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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第2番『復活』、交響詩『葬礼』 シャイー&コンセルトヘボウ管(2CD)

交響曲第2番『復活』、交響詩『葬礼』 シャイー&コンセルトヘボウ管(2CD)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2013年08月27日

    シノーポリが亡くなりアバドは勿論ムーティがそろそろ老域に入りつつある現在シャイーはイタリア出身オールラウンドプレイヤーとして舞台映をしたルックスで演奏活動も充実し大曲揃いのブルックナーに続けてマーラーの交響曲を全曲収録完了しております。1986年シャイー33歳の時の録音分第10番だけはオーケストラがBRSOで残りは彼が首席指揮者を務める事となったRCOで残りの九曲プラス第2番第1楽章の初稿・・・交響詩「葬礼」を含め最終的に2004年に第9番でまとめていますがまぁコマーシャルベースとしても随分息長いプロジェクトであり歴史に名を残すべき意欲満々といった処です。本盤はそのマーラー交響曲の内作品としても聴き応えある第2番「復活」を2001年に録音したもの(タイム@23’03A10’52B10’47C5’34D37’27)に前述の交響詩「葬礼」(1999年録音、タイム23’09)を併録したものです。物珍しい方の交響詩「葬礼」は確かに「復活」第1楽章と若干のオーケストレーションの違い(小節数、使用楽器種類等も含めて)はあっても筋運びはほぼ同様でマニアならば聴き比べも楽しいかと思います。本体「復活」交響曲の方はRCOの芯円やかな音色が幸か不幸か録音の良さに加わり例えばバーンスタインの様なギリギリに追い詰めた熱風感とは異なった少し湿度ある「復活」世界を展開しております。確かに曲の性格上エネルギッシュには違いないのですが例えば第1楽章での明と暗・生と死の闘いの掘り下げが我々素人からすれば薄味で・・・さりとてシャイーならもっと「歌って」欲しい部分が無きにしも有らずでありました、この楽章のラスト〆の段々をゆっくり降りる処等は面白かったのですが・・・。この演奏の特徴は第2楽章での旋律優先に活かされてホッとする第4楽章での「子供の不思議な角笛」テーマのアルト独唱もP.ラング(録音当時39歳)の抑制の利いた声色が気に入りました。最終楽章は透明感に定評あるプラハ・フィルハーモニーCHOを起用してソプラノには最近先のアルトのP.ラングとコンビを組む事の多いM.ディエナー(同34歳)とでトーンの統一性を図って実に丁寧な進め方を行っています。管弦の左右・遠近感も明確化してバランスもポイントを押えつつ意欲的な取り組みを実現していますがただ若干「間」の取り様では一気呵成な迫力感を期待する向きには消化不良が残るかもしれません。この「復活」に限りませんがシャイーがマーラーの様々な交響曲録音を三十歳代から着手し一応完了したのが約二十年後ということはその間当然彼の解釈観等にも変化が想定される事から自身の演奏歴の最終結果とはし得ていない事とは推察されます。しかしながら本演奏は彼ら欧米人の宗教的感動・・・これは我ら東洋人には如何ともし難い・・・の「確かな一面」を少なくともシャイーを通して発露した素晴らしいものと受け止めます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★☆ 

    mid&massa  |  三重県松阪市  |  不明  |  2008年12月27日

    このCDはお得です。第5楽章の後に「葬礼」が入っており第1楽章がもう1回楽しめるような気分になり、うまく入れたな、と思わせる2枚組です。演奏も遅いテンポで良いし、録音も良くていいのですが、今一歩迫力に欠けるような気がするのは小生のひがみでしょうか?

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  • ★★★☆☆ 

    レオナルド  |  日本  |  不明  |  2007年04月16日

    この指揮者らしいすっきりした演奏で情念燃え盛るマーラーとは大きく異なるもの。ブーレーズ指揮ウィーン・フィルの復活の方がエモーショナルに感じる程。あっけらかんとした感じさえしました。コンセルトヘボウはもっとしっとりとした音で鳴らして欲しいです。この人のブラームスでも感じたことです。

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  • ★★★★★ 

    Jaime  |  Tokyo  |  不明  |  2005年05月29日

    第5楽章必聴。気持ちが暗くなった時、落ち込んだ時に、これ程励ましてくれる歌はありません。シャイー盤は、歌詞の内容とじっくり向き合った表現をしています。ヴォーカル・スコアを片手に聴くことをお勧めします。勿論、「大当たり盤」です。

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  • ★★★★★ 

    joe  |  仙台  |  不明  |  2003年06月04日

    優秀録音 細部までじっくりと描きつくした演奏。そして「葬送」とのカップリングによる資料性の高さ。シャイー&コンセルトヘボウ 恐るべし。

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  • ★★★★★ 

    hope  |  米国  |  不明  |  2002年02月26日

    遅めのテンポでじっくりと歌い上げた演奏であり、この指揮者らしく色彩感にあふれています。第4楽章冒頭のなんともいえない弱音とフィナーレの感動。価格もあわせて大満足です。

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  • ★★★★☆ 

    ボテ猫  |  神戸  |  不明  |  2002年02月09日

    ゆったりしたテンポで丹念に描き、フィナーレのコーダでの音楽の壮大なクライマックスは圧巻。ただ、葬送は余計で、やはり新ヴィーン楽派の作品を入れて欲しかった。

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