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フランク、セザール(1822-1890)

CD フランク:交響曲、他 ジュリーニ/ベルリン・フィル

フランク:交響曲、他 ジュリーニ/ベルリン・フィル

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    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年05月18日

    ゆっくりしたテンポで楽譜の隅々まで指し示すがごときジュリーニ特有の演奏は、このフランクの交響曲にピッタリです。 モノのフルトベングラー・ウイーンと並ぶこの曲の大名演として記録に残しておきたいものです。 録音も流石にこの時期のDGデジタルゆえ、大変美しくとれています。収録時間は短いのが玉に瑕ですね。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2018年08月05日

    ブルックナーのような重々しい展開でこれはこれで良いと思う。 ジュリーニはフランクの交響曲を愛していたのだと思う。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2014年01月24日

    ジュリーニが、折に触れて取り上げ、録音もしてきた愛奏曲、フランク唯一の交響曲ニ短調。充分晩年と言っていい、72歳でのベルリン公演後のセッション録音では、これでもか、と言う位のじっくり演奏で、この曲への愛情、独自性を明らかにしています。私は、この曲、速いテンポのヤノフスキ、スイス・ロマンド管のシャキシャキ推進、明るめの演奏で、親しんできたので、随分違和感が、ありました。冒頭からして、重く、超暗く、絶望的。ジュリーニのこの盤は、殆んど、チェリビダッケの様に、刻銘、情感深く、孤高の作曲家の、祈りをたっぷり込めての演奏。2楽章、冒頭のピッチカート、ハープから美しく、怖ろしい位。この遅さで納得。人生を凝縮した様なこの曲、と言われますが、勝利、と言うより、喜び、迷い、諦め、達観した様に、聴こえました。この10年後に、録音されたライヴ録音では、更に、テンポが遅くなっているらしい。これ以上の遅さで、音楽が解体されていないとしたら、途轍もない事だ、怖ろしい境地に達しているだろう。私には、この演奏で充分・・・。プシュケとエロスも、流石、ジュリーニ、ベルリンフィル。ジュリーニの代表的一枚。フランクは、ヴァイオリン・ソナタはもちろん、ピアノ付き交響詩や、ピアノ五重奏曲、あまり知られてない、素朴なハーモ二ウム作品も、素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年01月31日

    ジュリーニにはフランク交響曲の録音演奏盤が三種類残されており1957年PHO、1986年BPO(本盤演奏)、1993年VPOを夫々振ったものであります。本盤1986年というからジュリーニ72歳、演奏タイムは@20’23A11’57B12’15とゆったりしたものです。第1楽章極めてゆっくりの出だし、曲が進んでも静かな思索的な雰囲気。時として1880年代の仏作曲家の交響曲につきまとい勝ちな或いはカトリック独特の重苦しさはこの演奏からは感ぜられません。そう、確かに内面を厳しく見つめながらそれを聴く者に強制せずかえって清々しい抒情美が漂う有様。従ってストーリーの運びは明解で追い込みも実に丁寧です。続く楽章は結構豊かな響きの弦ピチカートに乗って管が情緒的に歌ってくれます。柔らかな弦が後をフォローしますがやはりその順次が淡々ときっちりしています。最終楽章は「苦悩」から脱して「光明」勝利への楽章なのですがそれは一旦沈静化し様々なニュアンスを呈します。例えばピークテーマからの落ちは絶妙で散漫にはなりません。とにかく落ち着いた運びで録音も聴き易かったです。余白の「プシュケ」(9’17)は美しい娘のエロス愛の神への愛と別れそして聖化を綴る交響詩なのですが私は余り聴いた事はありませんでした。静かな弦の向こうで管が鳴っています、やがて中低弦が官能的に奏でられそれが高揚して行く・・・BPOの美しい機能美が聴き物。本盤演奏全体で最高ランクにさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)。

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  • ★★★★☆ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2010年08月10日

    フィルハーモニーホールでの録音。同時期のレヴァイン、ミンツのシベリウス・ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲のイエスベルリン教会録音とは、同じオケと思えない程臨場感が異なっている。どちらが良いかと言う訳ではないですが、イエスベルリン教会録音よりは残響が多く、少しモヤモヤしている感じがします。演奏は大変に落着いたテンポで進められていて、第1楽章は雄大な感じ。展開部の頂点部分のティンパニーは凄い迫力で、正に世の終わりのような恐ろしさすら感じます。このような緊張感を第2楽章以降では、ハープが効果的に和らげてくれます。第1楽章の冒頭が再現される部分は耳を立てさせられます。

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年07月19日

    ムーティ・ファンさんに賛成。晩年のVPO盤は度が過ぎて聴いているのがつらくなるような演奏だったが、この盤はBPOの重厚なサウンドとジュリーニの一徹な誠実さが上手く実を結んで、極めて説得力の大きいフランクを実現した。三種の中では確かにこれがダントツの出来。時折オーケストレーションに微妙な変更が聞き取れるが、これはジュリーニのアイデアだったのだろうか。もっともこの曲のオーケストレーションは決して褒められたものではないし、草稿は火災で消失しているので「オリジナル研究」の難しい作品ではありますが…

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  • ★★★★★ 

    ムーティ・ファン  |  広島市  |  不明  |  2005年09月07日

    ジュリーニの三種あるフランクの交響曲のうち最高の出来栄えを示しているのがこのベルリン盤。響きがブ厚く、重く、音色が暗いため、非常にゲルマン的な色彩が濃い。ミュンシュやモントゥー、デュトワ等とは正反対の解釈だ。この時期のジュリーニは全盛期のため構成力が抜群である。そのため、後のヴィーン・フィル盤に見られるようなしつこさが皆無なのが良い。交響詩「プシュケ」のたっぷりとした旋律美も最高である。

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