淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年02月06日

自称マルティヌー・ファンを唸らせた恐るべき、驚くべき、圧倒的名演奏。悲しみをここまでリアルに体現するとは、エッシェンバッハ恐るべし。メインのバルトークも、まるでフィラデルフィアのために書かれ、フィラデルフィアに献呈されたのじゃないかと錯覚するくらい。管弦楽のための協奏曲というタイトルの意味が良く分かりました。

 

sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2011年06月15日

フィラデルフィアでのエッシェンバッハは、賛否両論、私は、支持してますが、比較的短い期間で関係が終わったのは、残念でした。この曲集は、アウシュビッツで両親を失い、篤志家によって育てられたエッシェンバッハの、アウシュヴィッツで亡くなった作曲家、或いは、アウシュヴィッツで殺された友人に捧げられた曲集(マルティヌー）、バルトークもナチを嫌ってアメリカの亡命、極貧生活を送った作曲家を集めた作品集。

 

masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年05月22日

私の前には，ライナー，ショルティ，ブーレーズのシカゴ響の3枚が聳え立っています(ベストは“整理整頓”を芸術の域にまで高めてしまったブーレーズか…)．この3枚を超えるのは並大抵のことでは…．ただ，シカゴの3枚との比較をしなければ，申し分なしといっていい名演だと思います．シカゴの3枚に届いていないもの…“緊張感”でしょうか…．第1楽章や最終楽章のオープニングのあの緊張感…やはりシカゴの3枚です．

 

カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2006年12月30日

マーラーの６番の新譜が素晴らしかったので、オケコンも聴いてみたくなって入手したのだが、期待以上の素晴らしさ！フィラデルフィアサウンドの鮮烈な魅力に圧倒された。オケコンにハマッて色々な演奏家のＣＤを聴きまくっていた時期があったが、このエッシェンバッハ盤の美しさは類を見ない。民族音楽的な土臭さはないが、何度でも繰り返して聴きたくなる独特の魔力を有している。大推薦！

 

もんすたー  |  東京都  |  不明  |  2006年08月08日

ＳＡＣＤ　４．０マルチ環境にて聴いています。 ＭＴＴ／サンフランシスコ響のＳＡＣＤとはまた幾分違って、コンサートホールでの音響を真面目に拾って、真っ当に再現している感じです。真面目すぎで、全体に静かな印象を受けますが、これはボリュームを上げられない一般家庭での再生の限度か？（近所迷惑を考えると・・・）大音響で響かせると本当のコンサートホールの再現ができてしまいそうで怖いのです。それほどリアル。 ＳＡＣＤマルチはＤＳＤ録音があってそこだよ。

 

まつ  |  山口  |  不明  |  2006年04月15日

ワンタンさんも書かれていますが、豪華なブックレットが付属しており、驚きました。演奏もレベルが高く、引き締まった良い演奏だと思いました。

 

ﾜﾝﾀﾝ  |  群馬  |  不明  |  2006年04月13日

とても贅沢な時間を与えてくれる一枚です。ケースを開けると演奏会用のパンフレットを思わせるような、豪華なブックレットが出てきた。聴く前から期待させてくれる。オーケストラの集合写真なんかも載っていて、ライブ感をそのまま伝えようとするレーベル側のアイデアと意気込みが伝わってくる。３０００円未満でフィラデルフィア管弦楽団の演奏会を体感できて大満足です。

 

herb  |  神奈川県  |  不明  |  2005年12月15日

エッシェンバッハのメロディを大切にした深い表現と、フィラデルフィアサウンドが見事にマッチしていて素晴らしい。美しく、そして心に迫る。録音も優秀で、強奏時の、まことに煌びやかな、フィラデルフィアの音に浸っているだけでうれしくなる。ホロコーストというテーマの中にも、未来への希望が見えてくる。このコンビ、これからも期待したい。