【中古:盤質B】 交響曲第2番『賛歌』 アンドルー・マンゼ&北ドイツ放送フィル、北ドイツ放送合唱団、ケルン放送合唱団、他
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Ichirokagawa | 香川県 | 不明 | 2021年12月07日
メンデルスゾーンの交響曲は、もっぱら3番から5番までで、1番と2番は見向きもされなかった。この2番は、長大な上に、声楽も入るカンタータ風な作品だから、交響曲と言っても随分と趣きが異なる。全集でもないと、実演はおろか記録媒体も少ない。その中でのマンゼのSACDである。作品を貫く明確なテーマの下に繰り広げられる音楽の世界。メンデルスゾーンの天才ぶりをしのぶには最適の作品であり、演奏である。感動的なエンディングは胸が熱くなった。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年08月12日
メンデルスゾーン交響曲全集の完結 また新たな全5曲が揃った SACDの意味が生かされている 音色を越えて音楽の肌合を感じるシリーズになった しかし ヒトは中々に頑固だ わたしのようにメンデルスゾーンを愛さない 例えその価値を了解しても古楽ヴァイオリン奏者が指揮したハノーファーの地方オーケストラの演奏では 耳を傾けようともしない わたしに言わせれば勿体無い ここからメンデルスゾーンの多面なる美が伺えるのに それはメンデルスゾーンの音楽とより深い対話をもたらしてくれるのに 結局 昔誰かがセンセーショナルにユダヤ人を排斥した その風潮の名残が人々の胸に巣食っているのだろうか これほど美しい魂の調べを退けるなんて わたしにはできない 異形の第2番交響曲は演奏機会に恵まれていない 他の4曲は演奏し録音をしても これだけ放って置かれる例は多い 残念だ 朋よ 耳傾けて あなたも如何5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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