トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブルックナー (1824-1896) > 交響曲第4番『ロマンティック』 クリストフ・エッシェンバッハ&パリ管弦楽団(2003)

ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第4番『ロマンティック』 クリストフ・エッシェンバッハ&パリ管弦楽団(2003)

交響曲第4番『ロマンティック』 クリストフ・エッシェンバッハ&パリ管弦楽団(2003)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:13件中1件から13件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年03月30日

    さて、みなさまのレビューを拝見しても誉めてるんだかけなしてるんだかよくわからないのが多いですな。ある種の「とまどい」を感じてらっしゃるのでしょうか。それなら私も同感です。ブルックナー演奏には、本家(?)ドイツで継承されてきた「様式」があるのかなあと勝手に思っております。叩き上げ的職人指揮者のブルックナーには共通点があって、「とにかくオーケストラをよく鳴らす」ということです。ベームやヴァントのフルパワー、コンヴィチュニーやヨッフムおじさんでも強烈、想い起せばフルトヴェングラーの演奏もかなりの「爆演」になっております。シャルクらの改訂も、これらの様式も、要はブルックナーの音楽は生半可には緊張を維持し聴衆の耳を引き付けられない、ということかなあと憶測いたします。そこから抜け出て独自のスタイルを求めた(あるいは楽譜通りに演奏する勇気を持った)のがチェリビダッケかな。このエッシェンバッハもそういう感じでしょう。第1楽章では、上記指揮者たちが豪快に鳴らすティンパニが相当抑えられ、弦と管による合奏のよう。そうした傾向は第4楽章でようやく変わり(さすがにここでティンパニを抑えたら弛緩する)、全曲のまとめに向かいますが、そこまでの間、迫力的な「物足りなさ」を覚える方がいても不思議はないな。いかにも近年のエッシェンバッハさんが聴かせるタイプの、一種茫洋とした世界であります。物足りないような、でもこれはこれで堪能できる(オケは美しい)、個性的な不思議演奏。ま、興味のある方には一聴をお勧めしましょう。ただ、過大な期待は禁物ですぜ。(-_-;)

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年02月06日

    あくまでも私見ですが、これぞブルックナー!と大声で叫びたい。4番の理想の形です。某誌だと、準推薦か無印だろうし、ブルックナー信者の方からはお叱りを受けると思いますが。盤歴40年で一番気に入った4番です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    kurokage  |  千葉県  |  不明  |  2011年01月04日

    通常は弾き飛ばしてしまう経過部分に徹底的にこだわったユニークな演奏。そのためテンポは遅くなり演奏時間も異様に長い。ブルックナーでこんなことをすると、重く間延びした音楽になりそうだが、オケの軽目で明るい音も幸いしてか、美しい歌に満ちた独自の魅力を獲得している。先入観に囚われずに聴くと、「なるほどそこはそう気分が変わってそう繋がるのか。」と改めて気付く点も多い。 録音は間接音中心で音量も低く、弱音部の綺麗さに焦点を合わせたこれまた独自のアプローチ。金管群の咆哮は頼りないが指揮者の意図には適っているのだろう。スタンダードとして常備するようなディスクではないが、聴き慣れた曲に新しい光を当てる一枚としてはお勧め。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  2010年01月14日

    これはいい。パリ管が正統派ブルックナーの響きを出している。ドイツの深い森林を思い浮かべる。これは名演である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    般若ちゃん  |  東京  |  不明  |  2008年06月23日

    複数日ライヴからのつぎはぎだと思うけど録音データが年・月までしか明記されてない。何日まで書くべき。第2楽章の中低音がブースト気味で汚く濁る。編集が粗い、っていうか下手。特に第4楽章最後の和音が明らかにつないである感じで不自然で興醒め。拍手と歓声が10秒しか入っていないのも不満。入れないなら入れない、入れるならもっと長く入れるべき。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    般若ちゃん  |  東京  |  不明  |  2008年06月21日

    まずチェリより遅い第1楽章に驚きました。全体としては中低音(内声部)が弱いので和声の構造が把握しにくく、響きがドーンと迫ってこないのですが、その反面非常にデリケートで美しい。ただ所々明らかに雑な編集が見られ残念。特に第4楽章最後の最後の和音は直前の音とのつながりが不自然で、あまりにも唐突です。拍手と歓声も中途半端に短いのでブラボーなのかブーイングなのか分からない(笑)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    グスタフ  |  東京  |  不明  |  2004年05月14日

    ブルックナーはもっと美しいはずだと思っていたもので快哉です。今までシューベルトの流れのなかでブルックナーをとらえた指揮者はいなかったのでは? 耽美的というよりはごくまっとうにとらえたブルックナー像といえるのでは。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    かばくん  |  とちぎ  |  不明  |  2004年05月05日

    これは買うまいと思っていたのだが、許氏にのせられた。しかし、のせられてとんでもないものをつかまされたとは思わなかった。ブルックナーはちょっと苦手なのだが、これは繰り返し聴いてしまう。正当はブルックナー・ファンはどういうかわからないが。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    エイトール  |  東京都  |  不明  |  2004年04月21日

    鳥の羽がスローモーションでゆっくりと舞い落ちるような、映像的なイメージをかき立てるオープニングから、シルキーな2楽章、色彩的な3楽章、そしてその全てが融合したフィナーレ。すべてにおいて角の取れた薫り高いこの演奏は、耽美的との表現がまさにふさわしい。この曲にはこうしたあり方があったのかと思わせられた。最高におすすめ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2004年04月19日

    すごく美しいです。改訂版などの研究もしているのでしょうか、滑らかで磨かれていて。威圧的なブルックナーに疲れていたのでとても楽しめました。このコンビには、第7とか第6をぜひ録音してほしいです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年04月19日

    驚くぐらいゆっくりとしたペースで始まるブルックナー。でも、演奏そのものは素晴らしいの一言。エッシェンバッハは間違いなく鬼才と呼ぶに相応しい存在となっている。オケもよく鳴っていて申し分無し。他の曲も聴きたくなった!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    anton  |  Tokyo  |  不明  |  2004年04月11日

    非常に美しく感動的な名演です。では、迫力がないかと言えば、鳴らすべきところは鳴らしている。テンポの割りに、遅さを感じさせないのは、音楽に推進力があるから。そして、パリ管からこのような響きを出したエッシェンバッハには脱帽。是非、全曲演奏して欲しい!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    okyakusan  |  tokyo  |  不明  |  2004年04月04日

    これだけゆったりと音楽に浸れる4番を初めて耳にしました。ライブでこれだけの感動を引き出すエッシェンバッハは只者ではありません。この指揮者とオケで全交響曲を聴きたいと強く思いました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:13件中1件から13件まで表示