DVD 憂国

憂国

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  • ★☆☆☆☆ 

    けんちゃん  |  ?  |  不明  |  2007年04月08日

    自分は愛国主義者でもなければ、愛国心もないので、理解不能でした。吉田喜重「戒厳令」の方が、ビジュアルアートとして充分理解出来ました。

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  • ★★★☆☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年08月26日

    保存状態は最高、実に美しい白黒画面でこの伝説の作品をようやく目にした。作品自体は期待以上でも以下でもなかった…と評するのは多少残酷に思われるが、作家・三島由紀夫が自らの作品の情景をイメージし、その感性の赴くままに仕上げた、ひとつの(文字通り)アートムービーとして貴重であり、素晴らしいものだと思います。山崎浩太郎氏の指摘の通り、切腹という日本的概念を西洋の軍服の下に秘めた青年将校の矛盾と粋がった自意識よりも、将校夫人の方がより強い存在感を示していた。三島に関心のある方にはかけがえのないアイテムではある。

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  • ★★★☆☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  2006年06月02日

    観てもいないのにレヴューを載せるのも妙だが、L・バーンスタインの伝記によると、晩年の三島と彼の間に音楽劇を製作する(サロメを素材に考えていたらしい)プランがあったらしいのだが、この映画で三島がワーグナーを背景に切腹するシーンを観て彼は酷く気分を害し、結局この計画は頓挫したというのだが・・本当のところ出来栄えはどうなんでしょうか?・・いや、貧乏な私にはこの値段、ちょっと手が出せないでいるのですよ、今のところ・・レンタル屋で出ないか、どこかの放送局でオンエアしてくれないかなあ。折角出た貴重な作品なのだから・・

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  • ★★★★★ 

    武山信一  |  神奈川県  |  不明  |  2006年05月11日

    三島の当初の製作意図からすれば、映像の中の腸はもっとグロテスクに映し出されるべきだったのではないでしょうか。映像表現のみならず、現実社会においても、腸をいかに露出させるかが彼にとっての「誠実」の証だったわけですから・・・。 三島の演技はともかく、バックのフルトヴェングラーの音楽と、麗子役の鶴岡淑子(今いずこ!)が良人の亡骸に対し、短剣を手に微笑みの眼差しを向けるその表情がとても素晴らしかったと感じました。

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  • ★★☆☆☆ 

    貝がら  |  1972  |  不明  |  2006年05月11日

    まだ“トラウマ”などという医学用語が無かった時代。三島にとっては彼のなかで太平洋戦争が終わっていなかったのだろう。この物語の設定は戦争放棄した戦後社会への面当てと見て取れる。その根底にはみずからの徴兵忌避体験に対する恥の観念、降伏した上官を射殺して自殺したと伝聞される先輩文士の蓮田善明その他の死せる戦友たちに対する罪の意識があったはず。そういった舞台裏からこの2.26事件の映画を鑑賞されたい。

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