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バッハ(1685-1750)

CD 教会カンタータ大全集 ルーシンク(60CD)

教会カンタータ大全集 ルーシンク(60CD)

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  • ★★★☆☆ 

     |  愛知県  |  不明  |  2010年02月09日

    バッハが聖トーマス教会カントルに就任してから数年間で彼は相当な数のカンタータを作曲しました。そしてそれらを毎週日曜日の礼拝までに少年たちに訓練し、そして日曜礼拝で演奏が終わればまた6日後の演奏に向け訓練をして... 主要礼拝の場であるトーマス教会の演奏には生徒の中でも成績上位のものが演奏していたようですが、それでも週一回のペースであのレベルのカンタータを演奏するのは並大抵のことではなかったでしょう。 この録音は非常に短期間のうちに完成され、たしかに演奏レベルはコープマンやBCJに比べるとアマチュア的に聞こえてしまいます。しかしバッハが実際演奏していた音楽は、実はこのような演奏だったのではと、ふと考えてしまいます。特に合唱がアマチュア的ではありますがそれはそれで味があっていいですし、合唱が安定していないものも多いですが中にはなかなかの名演もあります。器楽やソロは比較的安定しているので名演も多く、BWV106『神の時』のように1パート1名による演奏も悪くないと思います。 ただ、この演奏だけでバッハのカンタータの魅力が十分に伝わるかと言われると、NOといわざるを得ないのも事実です。最近非常に廉価になってきた他の全集(コープマン、BCJ、ガーディナーなど)も是非聴かれることをお勧めします。

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