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スメタナ(1824-1884)

CD 『わが祖国』全曲 マレク・シュトリンツル&ムジカ・フロレア

『わが祖国』全曲 マレク・シュトリンツル&ムジカ・フロレア

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    Bluebell  |  埼玉県  |  不明  |  2025年02月09日

    2025年2月9日現在、HMVでは発売前だが、別のサイトで手に入れたのでレビューします。輸入元情報によると、メトロノームに忠実な演奏に疑問を呈し、クレッシェンドではテンポを上げ、ディミヌエンドではテンポを落とす、当時の演奏様式に従って演奏したとのこと。ピリオド楽器オーケストラだし、ロマン派の濃厚な表現の、スメタナが聞いたであろう当時の演奏が聴ける!と期待を大にして聴いた。しかし…、たしかに事前情報通りの演奏である。テンポの上げ下げも頻繁なのだが、それが音楽の流れに合っていないというか、曲が盛り上がって疾走して欲しいところでテンポが下がったり、やけに細かいところでテンポが上がったり、本当に指揮者が納得した上でのテンポ設定なのか疑問が残る。たとえば、モルダウの「婚礼の踊り」のメロディの、入りの度にテンポが落ちるが、舞曲ではあり得ないであろう。あれでは踊れない。もしかしたら、機械的にクレッシェンドだからテンポを上げ、ディミヌエンドだからテンポを下げているのかも。もしそうなら、方向性は真逆だが、メトロノームに忠実に演奏したものと演奏の考え方は同じで、かつての音楽学者が幅を利かせていた頃のつまらない演奏群となんら変わりはない。少なくとも自分には、この演奏を聴いて熱い思いに駆られることはなかった。他の演奏では割りとそうなるのであるが。けなすレビューになってしまったが、自分とは表現が合わなかっただけかもしれない。オケの実力は高い。アンサンブル精度も高く、表現も意欲的、軽いポルタメントがかかる演奏も悪くない。録音も良い。似たタイプの演奏がない唯一無二のものであるだけに、気に入った人にはハマるかもしれない。

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