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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番 ベーム&ウィーン・フィル、ノーマン、ファスベンダー、ドミンゴ、ベリー (1980)

交響曲第9番 ベーム&ウィーン・フィル、ノーマン、ファスベンダー、ドミンゴ、ベリー (1980)

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月17日

    ベームの最後の録音(彼が゛亡くなる前年1980年の録音でありこの録音直前?来日公演がなされています)・・・ベートーヴェン第九シンフォニーでやはり最期まで信頼のおけたVPOとの演奏で独唱者はHMVレビューにもあるような1980年当時夢のような組み合わせメンバーだったとも言われております。ベームの第九は九種類以上の演奏盤が確認されるですが内三種類(1970,1973,1980の各年録音)VPOとの分があり私たちに身近なのは1970年盤とこの1980年盤ですね。全集からの前者分の演奏タイムは@16’46A12’08B16’38C〜D27’09で幾分長めなのは先刻承知なのが後者は更にそれを上回って@18’32A13’16B18’17C〜D28’34と一聴ベームの老化現象(失礼!・・・でも晩年指揮者がスローになった典型と単純に受け止めました)とのおつきあいも覚悟しなければ・・・と思ってはいました。第1楽章ゆったりと筆に充分墨を含ませて筆遣い大きく・・・こういった風がスケール感が大きいというのか私にはもうひとつ分かってはおりません・・・。時にはボタボタ方式にも聴こえますがVPOの弦は健在、中ほど盛り上がる処は神々しいとも受取れました。第2楽章はもうすっかりベームの世界、落ち着いて急ぎません。ティンパニーもそんなに鋭く鳴らさないで特に管楽器が美しく聴けます。忙しく時間の急く方には不向きな感じでしょう。第3楽章は更に当然な事ですがVPOの美音とマッチ、悠揚迫らぬ世界が展開されます。途中の弦ピカートの移転は明確にされ・・・終結部は静寂感が満ちます。最終声楽部でははじめそんなにテンポの遅さは気にならなかったのですがテノール(ドミンゴ)登場では実に堂々とした構えで合唱も勿論ゆっくり目であります。結局この演奏は最晩年ベームとVPO他メンバーの「ある相互の理解・認識」の下に展開された武骨な世界でありベームファンは是非聴かれることとそうでない方はこんな他には取替え難いじっくりした第九もあるという確認をしても面白いのではないでしょうか。私は当面その味わいを自己の中に下ろしていく途中でありOK以上のランクを先ず確保しておきます。私は知人からDG盤LP二枚組のものを借りて聴いたのですがベーム若かりし頃の写真やR.シュトラウスとのVPO演奏会での指揮台での対面や、ワルターとのツーショットなど興味ある写真も説明書に載っておりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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