ぼなぺてぃ  |  Yokohama  |  不明  |  2008年07月29日

指揮者グレングールドのデビューかつ最後の一曲となったワーグナーを聴くことができる。彼が後10年でも長生きしてくれたら、どんな指揮ぶりを聴かせてくれたのだろう。各声部を明確に弾き・歌い分けるグールドが、指揮の活動を本格的に進めていたら…、そう、クレンペラーのような指揮者になったのかもしれない。そんな、想像を膨らませながら、グールドの音楽に浸ることのできる、最高の一枚。

 

Wawa  |  カナダではなく日本  |  不明  |  2006年03月14日

編曲もので優れた録音の一つ、彼のピアノ演奏は、本当に聴いていて楽しい事を、改めて実感させられる。　ジークフリート牧歌の、特に管弦楽の方の、遅いテンポは、受け付けられない人がいるだろうが、私には心地良い。（奏者たちはヒィヒィ言ってるかもしれない（笑）ファジル･サイに影響を与え「春の祭典」を生んだそうで、今後もG.Gのこの録音の価値は変わらないだろう。　でも「最高！」なんて独断と偏見かもなあ...