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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番 ベーム&ウィーン・フィル、ノーマン、ファスベンダー、ドミンゴ、ベリー (1980)

交響曲第9番 ベーム&ウィーン・フィル、ノーマン、ファスベンダー、ドミンゴ、ベリー (1980)

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  • ★★★★★ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2015年01月10日

    全体的にゆっくりしたテンポで演奏されていて、ウィーン・フィルがとても素朴な田舎のオーケストラのように感じられた。 第4楽章のチェロとコントラバスによるレチタティーヴォはさすが普段オペラを演奏しているオーケストラだけあって、楽器から歌声が聴こえてくるように感じられた。(歌詞がなくても音楽の意味がしっかりと伝わってきた。) ALLA MARCIAのテンポの遅さにびっくりした。テノールのソロの部分でドミンゴはスタッカートがあるような歌いかたをしているがこれは楽譜の版が違うのかベームの指示なのだろうか?

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  • ★★★★★ 

    MF  |  大阪府  |  不明  |  2012年09月04日

    ベームのファンです。以前から気にはなっていましたが、今回、価格の安さにつられて買ってしまいました。演奏時間およそ80分!どっぷり、ゆったりとベートーベンに漬かることができます。

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  • ★★★★★ 

    haku-fl  |  埼玉県  |  不明  |  2012年07月13日

    最晩年に、デジタル録音で「第9」の音源を残してくださったカール・ベーム氏に感謝します。 ヘッドホンをつけ、すべてのエフェクトをはずして一気に聴かせていただきました。冗長などととんでもない、確かな感動がつたわってきました。 大曲を堂々と造形するカール・ベーム。そして、緻密に音を連ねていくVPOの方々。1楽章において、波のように繰り返す動機のひとつひとつにメッセージを感じ、そのまま終楽章まですばらしい時間をすごすことができました。

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  • ★★★★★ 

    S.A.倉田  |  大阪府  |  不明  |  2011年05月28日

    ベーム最晩年の録音。76分を超える演奏時間をみて“巨匠”による弛緩した指揮だろうかと疑った。ところが実際に聴いてみると、ウィーン・フィルの音がただ流れているだけの70年盤とは違って、ベームの意図がよりハッキリと徹底して表現されているように聴こえるではないか。アンサンブル、テンポの揺れ、強弱、音色、ニュアニンス、どこをとってみても指揮の行き届いた充実の演奏であった。老いた指揮者が辿りついた第九の境地(非常に遅いテンポだ)に乱れることなく忠実についてくるウィーン・フィルの響きは特別感動的である。

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  • ★★★★★ 

    充介  |  東京都  |  不明  |  2010年09月04日

    30年前、LPで聴いたときは少し「ゆるい」なという感じでしたが、今日あらためて聴きなおして非常に感動しました。弛緩しているとか緊張感の持続がないなどのご意見には賛同できません。先入観なしに全曲聴きとおしてほしい。そこには最晩年のベームにしかなしえない心技体ともきわめて高次元でのバランスのとれた音のドラマが聴こえるはずです。本質はあくまで筋肉質です。白眉は最終の、合唱がゆっくりとディヌミエンドするところ。ようやくこの演奏の良さがわかる年齢になってきたということです。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月17日

    ベームの最後の録音(彼が゛亡くなる前年1980年の録音でありこの録音直前?来日公演がなされています)・・・ベートーヴェン第九シンフォニーでやはり最期まで信頼のおけたVPOとの演奏で独唱者はHMVレビューにもあるような1980年当時夢のような組み合わせメンバーだったとも言われております。ベームの第九は九種類以上の演奏盤が確認されるですが内三種類(1970,1973,1980の各年録音)VPOとの分があり私たちに身近なのは1970年盤とこの1980年盤ですね。全集からの前者分の演奏タイムは@16’46A12’08B16’38C〜D27’09で幾分長めなのは先刻承知なのが後者は更にそれを上回って@18’32A13’16B18’17C〜D28’34と一聴ベームの老化現象(失礼!・・・でも晩年指揮者がスローになった典型と単純に受け止めました)とのおつきあいも覚悟しなければ・・・と思ってはいました。第1楽章ゆったりと筆に充分墨を含ませて筆遣い大きく・・・こういった風がスケール感が大きいというのか私にはもうひとつ分かってはおりません・・・。時にはボタボタ方式にも聴こえますがVPOの弦は健在、中ほど盛り上がる処は神々しいとも受取れました。第2楽章はもうすっかりベームの世界、落ち着いて急ぎません。ティンパニーもそんなに鋭く鳴らさないで特に管楽器が美しく聴けます。忙しく時間の急く方には不向きな感じでしょう。第3楽章は更に当然な事ですがVPOの美音とマッチ、悠揚迫らぬ世界が展開されます。途中の弦ピカートの移転は明確にされ・・・終結部は静寂感が満ちます。最終声楽部でははじめそんなにテンポの遅さは気にならなかったのですがテノール(ドミンゴ)登場では実に堂々とした構えで合唱も勿論ゆっくり目であります。結局この演奏は最晩年ベームとVPO他メンバーの「ある相互の理解・認識」の下に展開された武骨な世界でありベームファンは是非聴かれることとそうでない方はこんな他には取替え難いじっくりした第九もあるという確認をしても面白いのではないでしょうか。私は当面その味わいを自己の中に下ろしていく途中でありOK以上のランクを先ず確保しておきます。私は知人からDG盤LP二枚組のものを借りて聴いたのですがベーム若かりし頃の写真やR.シュトラウスとのVPO演奏会での指揮台での対面や、ワルターとのツーショットなど興味ある写真も説明書に載っておりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    ぼhm  |  アメリカ  |  不明  |  2009年03月05日

    この作品は、おそらく第九として求められる頂点であり、限界であると思う。確かにカラヤンやアバドと比べるとテンポは遅い。しかし、このベーム指揮の第九は、人を感動させる要素がある。この作品は、人生に疲れ、希望を失ったときに聞いてほしい。必ず希望を取り戻すから。

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  • ★★★★★ 

    クナ吉  |  神奈川  |  不明  |  2007年06月15日

    ベーム最後の録音。彼自身、「生涯かけて第9を研究してきたが、今まで誰も聴いた事のない物になるだろう」と語っていた野心的な演奏だ。初出当時から、賛否両論があったが、それはこの途方もなく遅いテンポの演奏が、ベームの言葉通り、従来の「第9」観を一変させる物だったからだ。まさに天に向って聳り立つ記念碑であり、どこを取っても巨人的で、その深遠さは時代を超えている。ベームの生涯の総決算であり、ドイツ精神文化の精髄を見る思いがするが、そういった事が小さく感じるほど、この無限的な音の広がりは空前絶後という他はない。

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  • ★★★★☆ 

    siriusb  |  愛媛県松山市  |  不明  |  2007年06月05日

    すばらしいが、最高ではないし、第九を聞く人のファースト・チョイスではない。しかし、歴史に残すべき録音だし、第九を聞き比べようとする人には聞いてほしい録音。曲の性質上、この時期のベームだと崩れてしまう部分があるのは仕方ない。しかし、それでも曲として立派に成立しているのは、ベームとウィーンフィルの特別な関係を偲ばせる。もう指揮台に立てないであろうベームに捧げるかのような第3楽章は「感動」というような人間臭い言葉では表現できない美しさがある。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県安曇野市  |  不明  |  2006年11月28日

    私にとっては貴重な第九。毎年年末近くになると3回は聴いています。ベーム最後の録音だと思うが、非常に想いがこもった演奏。特に第三楽章は天国的で私にとってはベスト。ウイーンフィルも自律的にベームサポートしている様で、これはこれで指揮者とオーケストラの1つの形と認めたい気がする。テンポは全体的に遅めだが、第四楽章も私にとっては気にならない。むしろ、音を1つ1つ丹念に拾える気がする。万人には受けないと思うが、ベームファンを中心に何かの折に聴いて頂きたいと思う。

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  • ★★★★☆ 

    fratres  |  東京都  |  不明  |  2003年12月01日

    3楽章の味わいはなんともいえない。これこそがウィーンフィルの響きの素晴しさが楽しめる演奏。ただ、そのほかがイマイチ、4楽章は合唱団の下手さもさることながら、統率しきれていないベームの老いを感じさせる。

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  • ★★★★☆ 

    ハンス・カストルプ  |  熊本  |  不明  |  2002年12月26日

    ゆっったりとした重厚な演奏。フルトヴェングラーのような悪魔的な魅力や、バーンスタインの作曲家の精神像に迫るような劇しさとは無縁ですが、狂熱とは正反対の理性的な安定感があります。

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