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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

SACD 交響曲&管弦楽曲全集 エド・デ・ワールト&オランダ放送フィル(ハイブリッドSACD4枚組)

交響曲&管弦楽曲全集 エド・デ・ワールト&オランダ放送フィル(ハイブリッドSACD4枚組)

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    金山寺味噌  |  愛知県  |  不明  |  2015年04月26日

    2001年から2003年にかけて録音されたエド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団によるラフマニノフの交響曲・管弦楽曲全集。オランダ、ヒルフェルスムのオランダ放送フィルスタジオでのセッション収録。最近はこうした全集録音はライブ録音で済まされることが多いので、こうして時間をかけてセッション録音を行う姿勢は評価すべきであろう。まず特筆すべきは気持ちいいほどの音質の良さ。EXTONの録音技術の高さを知らしめるには十分すぎるほどの、非常にいい音である。SACDだから当然といえば当然なのだけれど、それでもそう言わずにはいられないほどの音質である。演奏内容も素晴らしい。甘ったるくならないように適切に抑えつつ、ラフマニノフの優美で感傷的な旋律を明朗で品良く表現している。それでいて力感も不足しておらず、中身もギュッと詰まっていて聴き応えあり。名オーケストラ・ビルダーとして有名なワールトの腕の冴えを堪能できる。改めて、SACDの威力には感心せざるを得ない。

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    トスカの微笑  |  北海道  |  不明  |  2013年05月29日

    オーケストラ・ビルダーとして名高いワールトによる録音である。これまでプレヴィンとアシュケナージの2番を愛聴してきたが、これらをはるかに上回る超名演である。そのあまりの美しさに酔いしれてしまった。情感豊かな弦楽器群は奥行きのある広がりをたっぷりと表現しているが決して溺れることなく、抑制された美を表現している。曲想も決してこってりしたロシア色ではなく、後期ロマン派の馥郁たる香りを味わえる。メランコリーではあるが、惑溺などしていないのだ。エレガントなロマンの香りである。強烈な香水の香りではなく、過ぎ去った思い出のほのかな香りである。2番をはじめとして他の曲も十分に時間をかけたリハーサルを繰り返し、完成度が極めて高く、出来不出来の差が全く感じられない。オランダのオーケストラは知名度が低くてもレベルはかなり高い。ワールトの手腕によるものであることは疑いの余地がない。またSACDであるために音場がかなり広く、弦楽器のトレモロなども精細で明晰な響きである。EXTONの中でも超優秀録音であって、大容量のスピーカーで聞けば、効果抜群である。

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  • ★★★★★ 

    ほちょぴ〜  |  大阪府  |  不明  |  2012年10月12日

    これはすばらしい演奏でした。細部まできちんと磨き上げられた演奏という感じです。エド・デ・ワールトがこんなすごい指揮者だとは、今まで知らなかったです。もちろん、第2番のベスト盤になりました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    コーヒーか紅茶か  |  東京都  |  不明  |  2012年03月23日

    演奏については、非常に好感のもてる演奏です。言葉の悪い意味でテキトーな所がなく、またオーケストラの響きも分厚いものではないので、明瞭な音楽に仕上がっています。その点ではラフマニノフの音楽に求めるものと違うものがあらわれていると評価される方もいるかもしれませんが。ですので、演奏については星5つ。 しかし、「海外流通盤」であるせいか、HMVの怠慢かは知りませんが、私に配送されてきたCDは、4枚すべの受光面に指紋がべたべたついた、今時中古CD店でも見つけるのが難しいのではないかと思われるものでした。セム革で汚れを落とせば再生には問題がなかったので、いちいち返品はしませんが、今後こういうことはないようにしていただきたい。明示されていないとはいえ、HMVは「新品」を商う店であるはずです。

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    フルシチョフ  |  東京都  |  不明  |  2011年12月21日

    おおよそ1年間隔での録音であるが、非常に良く練習したのではないかと推測します。3日程度練習して本番に臨むプロのオーケストラの公演より、1年練習して発表会に望むアマチュアオーケストラから感じられるような、ある種の完成度の高さを感じます。箱や解説書のつくり、録音の拘りからも、このセットが並々ならぬ意欲を持って制作されたものであることを感じ取ることが出来ます。 演奏は非ロシア勢ということもあり、今まで聴いてきた演奏とはちょっと印象が違うのも面白いところ。

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  • ★★★★★ 

    a lad insane  |  静岡県  |  不明  |  2011年10月31日

    死の島が凄い。冒頭の弦楽器の立体的な浮遊感、奥深さはまるで魔法のようだ。これはSACDでなければ絶対に聴けないだろう。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2011年10月30日

    『交響曲第二番に捧ぐ』 僕が貴女に初めてお会いしたのは、思春期の頃。僕は貴女に一目惚れした。その余りの美しさに、我を忘れてしまった程だ。その日から、貴女をよく知る方々が、代わる代わる、貴女の魅力を語ってくれた。プレヴィン氏は貴女の気品を、アシュケナージ氏は貴女の面白さを教えてくれた。スヴェトラーノフ氏は貴女の意外なほどの強さに気づかせてくれたし、ザンデルリング氏は貴女の懐の深さを伝えてくれた。勿論、マゼール氏やオーマンディ氏のように、貴女を素っ気ない人間のように言う人もいて、少し戸惑ったりもしましたが。出逢った日から、どれ程季節は廻っただろうか。けれど、貴女は不変の美しさを放っている。今夜、僕の元へデ・ワールト氏が訪れ、僕に、貴女の真の美しさを教えてくれると言う。それは、一本芯の通った、凛とした美しさだという。デ・ワールト氏のお陰で、貴女が実に細かいところまで神経が行き届いている人だということが分かった。そして、貴女は主要動機という名の曲がらぬ信念を持っていることも。ある時は控え目に、ある時は堂々と主張する。あの美しい第3楽章の、もっとも感情の高ぶるところでも、貴女はさりげなくポリシーを訴えかけていた。貴女は、あらゆる手段で、至るところに信念を滲ませていたのだ。今まで、そんな真実の叫びに気づかず、貴女の美貌に現を抜かしてしまっていた不甲斐なさに、今更ながら恥ずかしさを覚える。貴女の一途な想いに、もっと耳を傾けなくては。デ・ワールト氏との出逢いで、貴女への想いが“恋”から“愛”へと変わった。

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    もよ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年10月23日

    これを聴いて、ラフマニノフの曲(特に交響曲第二番)の全ての音にきちんと存在意義があることが良くわかりました。単に甘い香りのする曲だと思っていた私が間違っていました。 エド・デ・ワールトさん、ありがとう!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月20日

    これは名演揃いの素晴らしい全集だ。本盤には、ラフマニノフの交響曲全集のほか、交響的舞曲を含めた管弦楽曲のほぼすべてがおさめられており(合唱交響曲「鐘」はおさめられていない。)、これは、ロシア系の指揮者を除けば、ラフマニノフを十八番としているプレヴィン&ロンドン交響楽団によるほぼ完全な全集(1973〜1976年)以来の快挙とも言える。プレヴィン盤は現在でもなお高い評価を得ている名演と言えるが、本盤のエド・デ・ワールト&オランダ放送フィルの演奏も、それに肉薄する名演と高く評価したい。ラフマニノフの演奏と言えば、ロシア風の民族色を強調したあくの強い演奏(ロシア系の指揮者(例えば、スヴェトラーノフやゲルギエフなど)による演奏)や、かかるロシア風の民族色を洗い流した洗練の極みとも言える演奏(デュトワやラトル等による演奏)などが掲げられ、それぞれに優れた名演であると言えるが、エド・デ・ワールトによる本演奏は、プレヴィンによる演奏や、ロシア風の民族色を適度に強調しつつも洗練された味わいを付加したアシュケナージによる演奏などと同様に、その中間型にある名演と言えるのではないだろうか。エド・デ・ワールトは、各楽曲の曲想を精緻に、そして丁寧に描き出している。もちろん、スコアに記された音符の表層だけをなぞっただけの浅薄さにはいささかも陥っておらず、どこをとっても奥深い情感に満たされているのが素晴らしい。そして、ロシア風の民族色をやたら強調するというようなことは一切行っておらず、各楽曲にこめられたラフマニノフ特有のロシア風のメランコリックな抒情の歌い方もいささかも重々しくなることはないが、洗練の度が過ぎるということもない格調の高い中庸の美しさを誇っていると言えるところであり、その奥行きのあるロマンティシズムには、ある種の気品さえ感じさせられるほどだ。エド・デ・ワールトの確かな統率の下、オランダ放送フィルもその卓越したアンサンブルを駆使した見事な演奏を繰り広げており、特にこのオーケストラが有する北ヨーロッパのオーケストラならではの幾分くすんだいぶし銀の音色が、本演奏に適度の潤いと味わい深さを付加しているのを忘れてはならない。また、本全集が更に優れているのは、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音であると言える。これは、前述のプレヴィン盤などと比較しても大きなアドバンテージと言えるところであり、本全集の価値をさらに高めることに大きく貢献している点を忘れてはならない。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月22日

    これだけ曲が揃い、これだけの名録音で、これだけの演奏レベルの高さでこの価格。大好きな第2シンフォニーも愛聴盤の仲間入り。お気に入りのフィッシャー盤やゴレンシテイン盤と並び聴く回数が増えそうです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    ADAGIO  |  愛知県  |  不明  |  2011年02月14日

    「第2」はこれまでいくつかの愛聴盤があったので、この全集のお目当てはそれ以外の曲だったのですが、この「第2」には参りました。自然な情感に溢れたワールトの演奏と共に、SACDの音源がこれまでのCDとは次元を異にすることを十分認識できる素晴らしいものでした。全曲を通し、陶酔的な弦の音色をはじめ、甘美な香りに溢れた極上の音響に浸り酔いしれました。さて、他の曲ですが...この「第2」を聴いてしまうと、やはりもう一つ魅力に欠けると感じるのは、しかたがないことか...

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    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2011年01月19日

    録音もさることながら、有名なプレヴィンの全集をも凌駕する圧倒的な名演には驚嘆するばかりです。エド・デ・ワールトはオーケストラビルダーとしての傑出した面がよく取り沙汰されますが、その卓越した手腕はこの録音における異常なまでに精緻な統率力やオケの超絶技巧は交響曲第二番を聴けばよくわかるはずです。弦のトレモロが混濁せずにきちんと刻まれてしまうさまは驚愕の一言。そして重さも適度で聴き飽きしない程度にロマン的です。特に秀逸なのは交響曲第二番のフィナーレ、全く乱れない最早機械とも言うべき弦の統率!しかし爆発的な高揚感は捨てず、終結時のオケ、ティンパニの刻みがここまで清々しく終わる演奏は今まで聴いたことがありません。以前第二番はゲルギエフLSO盤を高く評価しましたが、それを遥かに超える名盤です。それ以外の交響曲も、プレヴィンではやや難渋な部分が残っていましたが、それが解消された好演です。「鐘」が入っていないのだけが残念ですが、この出来にはただただ凄いとしか言えません。

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    アキュマニア  |  東京都  |  不明  |  2010年12月30日

    オーケストラの再生をオーデイオ装置でそれなりの迫力とスケールで再生しようとしても、実際は物足りない録音のソフトが圧倒的に多い中、このディスクはその点一切の不満を感じない素晴らしい録音がなされている。演奏も聴いていて心地よく、ラフマニノフのシンフォニィがこれ程魅力溢れるものであることに気づかせてくれたことに感謝したい。特にテインパニーの迫力あるサウンドに音楽的にもオーデイオ的にも満足させられた。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Telarc1  |  Valrico, Florida  |  不明  |  2006年04月24日

    If you like Rachmaninov you will love these orchestral works recordings. I give them a ”A” Curt Keith

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