水のいのち: 高田三郎 / 神戸中央cho, 福永陽一郎 / 日本アカデミー
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ラハティの朝 | 東京 | 不明 | 2008年03月28日
同一曲の異演奏をカップリングした本シリーズに、当初触手が伸びなかった。聴き比べよりも、多くの作品に接した方が有意義と思ったからだ。しかし、これを聴いて認識を改めざるを得なくなった。福永の指揮は、まるで演歌のような「表現主義」の演奏になっていて、思わず引き込まれる。対して高田(自演)の指揮では、レガートな歌唱を基調に多声の対比と調和が美しく、誠に格調高い。つまり前者を聴くと後者の意図がよく解り、次に前者も再び聴きたくなるのだ。「水のいのち」は歌詞の理屈っぽさから敬遠してきたのだが、初めて魅力を知った想いだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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畑永晋一 | 東京コラリアーズ | 不明 | 2006年04月30日
合唱曲中最もポピュラーな名曲を、作曲者自身と合唱指揮者の第一人者・福永陽一郎による競演であり、実に面白く聴けるCDである。さすがに録音の古さは感じさせるが、両者の指揮ぶり、演奏解釈は今もって説得力を失っていない。最近、法政アカデミー合唱団OBを指揮した畑中良輔による演奏を実演で聴いたが、これも素晴らしかった!手軽に取り組める合唱曲であるが、奥もまた深いことを感じた。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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福永陽二郎 | 藤沢 | 不明 | 2006年03月23日
東芝EMIの「合唱名曲コレクション」が廃盤になって久しいが、今回ビクターとのコラボレーションで、合唱曲の名曲が名指揮者の競演 で実現する。福永陽一郎や北村協一,関屋晋等、鬼籍に入った指揮者による名演がCD化される喜びと意義は大きい。特に、今年生誕80年&17周忌となる福永陽一郎の録音が聴ける喜びに感謝したい!!LPからCD化されていない録音も何点か復刻されるようだ。唯一の問題は収録時間が少ないことかな?!?1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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