Pete Sinfield

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    satosan  |  不明  |  不明  |  2014年01月28日

    1973年、R.フリップの独裁体制と世界観への反発により脱退したKING CRIMSONの詩人・照明担当の唯一のソロアルバム。未発表曲を冒頭に収録し、アナログレコード時代のアルバムA面B面を逆転させた構成、さらにはオリジナルアルバムのタイトル「Still」を変更したのは不可解だが、今思えば待ちに待った再発であった。 牧歌的かつ透明感のある音世界は、クリムゾンの香りをほのかに漂わせているが、暴力性はなく、ひたすら美しい。ゲスト参加のG.LakeのVoが力強いタイトル曲の圧倒的な存在感は否めないが、P.Sinfield自身のVoは音の雰囲気に合っており悪くない。これで抜群の歌唱力であったら…なんて野暮ったい。 先に2人がレビューを書いているがきちんと彼の世界観を汲み取っているのか疑問だ。書いていることが頓珍漢もいいところ。 同胞のユニットMcDonald and Gilesも合わせてお聴きになられることをお勧めする。

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