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ベルク(1885-1935)

CD 歌劇『ヴォツェック』全曲 ベーム&ウィーン国立歌劇場(2CD)

歌劇『ヴォツェック』全曲 ベーム&ウィーン国立歌劇場(2CD)

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    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2010年04月29日

    まず音質の素晴らしさに驚く。丁寧なリマスタリングが効を奏したのだろう。声はもちろん管弦楽のニュアンスも相当聴き分け可能で「ウィーンのベルク」の美を堪能できる(スカスカした音になっていないのが良い)。ウィーン国立オペラ再開時の音楽監督ベーム4公演の一つ。他の3公演〈フィデリオ(開幕公演)、ドン・ジョヴァンニ、影の無い女〉もこのレベルの音質で聴ければ・・・。4公演の選曲(もっとポピュラーな演目を求める向きも多かったろうが)と演奏レベルの高さに、ベームの意気込み、シュトラウスとベルグに対する強い「恩返し」の思い(作品普及への強い意志)を見る。幸い?当公演は大好評だったと伝えられる。ベルクの精緻な音楽を、理論のための音楽でなく、人間のドラマへ昇華させていく(作曲者の意図はまさにそこにあったのでは)ベームの姿勢は既に明確。ウィーン国立オペラでの演奏であるため、65年のDG盤に比べ、より、ベルクが古典派からの流れの末に位置するウィーンの音楽家と実感させる内容だ。歌手陣も豪華だが、大抜擢された若きベリー(25歳、ブーレーズ盤の歌唱はこの11年後)の体当たり的熱演に、まずは耳を傾けるべきだろう。ライブの熱気もあり、DG盤とは違った存在意義を持つ名演として一聴をお勧めしたい。

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  • ★★★★☆ 

    Stuemper  |  愛知県  |  不明  |  2009年05月16日

    ベームの使命感すら感じさせる作品への感情移入が強烈な印象を与える。ベリーの歌唱も説得力が高い(ただ、DGのセッション録音とどちらかといわれれば、DG盤には及ばないというのが率直な感想)。3幕のmolto cresc.はすさまじいもので、どうやって演奏しているのだろうと思わせるほど。

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  • ★★★★★ 

    Tama  |  Vancouver  |  不明  |  2008年10月01日

     素晴らしい演奏である。「ヴォッツエック」の数あるディスクの中でもこれだけ指揮者が燃え上がって、音楽がさきへさきへと流れて行くような演奏、ちょっと邪さが足りないけれど、歌唱と違ってオケには十分マリシャスな響きがあり、ヴォツエックへのベームの思い入れが感じられる。

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  • ★★★★★ 

    sidoze  |  London  |  不明  |  2005年03月05日

    An absolutely terrifying performance which is completely different and far more dramatic than Bohm’s later DG recording. Walter Berry’s Wozzeck develops in such a convincingly psychotic manner that I forgot this is a play and started to live it. Sound is very good for 1955. It’s an expensive set, no doubt, but worth every penny.

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