Santana

CD Caravanserai

Caravanserai

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  • ★★★★☆ 

    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  2016年05月03日

    …激しさと静けさの同居、みたいな… ソレが、この作品のキーワードなのかな…… …つい最近、コレまで全く聴く縁がなかったサンタナのアルバムを聴く縁が、 遂に巡って来たって感じで、 「Abraxas」 「Santana III -Legacy Edition」 「Corazon」 「Santana IV」 という新旧の4作品を聴いた流れで、 もう少しサンタナの作品を聴いてみようってことになり、 1972年の「Caravanserai」と 1976年の「Amigos」とを買って聴いてみることに… 何故この2作品を?っていう面では、 2年前に聴いた、 カルロス・サンタナにインタビューしているラジオ放送 がキッカケというか…NPRの音楽番組Alt.Latinoの 「In Music, Carlos Santana Seeks The Divine」 という放送回で、 「Caravanserai」の収録曲「Song Of The Wind」と 「Amigos」の収録曲「Gitano」 が紹介されていて印象に残っていたから、っていう部分と、 キューバ出身のラテンジャズ・パーカッション奏者の Armando Peraza(アルマンド・ペラーサ)に個人的に関心があって、 サンタナ結成時のメンバーではないけど、 「Caravanserai」の頃からサンタナに加入して、1990年頃まで、 サンタナのパーカッション奏者として活動していた、 ってこと、そして、 上述の放送で、カルロス・サンタナ本人が、 アルマンド・ペラーサとの曲、ってことで真っ先に思い浮かぶ曲は、 「Amigos」の収録曲「Gitano」(ヒタノ)だ、 と語っていたので… そんなこんなで、ここのサイトで、 「Caravanserai」と「Amigos」のCDを確認してみたら、 900円前後で買えるっていうセール中だったんで、じゃあ、この機会に、 ということで、注文し届いたんで、 実際に、「Caravanserai」(1972)の計10曲52分を聴いてみて… …最初の2曲は、ちょっと、聴く時の体調次第では、 睡魔に襲われちゃいそうな全体的に静かなトーンの曲だったけど、 そこから徐々に…という感じで、 序盤は静かなラテンジャズ調な要素が強かったところから、 3曲目辺りから、ロック色やファンクやR&B要素が強くなってくるんだけど… 5曲目の「Song of the Wind」は、それでもやはり、 ギターやパーカッションとかドラムとか個別の演奏を聴くと、 激しく演奏してるんだけど、全てが合わさると、 何故かどことなく、静けさも同居しているような…不思議な感じも、 個人的にはして、その辺が印象深いっちゃ印象深いな、 みたいな…で、 6曲目の「All The Love Of The Universe」も同様な感じで、 背後では、打楽器等が激しく打ち鳴らされてたりするものの、曲全体は、 スローな静けさが支配しているような…。 7曲目の「Future Primitive」は静けさから始まって、 中盤から後半にかけ打楽器系要素の激しさが増す…でも、やはり、 曲全体は、スローな何かが支配している、みたいな… でも、次…自分がこの「Caravanserai」を買ったお目当てである、 アルマンド・ペラーサが演奏で加わっている2曲、 先ず、「Stone Flower」 では、徐々に、静けさよりも激しさのほうが支配的に変わって、 そして「La Fuente Del Ritmo」 は、もう曲名が<リズムの泉>なだけあって、 激しいボンゴ等の打楽器が主導の最後まで全力疾走な感じの曲… そして最後の10曲目「Every Step Of The Way」 は、このアルバムの1曲目から9曲目までの流れをアレするかのように、 ゆっくりめに静かに始まって、曲の1/3が過ぎたところから、 ビートが激しくなりだして… 中盤からラストにかけて、全てが一気に大爆発する、 今までの静けさに支配されてたような鬱憤を一気にこのラストで晴らすぞ! 的にギターも打楽器系も激しく激しく激しく… でも、録音された曲の状態としては、激しい演奏は続いてるんだけど、 フェイドアウトして、消えていって終わる… みたいな… 結局、最後の最後まで、後半の楽曲で、激しさがある中でも、 何某かの形で、静けさみたいな何かが同居している、 といった印象を受けた楽曲群だったという感じなのかな… アルバム全体として…要は、やっぱ、 作品タイトルが「キャラバンサライ」なだけあって、 個別の要素に激しいアレコレがあったとしても、その背後には常に、 広大な砂漠の静けさ、みたいなモノが広がっている、 みたいな、そういうことなのかな… 個人的な印象としては、そんな感じかなぁ。 あと、 …「Abraxas」や「Santana III」と比べると、 少し、イージーリスニング的BGM曲、みたいな…そんな要素が、 多めだったのかな、という印象も受けたかな… まぁ、「Abraxas」や「Santana III」ではやってない、 また別の新しい組み合わせを試してみよう、みたいな追求の結果が、 こういう形になったのかな… 個人的には、今回、 1972年の「Caravanserai」と 1976年の「Amigos」とを買って聴いてみて、 どっちがより好きかと言われれば、「Amigos」のほうが、 好きかな、って感じなんだけど、 コレはコレで、興味深いかなっていうか、 繰り返し聴けば聴くほど、何かしらの発見があったり、 味わいを感じるタイプの楽曲なのかな… みたいな…なので、 今後も、折りに触れて、聴いて楽しめればいいかな、 とそんな感じです。

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  • ★★★★★ 

    キンちゃん  |  東京都  |  不明  |  2015年09月07日

    まさに奇跡の1枚! 凡百のジャズミュージシャンその他が何年っかかってもなし得ない世界をデビュー数年で完成させてしまった。これと不死蝶、ムーンフラワーがベストか? もちろんチェピート、ローリー、シェリーブらの力量を忘れてはならない。 クリムゾンの1st、zeppelinの2nd,yesのclose to the edge 、ラバーソウル、アビーロード……とならぶ 至宝の1枚 Carlos Santana 、彼も ジミヘンドリックスやレノンのように早逝すべきだったのか

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  • ★★★★★ 

    ホーぺ  |  兵庫県  |  不明  |  2015年06月26日

    オイラはこれが一番。最近のは興味ありまへん!

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  • ★★★★★ 

    jimmy平次  |  神奈川県  |  不明  |  2014年02月20日

    このアルバム一般的には余り人気は有りませんがルビコンさんの言う通り音楽的にも奇跡の一枚です。単にロックの枠に収まらず壮大な宇宙観を感じる大傑作。僕が神と崇めるマイルス・デイビスが共演を望みマイルスが死ぬまで深い絆で結ばれマイルスの遺体に金のネックレスをプレゼントしたのが偲ばれます。サンタナの真価はブラックマジックウーマンや哀愁のヨーロッパではなくこのアルバムなんです。最近のサンタナは自分のレーベルから良いアルバム出してますね。

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  • ★★★★★ 

    ルビコン  |  千葉県  |  不明  |  2010年10月29日

    亡くなった今野雄二さんがアナログ日本盤にライナーを書いていたのが懐かしい。その文章に有ったように、発売当時、クリムゾンとウエザー・リポートとサンタナは別々の地図を頼りに同一の地平を目指していたと思う。其所はマイルスやコルトレーン、そしてストラビンスキーの埋めた財宝の在処だったのかも知れない。ラテン民族のぶっ飛び方は「百年の孤独」だけでは無い。数少ないロックの奇跡。

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  • ★★★★★ 

    マンタナ  |  鹿児島県  |  不明  |  2010年06月26日

    全作の「V」がラテンフレイバーたっぷりの超情熱的なアルバムだっただけに、アルバム冒頭の静かな虫の声から広大な草原を連想させるサックスのメロディ、そしてウッドベースのリフへと進行していくクールな展開に非常に驚いた記憶がある。  しかし、全体的にはサンタナらしさが決して無くなった訳ではなく、今までの情熱一本槍だったロックが、音楽に精神的な深みが加わり、プログレッシブでイマジネーションをかき立てるトータルな作品へと昇華したもので、今、振り返ってみても、完成度という点でサンタナの最高傑作だと思う。  この後、マクラフリンと共演するようになってから、どうも中途半端で面白くなくなった。

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  • ★☆☆☆☆ 

    6silver  |  東京都  |  不明  |  2010年02月25日

    これはイカンでしょう。サンターナではない。 高校だか大学時に発売と同時に買いましたが、 1回しか針落とさなかった(死語ですね、笑)。 ジャケットはいいんだけどね。当然、CDは買いません。

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  • ★★★★☆ 

    タカヒロ  |  不明  |  2009年07月17日

    素人による作品評価というのは個人的嗜好は当然の事ながら、適当というか…いい加減な先入観からくるアーティストへの過度な期待度とのギャップによっても大きく左右されるものだと思う。その事を踏まえた上で敢えて言わせて貰えば…作品が細かく計算され、複雑なパズルの組み合わせのように無駄なく作られた本作は素晴らしい作品に違いないが、病みつきになる中毒性は感じない。粗削りながらもシャーマニスティックな狂想を駆り立てる1st〜2ndの頃の様な妖艶な響きは失われてしまった…

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  • ★★★★★ 

    レオブルー  |  東京都  |  不明  |  2009年07月07日

     買ってきて聴いて 暫くしてからバンドの空中分解を予感しました。煮詰まったスピリットの途中に 風の歌。もはやこれを中心にメンバーの技量もフィールも整合していない。飽和状態のアラベスク。サンタナを超えてつ走りまっくた時代のその後は始まっていた。 

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  • ☆☆☆☆☆ 

    DEADWING  |  AUSTRALIA  |  不明  |  2009年05月01日

    If you do not have original vinyl, this is the only way to hear this seminal, towering triumph of an album. Such inspiration, married to a dedicated band of open minded musicians. It is emotional, heartfelt, and timeless.

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  • ★★★★★ 

    朝も紅茶・  |  神奈川  |  不明  |  2008年12月05日

    この頃のサンタナの作品は、スピリチアルなので、聴く時々の自分の内面の変わり様でも聴こえ方が変わってくるので・・・何度でもいつ聴いても面白く思う。クラプトン、J・ベック、M・シェンカー、ウリ・J・ロート、D・オールマン、ライ・クーダー・・・サンタナってどこかにいそうで居ない・・・ギタリスト。やっぱこの方も神だわっ・・・。

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  • ★★★★★ 

    朝も紅茶・  |  神奈川  |  不明  |  2008年12月05日

    この頃のサンタナの作品は、スピリチアルなので、聴く時々の自分の内面の変わり様でも聴こえ方が変わってくるので・・・何度でもいつ聴いても面白く思う。クラプトン、J・ベック、M・シェンカー、ウリ・J・ロート、D・オールマン、ライ・クーダー・・・サンタナってどこかにいそうで居ない・・・ギタリスト。やっぱこの方も神だわっ・・・。

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  • ★★★★★ 

    佐倉屋  |  長野県  |  不明  |  2007年07月15日

    1972年、世界中の音楽ファンがレコードに針を落とした瞬間、衝撃を受けた、紛れも無いRocklegend このアルバムについては多くのことが語られてきたが、これから先もおそらく永遠に語り継がれていくであろう作品。 すべての音楽ファンは聞くべし

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  • ★★★★★ 

    yontana  |  臍  |  不明  |  2007年07月09日

    ???もしも隣の部屋からZEPが漏れて来たら「あッ、ハードロック野郎だ」とちょっと笑いたくなるし、THE BEATLESだとしたら「典型的ポップマニアだ」とやや気恥ずかしくなる。ラテン・ロックへの偏見があるのでは?甘美なのは確かだが、みごとなまでにプロフェッショナルなサウンドで甘ったるさの微塵もない。

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  • ★★★★☆ 

    カムサハムニダ  |  プサン港  |  不明  |  2007年06月15日

    甘っ。極上の音楽。けど、隣の部屋から聞こえてきたら、ハズカシイ。故に、自分に酔いたい人、サンタナ髭のあなた、野口五郎似のあなた、必聴。

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