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ムソルグスキー(1839-1881)

CD ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」、他 ジュリーニ/シカゴ交響楽団

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」、他 ジュリーニ/シカゴ交響楽団

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  • ★★★☆☆ 

    いわごろう  |  東京都  |  不明  |  2011年07月06日

    清清しいプロムナードを経てまずは「小人」の絵だ。地底の不気味な様子をジュリーニはじっくりとグロテスクに描いてゆく。声高にならず落ち着いた雰囲気の演奏だ。静かなプロムナードの後は「古城」の絵だ。サックスの使用がラヴェルらしく鄙びた味をかもし出す。 チャーミングな「テュイルリーの庭」はもう少し元気の良さがあってもいいが、ジュリーニはあくまで渋い。逆に「牛車」は遅いテンポで重々しくやるものだが、さらっと流している。落ち着いた品のある演奏は「市場」でのおしゃべりでも同様でオーケストラの腕の見せ所とばかりに煽ったりはしない。細部まで行き届いた演奏で「カタコンブ」へなだれ込む様はジュリーニならではだ。( ̄ー ̄) 圧巻はラストの2曲だろう。今までのフラストレーションを炸裂させるかのようにシカゴ響が爆発する。「バーバ・ヤーガの小屋」でのずっしりとした重さはどうだろう。「キエフの大門」は壮麗な佇まいから3段階を経て盛り上がる曲だが、ピアノでは限界があるこの曲も、ラヴェルのオーケストレーションにかかれば豪華絢爛な大門に様変わりする。ジュリーニは息切れすることなく、次第に迫り来る大門をあますことなく表現している。力まかせでないためフォルテッシモにも余裕がある。

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  • ★★★☆☆ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年11月21日

    同じシカゴでもショルティとは全然印象の違う演奏。本当に同じオケなんだろうか? 解釈はジュリーニの生真面目が表に出た演奏で小職としてはもう少し「遊び」が欲しい。

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