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バッハ(1685-1750)

CD 『フーガの技法』 エマーソン弦楽四重奏団

『フーガの技法』 エマーソン弦楽四重奏団

商品ユーザレビュー

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年07月12日

    面白い! スウィングしてる わたしが一番好きなバッハ演奏は20世紀最後の年 雨のライプツィヒ市役所前広場で夜を徹して敢行された「バッハ没後250年記念コンサート」世界から集まった様々な形態の音楽集団や個人が”バッハ”を歌い継ぐ(演り継ぐ)演奏会 ライプツィヒ市民は傘もささず立ったまま”バッハ”に酔いしれていた そして聴衆を笑顔で踊らせたのがジャック・ルーシェ・トリオだった これがバッハだ これが音楽だと識った グールドの名を出すまでもない わたしたちをバッハに巡り合わせてくれた演奏家は枚挙に遑がないが 皆一様に面白い 面白くない音楽は音楽じゃない バッハじゃない エマーソンQのコンビューター・ミュージックであるかのような均一性ある音像再現は不可欠だ こうでなくてはバッハは聞こえない わたしはあの簡素なスコアを見ながら全曲を聞いた 見事に再現している しかも弛まない 不鮮明にならない 全てのラインが生きた声になって歌っている これでこそバッハが愉しめるというものだ そして何より”今”エマーソンQはバッハに遭っている その喜びが溢れている だからもっと嬉しい 日常生活の中で聞き続けられるバッハがここにある  

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  • ★★★★★ 

    はな  |  東京  |  不明  |  2007年12月16日

    これは或る意味ショッキングなCDだ。バッハについては現在、古楽等当時の響きに帰還すべく運動が盛んだが、このCDはジャズ、ロック、ポピュラー、民俗音楽等と云ったジャンルを超えて燦然と輝く音楽をクリエートしている。もうここにはバッハと云うコンポーザすらなんの意味をしない領域に入っている。 まさにクラシックの枠すら超えたリアル・ミュージックだ。聴くのも怖ろしい時がある。実は音楽は実は怖ろしい魅惑で人に享楽を与えているのだ。

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  • ★★★★★ 

    ラジオデイズ  |  九島  |  不明  |  2006年10月08日

    レビューでも触れられているが、学者が主張するさまざまな説を、これ見よがしに可能な限り実現・再現している。ここまでなら学究的トレンド主義者は感涙モノだが、その中で「充分にレガートで演奏していいなら楽器思い切り鳴らしていいじゃん」とフーガの技法の立場を利用して好き放題している。だからアカデミズムと教養主義に傾く評論家に評判がすこぶる悪い。でも最もエマーソンらしい演奏。音のテクスチャの面白さを摘み食いする軽さを纏う、まさに「ちょいワル四重奏団」の本領発揮。

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  • ★★★★★ 

    バッハッハ  |  R66  |  不明  |  2005年08月14日

    多くの楽章に見られるアラ・ブレーヴェ記譜法で、この曲は快活なテンポが必要。ただ演奏は非常に難しくなる。多くのフーガでは声楽曲を規範としている見方もあり。充分にレガートで演奏する必要がある。バロック時代の語法様式の規範は放棄されていることで有名。上記の条件をエマーソンはすべて満たしている。全くすばらしい。最近は本当にいいものを理解できる人が少ない。

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  • ★★★★★ 

    ブラウンシュガー  |  日本  |  不明  |  2005年08月11日

    この録音を支持します。私は「フーガの技法」には、未完のフーガを補うために加えられた、668aが必要だと思います。CDではコーラルで紹介されてますが、正しくは「異形のフーガ、我ら苦しみの極にあるとき」で紹介されるべきでしょう。エマーソンはさすがですね。しかも最後に持ってきています。鍵盤楽器では曖昧になる声部交差を明確に聴かせてくれており、バッハの時代には弦楽四重奏の様式は無かったけれど、その意図の再現に弦楽四重奏版は最適だと私は考えてます。現代がバッハの魅力を掘り出す。素敵です。

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  • ★★★★★ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2005年05月12日

    バッハで最も大切なことはハーモニーの推移です。それができてから演奏様式に関しては語るべきです。評論家もピリオドごっこをやってないとすぐに駄目出しをしますが、彼らも古楽研究の上辺だけしか語りません。カザルスの無伴奏が何故高く評価されるのか考えてほしい。この録音は残響まで計算した、現代楽器でバッハを演奏した場合の最良の解答の一つです。エマーソンには彼らのスタイルがありますし、響きの作り方が面白く、この作品をピアノで弾く人にも是非聴いてもらいたい。古楽系の演奏ならクイケンQの録音を待ちましょう。

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  • ★★☆☆☆ 

    ぽこぺん  |  東京  |  不明  |  2005年01月05日

    声部ははっきりと聴きやすく、こういった対位法の曲としての体裁は保っているがヴィブラートがかかりすぎていて時代様式に合っていないという以前に少々違和感を覚える。

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