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チャイコフスキー(1840-1893)

CD チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 他 デミジェンコ(p)/ラザレフ/BBC

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 他 デミジェンコ(p)/ラザレフ/BBC

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    盤鬼hmv13  |  福岡県  |  不明  |  2013年12月25日

    最新盤の録音品質については定かでないが、今までの体験上Hyperion社のサウンドポリシーには余り好感を持っていなかった。透き通るような音の美しさは大いに認めるものの、やや線が細く冷たく聴こえるからだ。器楽曲・声楽曲(合唱)など皆そうだった。再生機器の相性と云うより好みの問題とは思うが…。と云う訳で、高評価が並んでいるとはいえ期待半分で聴いた。最初の出だしで「あぁ、やっぱりねぇ〜!」って感じ、やはり同じ傾向だった。ピアノが好演し、オケも立派に下支えしてるってのに…。体感上量感を与える帯域の音が薄過ぎる。スタインウェイのボディーの鳴りが十全に再現されているとは言い難い。さらに、響きの芳しくないR.F.ホールでの収録という制約の中では上出来の部類とはいえ、まだまだ空気感の補足に今一歩の感が有る。実演では、結構ステージから離れていてもエナジーは思いの外減衰せずに伝わってくるものだ。クレジットによると2日間での収録のようだが、Scriabinのピアノの方がやや近めに感ぜられるのが面白い。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2013年03月10日

    チャイコフスキーのピアノ協奏曲で最初に浮かぶのが当盤です。デミジェンコの素晴らしい技巧と繊細な抒情性の表出、名匠ラザレフの単なる伴奏の域を越えた表現力の豊かさ、名演の名にふさわしいと言えましょう。併録のスクリャービンの協奏曲はメロディアスな佳曲。こちらも本作品のベスト・パフォーマンスではないでしょうか。輸入盤均一セールでびっくりするような価格になっていました。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  2009年05月04日

    触れたら壊れてしまいそうなほどの繊細さと、後期の作品に一脈通ずる官能美が同居した、スクリャービンの協奏曲。まるで伏し目の美しいたおやかな少女のようなこの作品で、デミジェンコは多彩な音色や緩急自在なテンポを用いて魅力溢れる演奏をしている。ラザレフの指揮も濃密な表情をもっており、まだスクリャービンがラフマニノフと覇を競っていた頃のロマンティシズムの息遣いを顕にしている。第2楽章の、消え入らんばかりのデリケートな表現は筆舌に尽くし難い。第3楽章では金管の副旋律も生き生きと響いてくる。チャイコフスキーも勿論素晴らしく、こちらはスクリャービンとは違ってダイナミックな質感を押し出した演奏である。音質もよく、特に録音に恵まれないスクリャービンは“隠れ名盤”の域に達している。因みに、個人的に

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  • ★★★★★ 

    kaemscian  |  神奈川県相模原市  |  不明  |  2006年03月23日

    このディスクは,チャイコも良いが録音の少ないスクリャービンのコンチェルトの名演ゆえにお勧めです。最近ではウゴルスキ+ブーレーズ盤も良い演奏でしたが,こちらが私のfirst choiceになりました。濃密にロマンティックでありながら細部まで読みの行き届いた明晰な演奏で,オケ(ラザレフは良い指揮者!)とピアノの連携が淀みなく,また両者の相乗効果が最大限に発揮されています。第二楽章の美しさと言ったら! この曲のファン(そんな人あまりいないか?)はもちろん,ピアノコンチェルト好きの人は是非!!!!

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  • ★★★★★ 

    ころん太  |  千葉県  |  不明  |  2004年11月25日

    このアルバムのチャイコフスキーでデミジェンコの超絶技巧を堪能した後、スクリャービンでは音楽性の豊かさで聞き手の耳をくすぐってくれる。 特にいえるのは、クリアーで濁ることのないピアノの響き、うるさくならない「フォルテ」と、繊細この上ない「ピアノ(弱音)」。 チャイコフスキー作品と対照的に、ケレン味のほとんどない作品にもかかわらず、デミジェンコはたった一人でオーケストラを完全に食ってしまっている。 ピアノって、「ピアノ」が美しいからピアノって呼ばれるんだな、ということを実感させてくれる一枚。

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