モーツァルト(1756-1791)

CD Sym.29, 39, 40, 41: Fricsay / Vso

Sym.29, 39, 40, 41: Fricsay / Vso

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2016年06月26日

    この素晴らしい演奏の記録が廃盤になっている悲しさ。他のセットなら聴けるか?全てが必然に聴こえる名演奏。音楽の力、はかなき命と執念、情念、どうしても伝えたい心、人間の技。21世紀の音楽界が失いつつあるものが(もう失った?)、ここにはある。だからこそ、より必要な音楽。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2013年01月30日

    不世出の大指揮者フリッチャイのモーツアルト。29番の冒頭楽章のやや遅めのテンポが耳に心地よく、続く41番の第2楽章の静謐さに心が洗われる思いです。終楽章の折り目正しい解釈、フーガのスケールも雄大で見事です。39番の典雅な響き、ト短調の遅めのテンポによる哀しみが込み上げてくるような、それでいて実に高貴な音楽も特筆に値します。惜しまれて世を去った若き巨匠の名演です。

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  • ★★★★★ 

    チェロTP  |  静岡県  |  不明  |  2011年06月18日

    晩年のベートーヴェンの演奏もそうだ、音符を慈しめば慈しむほど、このテンが必然であることに確信が持てる。人生には大きな転機がある。フリッチャイの転機が白血病という病魔であったことが悔やまれてならない。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2011年06月15日

    晩年のフリッチャイの名演。中学に入った頃、1300円のグラモフォンの廉価LPで聴いて以来の愛聴盤。遅いテンポと柔和なウィーン交響楽団の響きは懐かしい味がする。もっと知られても良い名演奏だ。国内盤でも何度か出たが、この頃、すでに夭折の巨匠の体を、不治の病魔が蝕んでいたと思うと、耳を傾けるたびに、切ない気分にさせられる。今でも私の中では、モーツアルトの後期交響曲といえば、ワルター・NYP盤(コロンビア響盤は当時は高すぎてFMからエアチェックした)やクレンペラー・フィルハーモニア盤、スイトナー・ドレスデン盤、その後に買ったベームCOA,BPO,VPO盤やカラヤン盤、バーンスタイン盤などとともに、この演奏は重要な物差しとなっている。尤もその後、アーノンクールCOA盤をはじめとする古楽系の演奏も多数出てくるにつけ、時にはこれらの巨匠時代の遺産も古さが否めないのは確かだが、これからも忘れてはならない演奏として、カタログに残して欲しい。

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  • ★★★★★ 

    ドレクスラー  |  神奈川県  |  不明  |  2010年12月31日

    僕は以前、こういう41番の第2楽章を聴いたことがない。もともと美しいと形容できる楽章だが、フリッチャイの演奏にはそれでは済まされない音楽が聞き取れるのだが、それが何なのか言い当てることができない。ワルターや、ベーム、シューリヒトや、他の演奏家も想像できない音楽だ。出だしのppの弦は教会の天井に差し込む一条の光のようで耳を疑う。このように41番の音楽を聴き取った演奏家がいただろうか。注意をすると第4楽章にも共通する響きがある。別段フリッチャイが夭折した不幸・喪失感を先入観に持っているからではない。天啓を受けた芸術家だけがなしえた天上の音楽だ。

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    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2009年07月30日

    フリッチャイ/VSOの29番は、別格の超名演だと思います。特に1楽章!最近の颯爽として速いテンポの演奏に慣れた方には最初は「何?この遅さ!」と呆れられるようなテンポですが、これがすばらしい。この単純にオクターブに飛ぶだけのメロディーが内包する温かさ、ヒューマニティーがなんと心に、いや身体中に染み渡ってくることでしょう。この音楽の本質を理解したのは、フリッチャイ以外にいない!とさえ断言できるような名演です。この演奏を聴くと、他の指揮者の演奏が素っ気なく「あ〜あ、結局な〜んもわかっちゃいないな」と呟かざるを得ません。もう、この29番だけで星5つです。他の曲もほとんどが遅めのテンポで、これは好みが分かれることでしょうし、他にも多くの名演があります。しかし、29番はもう絶対これしかありません!!このCDもだいぶ前の発売になっているので、そろそろ再発してほしいものです。

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