【中古:盤質A】 三重協奏曲 リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチ、カラヤン&ベルリン・フィル
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2024年11月05日
カラヤン敬遠の私だがこの演奏は良いと思っている。カプソン盤や最近聴いたクーレン盤等を聴いた後、たまにこのCDを聴くとカラヤンの伴奏、3人のすごさをあらためて感心する。正直言って音楽が大きく感じる。そんな優れた演奏だと思う。私がクラッシク音楽にハマった曲の1つでもある。確かオボーリン、クヌシェヴィツキーなどのソ連の古い演奏だった。50年以上前の思い出です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カニさん | 兵庫県 | 不明 | 2018年01月04日
リヒテルは、「カラヤンとの共演を、最悪の思い出」だと、語っている。確かに、このリマスター版を聞くとそう思う。リマスター版以前のCDでは、楽譜どうりロストロポーヴィチのチェロが目立っていました。でも、このCDでは、オイストラフのヴァイオリンに、カラヤンとベルリン・フィルが、必死についています。しかも、3人(オイストラフ・リヒテル・ロストロポーヴィチ)は、リテイクを、申し込んだが、カラヤンは、拒否した。そのくせ、このCDでは、3人ぬきで、カラヤンがベルリン・フィルと演奏して、編集している。だから、1959年に録音しているのに、発売は、約3年後の1971年である。しかも、オイストラフは、カラヤンの要求どうりハイ・テンポで、演奏している。(もともとは、リヒテル・オイストラフ・ロストロポーヴィチの言うじっくりとした演奏)、そして、それ以上にリヒテルの演奏技術が凄い。たまに、遅れる瞬間がありますが、演奏全体を支えているのは、カラヤン指揮のベルリン・フィルでなくて、リヒテルのピアノの演奏だと、このCDでは、ハッキリと分かります。このCDは、良く出来ている。しかしながら、やっぱり、全盛期のリヒテルは、凄い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TANNOYKEN | 三重県 | 不明 | 2015年12月25日
録音時3人のソリストは再録音を提案しましたが、カラヤンは時間が無いと言って再録音を認めませんでした。アンサンブルに難が有ると感じます。それに比較してフリッチャイ盤は音楽が活き活きしています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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デューク東 | 東京都 | 不明 | 2015年10月15日
リヒテルは語る、の著書や自伝映画で語っていますが、確かに三者の間で諍いがあったようです。演奏についての自己評価もかなり低いものでした(最もリヒテルの自己評価は大概低いですが…)。ただ前項の方の話とは異なり、カラヤンの求めるテンポに対し、早いテンポを主張したオイストラフとリヒテル、が正しいようです。結局カラヤンに押し切られ演奏したそうですが、リヒテル曰く参加しなければ良かったほど出来映えには後悔したそうです。 因みにリヒテルはその時のロストロポーヴィチの様子も語っていますが、彼はいつもそうなのだが…呆れた感じで語っています。 けれど私は批評家がなんと言おうと、本人がなんと言おうと、この演奏が好きです。 リヒテル、オイストラフ、カラヤンの大ファンである私にとって奇跡の競演であり、三者がそこにいて演奏したことが嬉しくてたまりません。 演奏の迫力としてはソリストは同じ三者でカラヤンではなく、ロジェストヴェンスキーが振ったモスクワライブの方が良いかもしれませんね。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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酒樽ファルスタッフ | 神奈川県 | 不明 | 2014年07月14日
これだけの巨匠 スーパースターを揃えての録音であるが出来栄えは冴えない。 味もコクも無し。作品自体は巷間指摘されるほどの<駄作>ではないと思うが。 以前読んだ本のなかでこの時のセッションの様子が紹介されていたが(ウォルター レッゲ若しくはジョン・カルショーの著書であったと思うが)リヒテルとオイスト ラフの間でテンポ、アクセントの扱いなどで意見の違いが生じかなり激しいやり とりが交わされ、カラヤンは早々と匙を投げた反応、ロストロポーヴィチが何とか 三者をとりなしたという。 要するにやっつけ仕事になってしまった、というのが私見。 尚、無責任・・のそしりを被りたくないので上記逸話の出典は後日明らかに します。 振るって反応、反論をお待ちしてます。 盛暑の候Classic CD御愛好の諸氏どうかご自愛のほど。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Erdinger | 神奈川県 | 不明 | 2011年11月19日
ベートーヴェン生誕200年に際して実現した「夢の顔合わせ」による録音(1969年)。指揮者、ソリストの顔ぶれもさることながら、曲の魅力を初めて世に知らしめたことでも重要な意味を持つ演奏・録音だった。この演奏によって三重協奏曲作品56(「英雄」のすぐ次の作品番号)の存在を知った人も多かったのではないか。(かく言う私もその一人。)当然のことながら、各国でプレスされ、その後長くカタログに載っていたLPだから、国ごとに、あるいは時期ごとに、カッティング、プレスによる音の違いがあるが、総じて、1970年前後以降のEMI録音は、響きはフワッと豊かだが、低音域はどこか茫漠とした感が拭えず、ヴァイオリンやトランペットはキラキラ輝かしいが、時として電気楽器のような音色が聞こえて馴染めなかった。CD化されても状況は変わらなかったと思う。ところが、今回のLPは、各楽器の輪郭線が明確になって全体が引き締まり、立体感が出て来ると共に、低音域も芯がしっかりして生々しく、重心がぐっと下がって地に足がしっかりついた響きになっている。コントラバスの音程もはっきりわかる。写真で言うなら、ネガ・フィルムではなくて、ポジ・フィルムからのダイレクト・プリントのように鮮鋭度が上がり、くっきりと見通しが良くなった。(デジカメ世代には通じぬ表現で失礼。)また、レコード盤自体も高品質で、材料、プレス共に昔日の比ではない。かつて録音直後に出た英EMI、米Angel、独Electrola、仏Pathé、日Victor(確かレーベル名は「新世界」)等、どの国のプレスよりも、録音テープに記録された本来の音を再現しているのではないか。やはりLP時代の録音は値が張ってもLPで聴きたい!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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