ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD 【中古:盤質AB】 Preludes: Weissenberg

【中古:盤質AB】 Preludes: Weissenberg

商品ユーザレビュー

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    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  2017年02月11日

    OP.23の第5番(G-minor)が素晴らしいです。この曲は最近私も練習を始めたのですが、その作曲技術の巧妙さが伝わってきます。ワイセンベルク氏はこの曲の素晴らしさを明晰に種明かしするような演奏をしていると思います。

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  • ★★★★☆ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2013年11月25日

    パーフェクト・ピアノ・コレクション(25CD)の中の一枚。これはCDno25で最後のディスク。聴くのも最後のCDになった。ワイセンベルクはブルガリア出身の名ピアニストで、巨匠カラヤンと多く競演していることで知られているが、ソロでもEMI、DG、RCAと60年代から結構CDを出している。わたしも幾つか持っているが、このラフマニノフの前奏曲集も20年以上まえに、RCA Victor GOLD SEALシリーズで購入していた。勿論、音源は同じで演奏も同一だが、リマスターされてクリアーな音になっている。ワイセンベルクはわたしにとって評価はイマイチで、このディスクも買ってしばらくは聴いていたのだが好きになれず、このところずっと聴いていなかった。10数年以上だろう。久しぶりに改めて聴くと、そんなに悪くはないなと言う印象。とくにメロディアスな緩徐な部分はとてもいいと思う。でも、やはり全曲を通して聴くなら別の演奏で聴きたいなと思う。ところで、この25枚組のBOXは2990円と激安だが、(1枚120円で缶コーヒー1本分!)フランスソニーの企画だけにフランスの曲や演奏者が多く取り上げられている。初めて聴く曲も結構あり、クラシックピアノ音楽入門としてお勧めだが、通でもダブリは生じるが、コストパフォーマンスを考えれば、持っていないCDを得るために購入するのも悪くはない。

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  • ★★★★★ 

    martin  |  神奈川県  |  不明  |  2012年02月05日

    ワイセンベルクの代表盤の一つ。 硬質で光輝くピアノの音色の美しさは古い録音ながら伝わってくるし、ラフマニノフの音楽における貴族的雰囲気を巧く捉えている思う。 やはりワイセンベルクの真骨頂はスタイリッシュなテクニック、淀みの無いストレートな音楽性が持ち味のRCA盤音源の数々だと思う。 追悼盤として廃盤を含めての是非コンプリートを望みたい!

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  • ★★★★★ 

    marco  |  東京都  |  不明  |  2011年09月03日

    ワイセンベルクの演奏は、所々で自動機械のような音楽運びが印象に残る。構造も音色も申し分無いのだけど、音楽は自然な息づかひの対極にある人工的な雰囲気と、永遠に続く苦役の一部を呈示されるかのようなニュアンスを帯びている。これは未だMIDIがなかった時代に、生身の人間が敢えて恣意的に行っていることに意味があり、その意思が異形の感動と、人によっては拒絶を誘起する。でもそこには紛うことなきオリジナリティがある。 近代初期に、”機械”というコンセプトや”機械”に対する憧憬を表現するにあたって、手法そのものは全く”機械的ではなく”極めてアナログでマニュアルなものであったことから、美術、建築の世界では数々の名作が生み出された。 ラフマニノフの自演が音数の多さに反比例して音楽が軽やかに構造化されるという不思議な印象を与えつつあくまでも暖かみのあるヒューマンな音楽であり続けたのに対して、ワイセンベルクの演奏は音数の多さを捨象することなく丸ごとスピーディーに構造化しつつ、それをロシアンスクールの緊張と爆発というカタルシスに解消すること無く、クールな表情で息継ぎなしで呈示し続け、そこに興味深い差異と距離感が生まれた。 曲集の最終曲op.32-13の前人未到、唯一無二ともいえる圧倒的な力技を前にする時、私はワイセンベルクの達成したこの異形の高みに驚嘆の念を抱かざるを得ない。これもまた芸術の頂の一つであったのだと思う。

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  • ★★★★★ 

    ねこまんま  |  東京都  |  不明  |  2009年08月11日

    クリスタルのように透明感あふれる音色のせいか、一見あっさりしてるようにも思えます。しかし、何度も聴いていると、奥に秘めた情熱が見え隠れしてるような気がします。私はとても好きですね〜♪

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  • ★★★★★ 

    ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  2007年06月27日

    曲を聴く時、奏者の個性も聴こえるものですが、彼はそれを嫌っていた様に思えます。楽譜に書かれている事のみ聴き手に届けようとしているみたいで、透明な音色も、澱みなく弾ききる超絶技巧もそれらと無縁と思えません。それ故に技巧のみが浮かび上がり、機械的、冷徹という世評に繋がっているのではないでしょうか(あくまで個人的な印象です・・)。このcdでも分離の良い和音や、粒立ちの良い速いフレーズで結構サラッと弾ききっています。粘っこく熱い演奏が好きな方には勧め難いですが、一度聴いて頂きたい。絶対聴いて損の無い演奏と断言します。

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  • ★★★★★ 

    大学生  |  東京  |  不明  |  2005年12月30日

    横浜の人のレビューの意味がわからない。耽美とは主情的で体温を伴うかのような引き寄せるベクトルを持つ言葉ですが、虚無とは全く別方向のベクトルを言葉です。一見わかりにくく単語を並べただけで言葉の論理は破綻しています。矛盾しているのは文章のほうでしょう。誉め殺しでもしたいのですか?これで「最高」出されても、内容を知らなければ引きますよ。目立ちたいなら、説得力のある言葉で納得させてください。

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  • ★★★★★ 

    ねこちゃん  |  横浜  |  不明  |  2005年08月27日

    ワイセンベルクは、ラフマニノフ特有の分厚くリズミックな旋律では持ち前の超絶技巧で怒濤のような迫力を生み出す一方、叙情的な旋律では氷のような硬質なタッチと音色で独特の耽美を生み出し、聴き手を酔わせる。ところがこの演奏、主情的な解釈とは程遠い。それどころか、どこか覚醒していて、偶発的なものを許さない。そういう意味では確かに虚無的。実にラフマニノフ的な要素を備えながら、その実は徹底してアンチ・ロマンのラフマニノフ。この矛盾こそがワイセンベルクの魅力かもしれません。もっと注目されてよい演奏でしょう。

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  • ★★★★☆ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2005年06月25日

    基本を的確にマスターし、ピアノを鳴らす技術は理想的。細部の処理も舌を巻くうまさだ。何故感動的な音楽にならないのか?私はこの人のシューベルトを生で聴いているが、それは絶望的に虚無的な音楽で、強烈に覚えている。音楽を愛しているが、音楽を信じてないと思った。何故だ?この人、実は善良な人間が一番認めたくないものを音として叩きつけているのではないか?だから強烈に拒絶されてしまうのでは?このラフマニノフは見事。しかし虚無だ。機械的?いや違う。惹かれつつも言語化できない自分がもどかしい。

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