Second Street
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tasuke | 新潟県 | 不明 | 2013年05月10日
楽曲の出来は残念ながらそこそこ。米国中西部のローカル・バンド程度と思います。スワンプのようでもあり、ブルーズ・ロックのようでもあり中途半端なところへきて、ボーカルの魅力のなさには致命的なところがあります。コゾフの演奏スタイルに合っているとはとても思えません。 ポール・コゾフは、現役時代にコゾフ・カーク・テツ・ラビットの一作品を除き、ほとんど作曲に関与しませんでした。フリーの楽曲は、初期にかなりヘビーロックであったものの、徐々にひとつのスタイルに収斂していきます。1.シンプルなリズムパターンにロジャーズの歌 → 2.印象的なコーラス部分 → 3.コゾフのソロ というスタイルです。コゾフのソロは、どの曲でも確保されていたのです。彼の演奏は、フリーのセカンド・アルバムぐらいから、チョーキング、ビブラート、サステインを多用した独特のものになりました。速く弾くことは誰にでもできる、との考えから生み出されたものらしいのですが、その異様なギターは、すすり泣きにも叫びにも感じられ、熱烈なファンを獲得しました。 必然的にコゾフのギターは曲を選んでしまう性格を持っています。このアルバムでベスト・プレイは7. Just For You 、9. Leaves in the Wind あたり。メランコリックでミドル・テンポの曲でないと、彼のギターは生きてきません。コゾフ以外のメンバーがそれを判っていたのか、というと心もとない気がします。(ラビットだけは、コゾフに合わせる演奏をしております。)このアルバムで、コゾフの演奏には深いリヴァーブ処理がされていて、隣の部屋で演奏しているかのようなよそよそしさにつながっています。 わたしは、ポール・コゾフのプレイをミスも含めて大好きな人間なので、このアルバムにおいてもコゾフの演奏は素晴らしいと思います。…と申しますか、彼のギターでいい加減なものはひとつもありません。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハリアー黒 | 東京 | 不明 | 2004年05月05日
CD化されるのを待ち続けていた。KOSS最後の録音盤となった本作品。本当は7〜8点だが、「思い入れ」があるので9点。Selfish lover 永遠に!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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