Different Trains, Electric Counterpoint: Kronos Q Pat Metheny
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とある白いうさぎ | 所在地 | 不明 | 2012年01月14日
S.ライヒの代表盤のひとつだろうか。 録音した音声と弦楽四重奏の奏でる音楽、Different trains。 着想は子供時代にさかのぼると言う。 子供の頃、両親の離婚によりニュー・ヨークとロス・アンジェルスの間を列車で行き来するはめになった彼は、同じ時代(1939-42)、ユダヤ人として「別の」大陸にいたならば、まったく「別の」列車に乗っていたのではと思いをめぐらす。 彼一流のミニマルの手法とテーマが素敵に融合しているように思える。 ミニマルの漸次的に変化する音楽はどこか機械的な印象を与えるようで、否応なく目的地に連れて行ってしまう列車の印象に不思議と重なる思いがする。 手法としても主題としても、20世紀後半を代表するに遜色ない曲なんではなかろうか。 クロノス四重奏の演奏も素敵な演奏をしている。 カップリングのElectric counterpointは、多重録音による演奏。 主題は特に無いようで、パット・メセニーの名技とライヒの優れた発想を聴くことができる。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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じぇい | 岡山県 | 不明 | 2006年03月29日
かたや文明が戦争を通過して行く様を弦楽4重奏でドラマティックに描き、かたや徹底した引き算と、全く性格の違う2曲ですけど、実際、テクノなどの精神的な始祖だけあってどちらも近いものがありますね。それでいて、とっつきやすいですし。名盤と言われるのにも納得です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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