コーダンテ  |  埼玉県  |  不明  |  2009年12月12日

音色の美しさは、前の方のレビューどおり。ただただうっとり聞き惚れるのみ。 何度聴いても飽きが来ないのはアルビノーニの作品7の6、そしてG.サンマルティーニの協奏曲。 正直後者はこのディスクを聴くまで作曲家の名前すら知らなかったのだが、第1楽章のラルゴは、息の長いフレーズがひたすら美しい絶品。あまりディスクを見かけない作曲家だけに、貴重な録音だと思います。多くの人に知って欲しい曲。

 

Portia  |  東京都  |  不明  |  2006年05月06日

CDの帯に書かれた「天国的に美しい」という謳い文句は，決して大げさじゃないです。オーボエは好きでいろいろ聴いてきましたけど，音色の美しさではシェレンベルガーが最高かもしれません。イタリア合奏団の清らかな響きも素晴らしい。欲を言えば，この顔合わせで，アルビノーニのOp.9-2やヴィヴァルディの「ト短調 RV460」を聴きたかったです。ちなみに，あのホリガーもイ・ムジチ合奏団と同趣向のオーボエ協奏曲集を録音していて（PHCP21012），こちらに収められているチマローザも名曲。両者を聴き比べるのも楽しいですね。