ピアノ協奏曲第2番、第7番、第8番 ハワード・シェリー、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
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すぎちょびれ | 愛媛県 | 不明 | 2009年06月20日
ベートーヴェンがライバルと見なしていたという名ピアニストで作曲家の珍しい作品3曲。後期古典派から初期ロマン派のスタイルです。その作風は当時「クレメンティほどドラマチックでなく、ドゥセックほど華美でない」と評された抑制された表現と、ピアニスト・コンポーザーらしからぬ緻密な音楽書法という特徴を持っているということですが、この3曲にはそれがたいへん良く現れているように思います。 盛り上がりや派手さには欠けますが、少しセンチメンタルで美しいメロディと、華やかなパッセージでも決して人を驚かせたり圧倒したりすることのない上品さで、清清しい気分になります。中でもスペイン風(?)の8番はユニーク。 演奏は曲の特徴を良くとらえ、決して羽目をはずさない美しいもので、スタインウェイの透明な音色も意外に曲調に合っています。ピリオド楽器でも聴いてみたいですね。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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