Tony Williams

CD Wilderness

Wilderness

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    Hesomagari  |  BRAZIL  |  不明  |  2009年09月08日

    Tony Williamsと言う人は不思議な人だ。メインストリート・ジャズをやらせれば超一流なのに何かと色々な事をやりたがる。それでいて何をやっても普通以上の事をやってしまう。天才と呼ばれ続けた人は、何処までも進化しようとしていたのか。それとも天才ゆえの気まぐれだったのか。 1995年の冬に録音され1996年に発表されたWildernessを聴いている。ブレッカー、クラーク、ハービー、メセニーと言う超豪華メンバーでの録音だ。元々組み曲風のものが好きな人で、オマケにハード・ロックのアルバムまで作ってしまう彼は、今回オーケストラを全面的にフィーチャーしたプログレ風のアルバムを作ってしまった。 アルバムの第一のキーワードはタイトルの『Wilderness』でしょう。13曲中6曲のタイトルにこの単語が入ってきます。 そしてもう一つのキーワードは『地名』ではないかと思います。Machu Picchu, Gambiaと言う曲名が有りますし、China 〜と付く曲が3曲有ります。正確な地名では有りませんが、他にもHarlem, Town, Road, Islandなどが使われています。 直接的に感情や曲調をあらわす単語を使わずに土地や風景を現す単語を使う事によって、心象風景の様なものを表現しようとしたのではないかと思います。 このアルバムで彼は4ビートを叩いていません。1曲目では演奏自体していないのです。組曲風で4ビートを叩かず、バックにオーケストラを配して作られたアルバムはJAZZ的技法を表面的には使わず作ってしまったJAZZのアルバムなのだと思います。勿論ウェザー・リポートをフュージョンと呼ぶのならこのアルバムもフュージョンなのでしょうが。 JAZZもRockもBluesも同じものを根底に持っている以上それらの音楽には近い部分が必ず有ります。分類する事自体を拒絶するような音楽も存在しますし、理論を持って分類したがる人々も山ほど居ます。しかし彼にとって、そんな事はどうでも良いのでしょう。ここに来て彼はまだJAZZと言われる枠組みを広げようとしているのですから。 1945年12月生まれの彼は、この時50歳。そして、その14ヵ月後に亡くなる事を付け加えておきます。 もう、ひとつ。ジャケットが最低です。オリジナルに戻して下さい。

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    tangpan  |  東京  |  不明  |  2007年08月21日

    僕もトニー・ウィリアムスは音楽家としても素晴らしいと思います。遺作になってしまったんだけど、最期にこんなにも雄大な作品を残してくれた。メンバーも各々リーダーをとれる、言ってみたらドリームチームですよね!演奏は勿論素晴らしい。が、曲がとてつもなく良いです。風景が浮かんでくる。それは街、雑踏だったり、でも全体的には大自然を鳥瞰的に見ていくような気持ちの良さ。どこか懐かしい気持ちにもさせてくれます。あくまで個人的な意見ですが。パット・メセニーの「SECRET STORY」と、この作品は長い間、気持ちを安らげさせてくれるものとして重宝しています。

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    アマケリー  |  千葉県  |  不明  |  2006年01月19日

    Tウィリアムスのドラミングはいつもすごいですが、音楽家としてすごい人です。

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