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モーツァルト(1756-1791)

CD モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番、第23番 ポリーニ&ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番、第23番 ポリーニ&ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年04月16日

    良かったです。 ポリーニの剛腕を聴くような曲ではありませんが、ベーム・ウイーンのバックは本当に聴いていて安心できます。 このCDを聴いていると、ポリーニがカラヤンとの共演をしなかった理由が、素人の私にもわかるような気がします。 録音も優秀でした。

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  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2018年11月18日

    ポリーニの中では最もマイルドな部類に入るのではないでしょうか?否定するようなところは全くないのですが、それが難ともいえます。ポリーニの顔が見えない印象で、それに比べベームとウィーンフィルがしっかり出ている感じです(私の好きな23番よりも19番のほうがポリーニの顔が見える印象)。こういっておきながら躊躇なく★5であるところがなんとも不思議な演奏です。そこにはただモーツァルトが居るだけなのかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    変ロ長調  |  京都府  |  不明  |  2013年04月15日

    SACDのシングルレイヤーを求めたが、オリジナルスのCDの方が、私のオーディオでは音が良い。演奏についてはLP時代からの愛聴盤で、ベームとウィーンとくれば悪かろうはずもない。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年02月23日

     なんて“ホッ”とできるモーツァルトだろう…。新鮮で刺激的な古楽器勢が隆盛の中,このポリーニ&ベームやペライアなどの演奏が,私の中ではまた一段と光彩を放っています。  クリアでシャープなポリーニのピアノを,ベーム&ウィーン・フィルの温かな美音が包み込む…正に至福のとき。その様はまるで,悠々と大河が流れる大平原の上を,一羽の美しい鳥(美しい蝶)が,ひらひらと華麗に軽やかに舞うかのよう(SACD化も効果大。昔のTVからデジタル・ハイビジョンに変えた時の感動が再び,です)。  このアルバムは決して一時代前の“遺産”ではない。必ず永遠に残るものです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年02月04日

    これは素晴らしい名演だ。30代半ばの若き日のポリーニと、80歳を超えた巨匠ベーム、そしてウィーン・フィルとの絶妙な組み合わせ。演奏が悪かろうはずがないと言える。モーツァルトの楽曲の演奏については、近年では現代楽器を使用した古楽器奏法による演奏や、ピリオド楽器を使用した演奏が主流となっており、本演奏のような重厚にしてシンフォニックな演奏は稀少なものとなってしまった。しかしながら、モーツァルトの存命していた時代の演奏の再現に無常の喜びを感じる音楽学者は別として、芸術的な感動という観点からすれば、そうした時代考証学的な演奏が一体どれほどの価値があると言えるのだろうか。確かに、一部の指揮者による芸術性の高い演奏は存在はしているものの、その殆どは軽妙浮薄な演奏にとどまっていると言わざるを得ない。そうした演奏の中にあって、本演奏がむしろ時代遅れなどではなく、むしろどれほどの光彩を放っているのかは計り知れないものがあるとも言えるところだ。演奏自体は、年功から言っても巨匠ベームのペースで行われているというのは致し方ないと言える。モーツァルトを心から愛し、モーツァルトの交響曲、管弦楽曲、協奏曲、オペラの様々なジャンルにおいて名演の数々を成し遂げてきたベームだけに、本演奏においても、そうしたモーツァルトの楽曲との抜群の相性の良さが発揮されていると言えるだろう。そのアプローチは、前述のように重厚にしてシンフォニック。演奏全体の造型は例によって堅固そのものであるが、スケールは雄大。近年主流の軽妙浮薄なモーツァルトの演奏とは一線を画する壮麗さを誇っているとさえ言える。それでいて、モーツァルトの演奏に必要不可欠な優美さや、時としてあらわれる寂寥感を感じさせる憂いに満ちた旋律もいささかの格調を失うことなく的確に表現し得ており、正に、かつてのモーツァルト演奏の王道を行くものであると言っても過言ではあるまい。ポリーニも、こうしたベームの偉大な演奏にただただ従っているだけにはとどまっていない。卓越したテクニックや研ぎ澄まされた音の美しさは相変わらずであり、そうしたポリーニのピアニズムは随所に発揮されているとも言えるところだ。それでいて、ベームの懐の深い指揮芸術に触発されたせいか、情感の豊かさにも不足はないと言えるところであり、一部の評論家が指摘しているような無機的な演奏にはいささかも陥っていないと言える。加えて、ウィーン・フィルによる極上の美演が、演奏に華を添える結果となっていることを忘れてはならない。いずれにしても、本盤の演奏は、巨匠ベームと当時上げ潮にあったポリーニ、そしてウィーン・フィルによる絶妙の組み合わせが見事に功を奏した素晴らしい名演と高く評価したいと考える。そして、本盤で素晴らしいのはシングルレイヤーによるSACD&SHM−CDによる極上の高音質録音であると言える。音質の鮮明さ、臨場感、音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、とりわけ冒頭の繊細な美しさはこの世のものとは思えないような抗し難い魅力を有した響きであると言える。あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、素晴らしい名演をシングルレイヤーによるSACD&SHM−CDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    奈良の技芸天  |  奈良県  |  不明  |  2011年12月10日

    このコンビによる演奏会は録音の少し前に行われている。しかしこの録音の約3年前、ウィーン芸術週間でポリーニは、アバド、ミラノスカラ座Oで演奏している。5月25日ウィーン・コンツェルトハウスでの演奏である。私はこの演奏をカセットに入れ長らく聴いてきたが、CDRの機械が販売された時、このテープのために機械を購入した。それほどこの全てイタリア人による演奏が素晴らしかった。テンポもベームよりは速いけれども、水を得た魚のようにどの楽章もポリーニの自由で、それでいてこの曲にこれ以上はないと思わせる素晴らしい演奏をしている。それに比べてベームとのこの演奏はだるく感じさせる。このCDは19番が最高に素晴らしく、19番だけなら文句なしに☆5つ。しかしどうしても先の理由から☆4つにしておく。海賊版が以前出ていたがモノラルで大変音質も悪く私がエア・チェックし、カセットからCDRにコピーしたもののほうがはるかによい。望のは無理かも知れないがオーストリア放送協会のテープからCD化してほしいものだ。

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  • ★★★★★ 

    1stホルン  |  東京都  |  不明  |  2010年11月22日

    この演奏の美しさは、他を持って替え難いほどです。古楽器が主流になる前の、滋味深く、しっとりとしたモーツァルト。この響きが忘れられないので、いまだにアーノンクールの、荒々しい音になじめません。全編すべて美しいのですが特に、23番の第2楽章は、美しさのあまり涙が出てくるほどです。このコンビには、もっともっと他の曲も録音しておいてほしかったと思います。

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  • ★★★★★ 

    K111  |  千葉県  |  不明  |  2010年03月14日

    23番を初めて買ったLP。CD化が進んで買い直さずにいたが、漸く購入し久々に聴いた。導入部分は記憶よりもゆっくりで溌溂さに欠けるような印象となった。アシュケナージ、カーゾン、ホロヴィッツに聴き慣れたせいか。しかし、第二楽章の深さは原初体験を超えて迫るものがあった。ポリーニのPの音とベーム&VPOのテンポがこれしかないという気持ちにさせられた。やはりこれが自分にとっては5つ星か。

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  • ★★★★☆ 

    シゲ  |  長崎県  |  不明  |  2009年11月22日

    このCD西ドイツ製であるが、中心部は透明なプラスチックタイプである。ポリーニの音色は以前から、ポツポツとブツ切れになる印象があったがこのCDに聴く音色は比較的ポツポツ感が抑えられ、ピアノの美しい響きが楽しめる。特に第23番の第2楽章でそれが顕著である。第19番はピアノパートの録音レベルが低いのか、ピアノの音が少し曇って聴こえる。ベームの指揮は後年のベストと言えるほどの充実ぶりだと感じた。

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2009年10月17日

    録音当時(76/4)ベーム81歳、ポリーニ32歳。共演のニュースには驚いた。人気者を組み合わせて稼ごうというDGの商魂戦略などと言った批評家「風情」もいた。ポリーニは老巨匠をヨーロッパ音楽の最も深いところを知る人として尊敬。ベームも 若き天才に深い愛情を注いだ。思えば、構造的に精緻な音楽の作り方、主情的感情表現の抑制、それでいながら歌うことへの抜群の感覚と言葉を並べれば両者の一致点は明らかだ。結果は素晴らしい23番。加えて当時評論家で詩人の吉井亜彦氏が書いた様に、ここでのポリーニは「幸せそう」だ。ショパンなどでの強烈な緊張感が後退し、信頼する大指揮者のもとで無心にモーツァルトに取り組んでいる。第二楽章も両者の奏でる至純な音が深い感動を誘う。私はいつもこの演奏を聴くたび、次第に指揮者のことも独奏者のことも忘れ、ただただ音楽の純粋な美しさにのまれてしまう。許光俊氏が「世界最高のクラシック」の中で絶賛しているのもむべなるかなと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    楽人  |  愛知  |  不明  |  2007年06月15日

    DG盤はLPのオリジナルジャケットなので音質もそうかと思ったが実はジャケットだけだった。ベーム/ウィーンPOの硬質で量感のある響きが変な色艶のある軽いものに変質している。相当にいじられた音だと思う。ブラウザで試聴できる国内盤の方がLPの音に近そうだ。演奏は23番の動かし難い完璧さが、ポリーニの完璧なタッチでただ楽譜を音にしているだけのたたずまいと不思議な調和を示す点でユニーク。23番を選んだ慧眼には感心する。

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  • ★★★★★ 

    ともりん  |  京都市  |  不明  |  2007年04月21日

    LP盤の音質は知りませんが、とにかく美しいの一言。ポリーニの磨きぬかれたタッチと、やさしく包み込むウィーン・フィル。グロテスクな深淵とは無縁な至高のモーツァルト。バックハウスの27番の再来を聴いた。ポリーニの功績は70年代だけで充分。永遠に語り継がれる。

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  • ★★★★★ 

    かずちゃん  |  世田谷  |  不明  |  2007年04月03日

    LP盤(DG)のようなビロードのようなVPOの音色が聴けるのか、心配です。試聴できないので購入は検討中です。ポリーニも素晴らしいかったすが、ベームの伴奏はそれ以上、当時の響きが聞けるのでしたら、絶対買いたいです。 最高としましたが、当時のLPの印象です。CDは如何なんでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    ホーフマンスタール  |  東京  |  不明  |  2007年01月13日

    ポリーニはベームを前にしてアガりまくっていたという。しかし、ここではすべてが黄金のバランスにある。この頃のポリーニは今よりずっと良い。クリスタルのような音色が微妙なニュアンスと流麗なレガートで色づけされる。ベームの目が光っているせいか、決してやりすぎない。ベームの伴奏も見事で、23番ではスケール豊かに、そしてデリケートにピアノを包み込む。19番冒頭の弾むようなリズム、最終楽章の推進力もすばらしい。吉田秀和氏曰く、「玉三郎みたい」。グラモフォンのスタッフにとっても、二人にとっても会心の出来だったに違いない。

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  • ★★★★☆ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  2006年09月17日

    ポリーニがVPOを弾き振りしたモーツァルト協奏曲集が出た。その演奏に落胆したので、こちらのディスクを久しぶりに聴いてみた。やはり、ユニークでおもしろいなあ。ポリーニのピアノは情感や表情が全くない。それは、情動を意図して削いだといった類のものではない。そもそも、ポリーニはクールな人なんだろうな。自然に演奏したらこうなった、といった感じ。ベームの伴奏は美しく、VPOの響きは享楽的ですらある。ピアノがリズムの骨格を描き、その余白をオケが豊かさ(管が魅力的なこと!)で埋めていく。普通は逆だけれど、これはそこが面白い。

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