Les Indes Galantes Suite: Bruggen / 18th Century O
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西荻椿山 | 東京都 | 不明 | 2013年02月22日
バッハからマーラーに至るドイツ器楽(これらはやはりたいしたものだと思う)を中心に教育されたせいかフランスバロック音楽となると閾がなんとなく高い。フランス人にいわせるとフランスバロックではなくフランス古典音楽だそうで、中国人(こやつらは木に登った豚で論外)と同様お高くて蕃夷(?)の民としては少々ウザイ。同名のオペラクリスティ盤を見てみたが、バレに素養がなく、イタリアオペラどっぷりの身にはテーマが高尚過ぎてもてあましました。このオペラは当時大ヒットしたらしく本曲は舞台上演に接しられない人のために作曲者自身がさわりを編曲したものと考えていいのだろうか。フランス語は皆目わからないが、楽章の題名をみると、アフリカ人、トルコ、ペルー(インカ)が出てくるようです。どうやらインドとは実際のインドを含む東方(喜望峰周りを含む)の国全てを指すものらしい。というよりシタールやビーナの現実の国ではなく想像上の国々なのか。優雅なという形容がついているのでわかるように野蛮と見下している感じはありません。各楽章は終結のシャコンヌを除き長くても2分台で短いものです。概して威勢がよく活発で個人的にはバレに悩まされることがないだけ気持ちよく聴けました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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