シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD 楽劇『サロメ』 ベーム&ハンブルク

楽劇『サロメ』 ベーム&ハンブルク

商品ユーザレビュー

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    ym  |  東京都  |  不明  |  2014年10月28日

    ベームは後期ロマン派ものでも古典的なたたずまいがするが、この曲の前衛性をもう少し押し出したようなショッキングな演奏のほうが個人的には好みである。であるが短い楽劇なのでベームの劇的で一気呵成に聴かせる指揮は聴きやすく魅力的で優れていると思う。ライブの良い時のベームはこのような本当に乗りの良い、いい演奏をする。 この盤で真に素晴らしいキャストはディースカウのヨハナーンとジョーンズのサロメである。前半のディースカウの威厳とうたごころあふれるヨハナーンにジョーンズの若々しくヒステリックでだだっこのようなサロメのやり取りはこの演奏の白眉だ。

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    稲荷屋茶助  |  東京都  |  不明  |  2011年02月21日

    本盤でなくオリジナルのDG盤での感想です。 前半はベームのR.シュトラウスに共通する透明な音響で巨大オケの内部に光を当てる演奏。後半になるにつけ次第に温度感が増し多彩な色合いを帯びてくる。しかしヨカナーンの首が出てくる直前の場面では例の弦の上昇音符がベーム特有の音符を楽譜以上に伸ばさず引きずらない奏法の徹底が奏功し、首出現の大爆発が大きな効果をもたらす。そしてグィネスジョーンズのややずり上げ気味の『ああ〜』が何ともエクスタシーを感じさせ、ため息が出る。 一気呵成に聴かせる、緊張しっぱなしの一時間強であった。

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    緑川虫太郎  |  東京都  |  不明  |  2009年11月02日

    本サイトにて購入、早速聴いてみて、そのオケの音の好さ、歌手の声の好さに感動しました。この頃のベームは流石ですね。この作品はウッカリすると妙な音楽を展開してしまう可能性があると思いますが、その辺がよく引き締められており、キビキビとした演奏になっています。廉価でこれだけの名盤が出るということにも感動しています。本レーベルの「ブリリアント」に感謝したいですね。 江湖にお薦めします。

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    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2009年09月24日

    フルトヴェングラーのトリスタン廉価発売等、好企画続く蘭レーベルより、ベーム、ハンブルク(旧DG)のサロメが復活。若きベームがハンブルグのオペラ座の監督をしたのはドレスデン着任前の短い期間だが、70年11月の当公演は久々のベーム登場に大反響だったと伝えられる。ベームは求心的かつ厳しい彫琢で「古典的」ともいうべきサロメ像を明確に描き出す。オケもベームに煽られて熱気ある演奏だが、色艶はやや不足[有名なDVD(74年VPO)、72年ウィーン国立歌劇場ライブ(CD、RCA)ではオケの官能性とベームの彫琢が素晴しい相乗効果をあげている]。が、F=Dのヨカナーン等聴きどころも多く(ジョーンズも健闘)私は3盤を愛聴している。当レーベルにはベームの「無口な女」「アラベラ」の(再)発売も是非お願いしたい。

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  • ★★★★☆ 

    S.S  |  Japan  |  不明  |  2005年05月19日

    ベームらしい引き締まった演奏であるが、この曲の持つ退廃的な雰囲気はかなり希薄である。歌手ではF=ディースカウとオフマンが素晴らしい。特にF=ディースカウに関しては、ベストパフォーマンスと思う。いただけないのはG・ジョーンズで、かなり無理をしているのかヒステリックに聴こえる。力を入れて頑張っているが、空回りしているようだ。

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