南天の実  |  東京　小平市  |  不明  |  2006年02月08日

このノルマ演奏は（数ヶ月聴きこんできて）後世に残るDISKであることに気ずいた。 　例えば有名な女声二重唱に入るまでの長いレチタティーボの部分。深い真実味が胸に迫る、美しい二人の歌唱は、イタリア人歌手では出せない味わいと雰囲気を醸し出てみごとだ！　あのイゾルデとブランゲーネの美しいやりとりをもフト連想させる。ワーグナーがノルマを絶賛したというのも納得できる。 　指揮者も歌手達も非ラテン系出身であるが故の見事なベルカントオペラの成果！！ いつまでもカラス、カバリエの延長線では古い