グリーグ:ピアノ協奏曲、シューマン:ピアノ協奏曲 レイフ・オヴェ・アンスネス、マリス・ヤンソンス&ベルリン・フィル
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ガメラ | 群馬県 | 不明 | 2011年10月23日
別CDでまずグリーグの演奏に感銘し、シューマンにも期待して購入しました。大成功でした。第1楽章からピアノと管楽器のかけ合いが絶妙です。第2楽章でもピアノとオーケストラ(特に弦楽器)の対話が美しい。そして第3楽章は躍動感にあふれ、まるで渓谷を水しぶきをあげて流れ下るライン川のようです。平地をゆうゆうと流れる大河ではない。 シューマンの協奏曲はアルゲリッチ/アーノンクール盤を愛聴してきましたが、このアンスネス/ヤンソンス盤の方が私は好きです。 バイエルン放送交響楽団を指揮したCDも聴きましたが、ヤンソンスってすごい指揮者ですね。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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しょーぱん | 神奈川県 | 不明 | 2011年09月26日
最初ピアノの音量が少し小さく感じたのだが、アンスネスの繊細なピアニズムを損なわないためにあえてオンマイクは避けたのだろうと解釈する。グリーグはお国ものとあって感情移入が半端ではなくまるでショパンの協奏曲のような濃厚さでこの曲のベストに挙げてもいいくらいの熱演だ。シューマンも堂々とした巨匠風の磐石の演奏と言える。最近出たこの2曲のカップリングCDでは群を抜いているのではなかろうか。アンスネスの充実振りが窺える。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランジパニ | 神奈川県 | 不明 | 2009年10月09日
シューマンの第3楽章は圧巻です。 最後まで聴かせます。オケとアンスネスの掛け合いが絶妙です。 スメタナのモルダウのような川を思わせる演奏です。 質の良い粒のような音、寄せては引く華麗な演奏。 終始心地よい緊張感が走ります。 最初はグリーグの演奏がお気に入りでしたが、最近は シューマン第3楽章何度も聴いてしまいます。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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東京シャルプラッテン | 東京都 | 不明 | 2009年05月18日
ひじょうに流れのよい演奏だ。 ツィマーマン/カラヤンの名盤から20年。 BPOも変わった。これが新時代のスタンダードなのだろうか? 悪くないが、私は新しめの録音ならジルベルシュテイン/ヤルヴィの 演奏が好きだ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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uuri | 兵庫 | 不明 | 2008年07月11日
いやあ,ヤンソンスの飾りのない太い歌の流れは,この2曲によく合いますね。 チェロやホルンの太いメロディは,とても魅力的。そしてほの暗いなかに確かな強さと深さで流れる情念も心を打ちます。アンスネスのピアノもリリカルという一言では表し切れない奥行きのある詩情を感じます。 何気なく聞くと「えっ?これがBPOなの?」と分離の悪い暗い演奏に聞こえますが,いっしょに歩ませてもらうと何と中味の濃いことか! 個性的な名演に拍手!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古今東西 | 横浜 | 不明 | 2008年04月13日
グリーグ弾きアンスネスの十八番ともいうべきピアノ協奏曲イ短調は質実剛健なリヒテルの対極に位置する抒情あふれる優美な女性的演奏です。21世紀のヤンソンス&ベルリン・フィルも聴けて廉価盤は嬉しいかぎりです。この音盤で興味を持たれた方は同じアンスネスのピアノでグリーグを得意とするキタエンコ&ベルゲン・フィルとの聴き比べをしてみては如何でしょうか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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