【中古:盤質A】 交響曲全集 オラモ&ロイヤル・ストックホルム・フィル(2CD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年09月09日
いいですねえ、オラモさん、先の「巨人」に続いてこれまた大いに充実した成果であります。オケは意外に厚い響きで、たっぷりしたオーケストラ演奏が聴けます。4曲それぞれの描き分けというよりは、むしろそういう同じ色調で全集を統一したという感じかな。若々しさとか、あるいは逆にデモーニッシュな雰囲気とか、そういうタイプではなくて、むしろ重心の重い響きでしっかりと再現した迫力のあるアプローチ。白眉は第2番。大交響曲として大きな想念が拡がり、充実度満点。第4番もいいな。楽想の変化が素直に表出されて大いに結構。もちろん第1番と第3番も素晴らしい。録音は優秀。トータル、まことに立派なシューマンにて、大いに満足。お薦めいたしましょう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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CHOPINIST | 大阪府 | 不明 | 2012年04月03日
シューマンの交響曲を全曲揃って聴いたのは初めてですが、これは快演といえるのではないでしょうか。きりっと引き締まったアンサンブルでストックホルム・コンサートホールの音響の良さを生かした録音。ティンパニを硬めのバチで演奏しているために、さしてテンポは速くないと思うのですがピリオド・アプローチ的な印象を受けます。総じて、シューマンながらいかにも北欧を吹き抜ける風のような 爽やかな印象を受けます。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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恐怖のタヌキ男 | 不明 | 不明 | 2010年05月31日
オラモは北欧ものだけでなく、ドイツものもなかなかで、このシューマン、オラモの成熟を見るものであり、ドイツのサウンドに裏付けられた、壮大なシンフォニーを楽しめました。サヴァリッシュのような巨匠的な風格はないものの、これは立派です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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大沢夏男 | 兵庫県 | 不明 | 2010年02月26日
すっかり聴きほれた。4曲とも、みごとに尽きる。この敏感で柔軟な、鮮烈でデリケートな、力強くなめらかな演奏はどうだ。内声部をたくみに響かせながら、いま音楽がうまれたかのような新鮮なよろこびを、聴き手にあたえる。つややかでみずみずしいオケの、色彩ゆたかでいきいきとした音色が、愉悦にあふれたシューマンの世界を構築している。暗さとは無縁の、こんなシューマンもめずらしい気がする。録音も美しい。オラモの最高傑作だ!6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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