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モーツァルト(1756-1791)

DVD Die Entfuhrung Aus Dem Serail: Bohm / Bavarian State Opera O Gruberova

Die Entfuhrung Aus Dem Serail: Bohm / Bavarian State Opera O Gruberova

商品ユーザレビュー

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    HQ  |  愛知県  |  不明  |  2017年03月05日

    現代では「荒唐無稽の筋書き」かもしれません。後半に女性の貞操を重んじている場面あり、ストレートすぎるように感じました。 古いオペラでは、程度時代背景と地域に対する理解が必要だと思います。17世紀を想像すれば、筋書きも理解できるのではないでしょうか。 大筋を記載しておきます。詳細はDVDでお楽しみください。 海賊に襲われ奴隷として売買されてしまったコンスタンツェとその従者を許婚ベルモンテが救い出そうとする話である。 ベルモンテはコンスタンツェらが保護されている宮殿からの救出を試みるが、見つかってしまい、捕らえられてしまう。 宮殿の主セリムは、ベルモンテの父を敵とする相手であることが判明する。彼らの運命は絶対絶命となる。 コンスタンツェとベルモンテ、二人の愛は変わらない、セリムの心は「悪い仕打ちには善をもって報いるものだ」という方向に動き、慈悲を持って彼らを無事に開放する。というものです。 登場人物同士の掛け合いの場面もいくつかあり、見所がたくさんあります。 愛を得ようとするセリムとそれを拒むコンスタンツェのやり取り、 オスミン(宮殿の警護役)のベルモンテとぺドリデル(ベルモンテの従僕)への仕打ちの厳しさ、 言い寄るオスミンとそれを拒否するブロンデイ(コンスタンツェの侍女)とのやり取り等がそれである。   また、場面の切り替わりがスピーディで軽快である。 話の展開も簡単なものなので、解りやすいと思います。 さて、カールベームの指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団演奏はすばらしいです。歌手陣の演技も申し分のないものとなっています。 本オペラ上映の特徴は、国立劇場の舞台装置や衣装の質を損なわないようにして、テレビ中継も考慮した演出やカメラワークになっているとのことです。画面も明るく見やすいものでした。 DVD一枚にまとめられていることも扱いやすいと思います。 以上、『後宮からの逃走』全曲、ユニバーサル ミュージック No:UCBG9114 2015年11月4日発売について記しておきます。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月30日

    ベームの最晩年の当収録、巨匠の指揮ぶりが懐かしく嬉しい。当然、正攻法の文句なしの『後宮』です。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  2011年05月30日

    最晩年のベームやスター歌手のグルベローヴァが何度もリハーサルを重ねたとも思えないのにこの完成度の高さはいったいどこから得られるのでしょうか。カラヤンと違って一見したところなんの工夫もなさそうなベームの棒の動きのどこにこんな素晴らしい音楽を引き出す力があるのでしょうか。これから先、彼らのような感動を与えてくれる演奏家が出現するのだろうか、あったとしても奇抜な演出で台無しに(もちろん、個々人の好みの問題ですけどね)されてしまいそうで、却って寂しい思いになるくらいです。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    オペラかじり虫  |  兵庫県  |  不明  |  2009年11月02日

    この「友愛」オペラの理想的な記録映像です。ベームも快調、歌手たちもお見事。中ではグルベローヴァが最高。来日公演の時もこんな歌唱だったのか?記憶の蜃気楼です。ご贔屓レリ・グリストもステキ。これでオスミンのタルヴェラに、ホンの少し愛敬があれば、言うことなし。それにしても、こんな国宝オペラのある国が、ナチスを生んだとは! 

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2009年08月29日

    ベームが登場するだけでブラヴォーの連呼。晩年様式の良い所が出た演奏で序曲から快調。老ベームは若い主役の青春ドラマを包み込むように情愛あふれる音楽を奏で、特に(ルートヴィヒ、リザネクの次の)ベーム第三の娘グルベローヴァの「どんな責苦も」は歌唱は勿論、ベームの伴奏の素晴しさに感動を禁じえない。両者にとっても至福の時だったのではないか。CD(73年DG)も傑出した名演だが、グルベローヴァ、グリストに抱えられ、大歓声に会心の笑みで老巨匠が応えるこの演奏を第一としたい。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2009年07月31日

    ベームが登場するだけでブラヴォーの連呼。晩年様式の良い所が出た演奏で序曲から快調。老ベームは若い主役の青春ドラマを包み込むように情愛あふれる音楽を奏で、特に(ルートヴィヒ、リザネクの次の)ベーム第三の娘グルベローヴァの「どんな責苦も」は歌唱は勿論、ベームの伴奏の素晴しさに感動を禁じえない。両者にとっても至福の時だったのではないか。CD(73年DG)も傑出した名演だが、グルベローヴァ、グリストに抱えられ、大歓声に会心の笑みで老巨匠が応えるこの演奏を第一としたい。

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  • ★★★★★ 

    Liebes Musik  |  Japan  |  不明  |  2008年07月11日

    ベーム最晩年の1980年の演奏だが実に素晴らしい演奏だ! やや遅めのテンポながら音楽が実によく流れる。そして最晩年のベームらしく音楽の内容が実に深い。全ての音に意味がある。時に現実を超越したかのような呼吸の深さを感じさせるテンポをとるが、これは現在では誰も真似出来ないものとなっている。歌手は若き日のグルベローヴァ(S)が素晴らしいコンスタンツェを歌っている。タルヴェラ(Bs)のオスミンも素晴らしい。アライサ(T)のベルモンテが今一つなのが惜しい。 最晩年のベームの至高の芸術を味わえる最高に素晴らしい演奏だ!

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  • ★★★★☆ 

    Yuji  |  West New York, NJ  |  不明  |  2007年05月29日

    最適のテンポと躍動感を示すベームの指揮は素晴らしい。但し歌手とのアンサンブルに一部難があり、最晩年になって彼の指揮もドライブが弱くなったことは事実。でも最盛期のグルベローヴァを始めとして、これら歌手の充実した歌唱を、もし実演で聴いていたら大きな感銘を受けていただろう。その意味で映像の価値を含め記念碑的な名盤である。

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  • ★★★★★ 

    Liebes Musik  |  aomori  |  不明  |  2007年04月20日

    ベーム最晩年の1980年の演奏だが実に素晴らしい演奏だ。やや遅めのテンポながら音楽が実によく流れる。そして最晩年のベームらしく音楽が深い。時に現実を超越したかのような呼吸の深さを感じさせるテンポをとるが、これは現在では誰も真似出来ないものになっている。歌手は若き日のグルベローヴァ(S)が素晴らしいコンスタンツェを歌っている。タルヴェラ(Bs)のオスミンも素晴らしい。アライサ(T)のベルモンテが今一つなのが惜しい。 最晩年のベームの至高の芸術を味わえる素晴らしい演奏なので多くの人に聴いてもらいたいと思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    スワローズ命  |  静岡  |  不明  |  2007年02月07日

    数ある「後宮」のビデオの中で、これが最高傑作。 30代半ばのグルベローヴァに、30歳のアライサだからね。 ベームは最晩年といことで、椅子に腰掛けての指揮姿も仕方ないでしょう。 若いキャストが、存分にこの作品の魅力を伝えてる。 当時の映像としては、最高の画質。この数年前、ベームの来日コンサートの映像が最近出て話題になったが、あの映像は本当に酷い・・・。

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    dabchick  |  滋賀県  |  不明  |  2006年02月26日

    演奏はミュンヘンとライプツイヒの違いがあるがベームの指揮での双璧といえば73年とこの80年のものであろう。シュライヤーとアライサ、モルとタラベラといった組み合わせも豪華だが、レリ・グリスト(ブロントヒエン)を使ってのオジェーとグルベローバーのコンスタンツエはなんとも絶品の一語に尽きる。ベームも翌81年の死を予感してか静謐の集中を結晶しきっている。

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  • ★★★★★ 

    S,A  |  東京  |  不明  |  2006年02月16日

    「後宮」に緊迫感と上品さを求める人には必見。単なる楽しさを求める人はやめた方が良いでしょうね。ベームの厳格なまでにきちっとした演奏が実に素晴らしい! 

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    フランキスト  |  アメリカ  |  不明  |  2005年06月23日

    リズムに硬直化が見られる箇所があるが、やはり巨匠の指揮。音が暖かい。同年の来日時よりも体調が良かったのだろう。グルベローヴァの例の大アリアでは、煌めくような歌だけでなく、伴奏の見事さにも耳を奪われる。彼女の印象が圧倒的だが、アライザ、オルトも良い。グリストは60年代中頃の声を失って久しく、演技でうまくカバーしている。タルヴェラの歌の不正確さだけはいただけない。演出はロココ趣味でモーツアルトの音楽を邪魔していないのが良い。

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