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チャイコフスキー(1840-1893)

CD Sym.5: Abbado / Bpo +mussorgsky: Songs & Dances Of Death

Sym.5: Abbado / Bpo +mussorgsky: Songs & Dances Of Death

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年03月04日

    アバド指揮のチャイコフスキー交響曲は比較的明るくメロディを歌わせチャイコフスキーの西欧への憧れとマッチングした様にスラブ色が当然薄い趣向がある意味聴き処となっております。後期交響曲三曲については1970年代、1980年代、1990年代に各々オーケストラを替えて録っており交響曲第5番についてメモしますと、1970年LSO(演奏タイム@14’53A12’27B5’50C12’06)、1985年CSO(同@14’35A12’40B6’14C12’02)、1994年BPO(本盤ライブ演奏アバド当時61歳、同@14’55A13’04B5’51C12’06)となっており敢えてタイム特徴を申せば何れも前半二楽章が短め、後半二楽章がじっくり目の印象であります。本盤演奏の第1楽章、管楽器クラリネットの低い音域でのテーマからスタートし弦楽器が加わる頃にはBPOの引き締まった機動力が発揮されて行きます。第2楽章ホルンの出だしが何か懐かしい響きです、ティンパニーを伴ってのクライマックスでオーケストラの底力を見せますが弦管の落ち着いたバランスの取り方でのアバドの手腕の良さがここでも垣間見れます。 ワルツ第3楽章では旋律を上手く扱うものの後段テンポを落とし単調さを回避します。循環主題で始まる最終楽章はティンパニー連打からアレク゜ロ・ヴィヴァーチェに入って行くわけですが更に緩急・強弱等と巧みな弦フレーズを主体としたオーケストラBPOの機能美は素晴らしいです。有名なマーチは過度に重々しくならず最後〆への充実管楽器群の威力がダメ押しされます。ロシア色が薄くややBPOの力勝ちな演奏で逆にもう一押しやはりイタリア指揮者らしい処が欲しかったというのも私の贅沢な実感です。なお、他の収録曲ムソルグスキーの歌曲「死の歌と踊り」(A.コチェルガ(B)歌唱、4曲トータルタイム18’53)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年04月14日

    確かにこの5番は名演です。余り話題にならなかった様な気がしますが、すでに演奏しつくされたこの曲に新しい息吹と新鮮な心地よさ、爽やかな感動を呼び起こしてくれた演奏です。1994年の日本公演の時も名演でしたが、この演奏はヨーロッパでは《94年日本公演》としてDVD化されています。日本でも手に入るのでしょうか?

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