目の全集(1975〜1980年)がEMIによる決して万全とは言い難い音質であることを考慮に入れると、私としては1958〜1967年にかけて録音が行われた本盤の最初の全集の方をわずかに上位に掲げたいと考えている。本全集の各交響曲の演奏におけるヨッフムのアプローチは、1990年代になってヴァントや朝比奈が確立した、悠揚迫らぬインテンポによる荘重な演奏とは大きく異なっていると言える。むしろ、驚くほどテンポの変化を加えており、旋律もたっぷりと情緒豊かに歌わせるなど、ロマンティシズムの色合いさえ感じさせるほどだ。ブラスセクションなどの最強奏は、後年のヴァントや朝比奈にも通じるものがあるが、壮絶にしてドラマティックな要素をも兼ね備えているのが独特であると言える。したがって、ヴァントや朝比奈の演奏に慣れ親しんだ耳で聴くと、いささかやり過ぎの印象を与えるとともに、スケールがやや小型であるというきらいもないわけではないが、それでいてブルックナーの音楽の魅力を十分に描出するのに成功しているというのは、ヨッフムがブルックナーの本質をしっかりと鷲掴みにしているからにほかならないと言える。どの交響曲も水準以上の名演であると言えるが、とりわけ第1番、第2番は素晴らしい超名演であるとともに、第6番については、同曲の演奏史上でも今なおトップの座を争う至高の超名演と高く評価したいと考える。というのも、これらのブルックナーの交響曲の中でも比較的規模が小さい交響曲においては、前述のようなヨッフムのアプローチがすべてプラスに働いていると言えるからである。他方、第7番や第8番については、より壮大なスケール感が欲しいという気もするが、それはあくまでも高い次元での問題であり、これだけ堪能させてくれれば文句は言えまい。第9番も、さすがに同曲最高の名演とは言い難いが、それでもベルリン・フィルの強力なブラスセクションを十二分に活かした壮絶な表現は、後年のヨッフムのシュターツカペレ・ドレスデン(1978年)やミュンヘン・フィル(1983年)との演奏をはるかに凌駕する圧倒的な迫力を誇っており、現在でもなお十分に存在感を誇る名演に仕上がっていると高く評価したい。録音も、ベルリン・イエス・キリスト教会やミュンヘン・ヘルクレスザールの豊かな残響を効果的に活かした素晴らしい音質を誇っており、前述のように後年のEMIの録音をはるかに凌駕していると言える。もっとも、ヨッフムによる最も優れたブルックナーの交響曲全集でもあり、今後は第1番、第2番及び第6番だけでも構わないので、SHM−CD化、そして可能ならばSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    七味とうがらし  |  新潟県  |  不明  |  2010年11月07日

    9番が聴きたくて購入しました。EMI盤の全集とは異なり、録音もクリアな印象です。晩年のヨッフムに比べて、キビキビとした音楽の運び方には好き嫌いが分かれるところかも知れません。私は好感が持てました。5番が58年の録音であり他の曲とは6〜7年の開きがあります。8番はデータによると完成間もないベルリンのフィルハーモニーホールでの録音となっていますが、8番以降のBPOとの録音はルカ教会となっており、DGのスタッフがどういう意図を持っていたのか興味のあるところです。カラヤンは70年代に入ってからフィルハーモニーでの録音を開始しています。手持ちのデータは少ないのですが、60年代のフィルハーモニーでのセッションは珍しいものと考えます。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年05月24日

    以前このヨッフムによるDGGブルックナー交響曲全集の内バラで出ている第4番と第6番についてレビューを書いたのですが第8番については単品でカタログ上よう見つけませんのでこの全集盤に書き込む次第です。その前に演奏タイムを例によってこの三曲について追加メモしておきますね。1965年BPOとの第4番は@17’44A16’46B10’11C20’16であり1966年BRSOとの第6番は@16’23A17’05B7’50C13’16そして1964年BPOとの第8番(ノーヴァク原典版)は@13’45A14’00B26’49C19’58であります。ブルックナー協会会長だったヨッフムにはブルックナーの演奏盤が多く第8番交響曲も1949年フランクフルト放響、1976年SKD、1982年バンベルク放響、1984年ACOとの演奏盤がHMVカタログにはある様です。さて、1964年BPOとの分は奇を衒わず引き締まってやや明るいトーンでの演奏かと思います。第1楽章は割りと管楽器もBPOなのかギラギラ感があります。コーダへの足取りは比較的速くしかしコーダ自体はソフトタッチで咆哮するわけではなくゆったりと・・・ここでもう少しガッツが欲しい気もしました。第2楽章の中間部はヨッフムらしい美しさが効を奏しておりますがもう少し前後は暴れたい気もします。第3楽章、静かな開始の楽章はこの交響曲の白眉・・・結構引っ張って寄せる波の彼方の彼岸点にホルンは導いてくれます。最終楽章、管楽器はやはり派手?っぽくしかし厳つさとか凄さはなく穏やかに流れる感じ、底を打って欲しい気分になりはしましたがやがて終結段階では充分ためたものを噴出してくれ大満足といつた具合です。ヨッフムは後年EMIにシュターツカペレ・ドレスデンとブルックナー全集を録り直していますが、第8番の演奏タイムは@13’55A14’00B27’24C20’46とDGG盤と大差なく他演奏と比べますと第1,4楽章が少し短いかなとも思われます。LPから買い換えた強烈な個性派ではないヨッフムのものは悠久流離とスルメイカのような味わいを長く愛しています。本全集の上記3曲以外は未聴ですので無難に素晴らしいランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    さっちゃん  |  大阪府  |  不明  |  2009年09月30日

    某評論家の言うとおり、1、2、6番は最高級の名演奏だと思う。他は今となってはテンポの変化が気になってしまう。次いで3番、7番が良いと思う。それより、このセットのすばらしいところは、今となってはもうなくなってしまったドイツ伝統の重厚な響き。(特にベルリン・フィル。)良好なステレオ録音で聴けるのは素直に感謝したい。今はもう生では聴けない。

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  2008年07月05日

    150w+150Wの強力アンプを購入しまして、さてあまり聞かなかったヨッフム先生の 巨大遺産の試聴に取り掛かりました。やはりすごいですね もちろん、天下の名盤ほどの個性はありませんが深い宗教的な世界が感じられます。 EMI盤とはちがいすこしオケにまとまりが無い感がありますがやはり味わいのある演奏また全集として評価されてしかるべき演奏です。でも売り上げの状況を見るとみんなわかっているんじゃないかと思います。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2007年08月10日

    「8番以外は,本全集がEMI盤を上回る」という温泉パパさんの御意見に激しく賛成であります。 1960年代に録音されたバーンスタインのマーラーは,21世紀の今,耳にすると,多少の古臭さを感じないではないが,ヨッフムのブルックナーには「手垢」は微塵も感じない。絶叫せずに全てを語り尽くした人類の遺産と言える。

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  • ★★★★☆ 

    温泉パパ  |  函館市  |  不明  |  2005年01月13日

     8番以外は,本全集がEMI盤を上回る。8番の演奏には,年季が必要ということか。

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  • ★★★★★ 

    ともかず  |  金沢市  |  不明  |  2004年03月04日

    はじめてクラシックというものを聞いたのは、今から20年前。それがヨッフム&ベルリン・フィルのNo.4。市販のテープで磨り減るほど夢中で何度も聞いたあの曲。そしてCDで再会。私の中でスケルツォの圧巻さはいまだ他の追随を許さない。美だけではない。彼の演奏には推進力というか、生命力が目に見えるほどかんじられる。何度聞いても鳥肌が立つ!

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  • ★★★★☆ 

    乱筆不治  |  不明  |  2003年07月15日

    曲によってムラがあるものの、全体的にはヨッフムらしい力強い演奏ですね。多少強引な部分もあるけどEMI盤よりオケはうまいので、悪くないです。

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