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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲第4番、R.シュトラウス:『死と変容』、他 チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル(2CD)

【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲第4番、R.シュトラウス:『死と変容』、他 チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル(2CD)

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  • ★★★★★ 

    今も昔もただの人  |  北海道  |  不明  |  2021年10月15日

    これほど素晴らしい「死と変容」は聴いたことがない。たとえブラ4が癖に満ちて、ややヘキヘキとさせられようが、たとえロッシーニがつまらない出来であったとしても、この「死と変容」がある以上、このCDは永遠に手元に残る。ピチカートポルカも予想外に良かった。気に入った2曲で星を付けます。

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  • ★★★★★ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  2021年02月22日

    まず「死と変容」の遅いテンポと透明な響きがすごい。この演奏の後に他の演奏を聴いてしまうと、どれも薄く感じてしまう。ブラームスの、特に最終楽章は全く息をつけない迫力である。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2014年03月24日

    フルオーケストラでかくも透明感溢れるブラームスになるものなのか……! ブラームスの交響曲は、とにかく和音が分厚い。それゆえ、凡百のオケがやると、どうしても響きが混濁しがちである。この曲の名盤としてはザンデルリンクやベーム、クライバーなどが挙げられようが、何れも説得力はあるものの響きのクリアネスは今一歩であった。 さりとて、昨今流行りのピリオド奏法ともなると、逆に、激昂する感情の起伏を表現するに足るだけのダイナミクスを確保しづらい。マッケラスやジンマン、ノリントンなどがこの系統に属するだろう。第一、“ピュアトーン”云々を追求するあまり、内声部がスカスカになり、ブラームスが随所に仕掛けた伏線がおざなりになってしまい、実につまらないのである。 このように、“重厚だが透明感のない渋過ぎるブラームス”か、“透明感はあるものの骨粗鬆症のように密度の乏しいブラームス”か、いずれかに偏ることが余りにも多いのが現実である。 そんな中、チェリビダッケは、腰の座った重厚なフルオーケストラながら、普通では考えられないほどの透明感を獲得しているのである。 冒頭、無の世界から忽然として現れてくるかのような滑らかな出だしからして、他の演奏とは一線を画す。第二楽章は、独特の間合いも相俟って幽玄なる美を創出している。終楽章の畳み掛けも凄まじく、殊に楔を打つかの如くそそり立つザードロのティンパニと、それに呼応するチェリビダッケの掛け声は壮絶だ。 何より美しいのは弦楽器§であり、寸分の狂いのないピッチやボウイングにより、少しの刺もない、滑らかで艶やかで蠱惑的な程の響きを創出する。 管楽器§も、迫力がありながら耳障りにならない。常にシルキーな質感がある。これはチェリビダッケが、互いの音をよく聴き合い、一つに溶け合うように徹底していた成果であろう。 これほどのこだわり抜いた演奏が恣意的に出来るわけがなく、ひとえに、音楽に対する理解と美しい響きの追求の賜物と、敬意を表さずにはいられない。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2013年03月02日

    本盤には、今や伝説的ともなったチェリビダッケの1986年の来日公演の中から、ブラームスの交響曲第4番、R・シュトラウスの交響詩「死と変容」、そして、ロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」序曲、ブラームスのハンガリー舞曲第1番ト短調、ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカと言った小品がおさめられている。特に、ブラームスの交響曲第4番については、チェリビダッケ自身がその演奏の出来に大変満足していただけに、今般のSACD化は、チェリビダッケのファンのみならず、多くのクラシック音楽ファンにとっても誠に慶賀に堪えないことであると言えるだろう。それにしても、何という圧倒的な音のドラマであろうか。チェリビダッケは、リハーサルにあたって徹底したチューニングを行ったが、これは、音に対する感覚が人一倍鋭かったということの証左であると言える。楽曲のいかなるフレーズであっても、オーケストラが完璧に、そして整然と鳴り切ることを重視していた。それ故に、それを実現するためには妥協を許さない断固たる姿勢とかなりの練習時間を要したことから、チェリビダッケについていけないオーケストラが続出したことは想像するに難くない。そして、そのようなチェリビダッケを全面的に受け入れ、チェリビダッケとしても自分の理想とする音を創出してくれるオーケストラとして、その生涯の最後に辿りついたのが、本盤の演奏を行っているミュンヘン・フィルであったと言える。また、チェリビダッケの演奏は、かつてのフルトヴェングラーのように、楽曲の精神的な深みを徹底して追及しようというものではない。むしろ、音というものの可能性を徹底して突き詰めたものであり、正に音のドラマ。これは、チェリビダッケが生涯にわたって嫌い抜いたカラヤンと基本的には変わらないと言える。ただ、カラヤンにとっては、作り出した音(カラヤンサウンド)はフレーズの一部分に過ぎず、一音一音に拘るのではなく、むしろ流麗なレガートによって楽曲全体が淀みなく流れていくのを重視していたと言えるが、チェリビダッケの場合は、音の一つ一つを徹底して鳴らし切ることによってこそ演奏全体が成り立つとの信念の下、音楽の流れよりは一つ一つの音を徹底して鳴らし切ることに強い拘りを見せた。もっとも、これではオペラのような長大な楽曲を演奏するのは困難であるし、レパートリーも絞らざるを得ず、そして何よりもテンポが遅くなるのも必然であったと言える。したがって、チェリビダッケに向いた楽曲とそうでない楽曲があると言えるところであり、本盤におさめられたブラームスの交響曲第4番やR・シュトラウスの交響詩「死と変容」については、前述のようなチェリビダッケのアプローチがプラスに働いた素晴らしい名演と言えるだろう。確かに、テンポは遅い。しかしながら、両曲をチェリビダッケ以上に完璧に音化した例は他にはないのではなかろうか。いずれにしても、これら両曲の演奏を演奏時間が遅いとして切り捨てることは容易であるが、聴き終えた後の充足感においては、過去の両曲のいかなる名演にも決して引けを取っていないと考えられるところである。その他の小品も、チェリビダッケならではのゆったりとしたテンポによる密度の濃い名演と評価したい。チェリビダッケの徹底した拘りと厳格な統率の下、正に完全無欠の演奏を行ったミュンヘン・フィルによる圧倒的な名演奏に対しても大きな拍手を送りたい。音質は、今般のシングルレイヤーSACD化によって、圧倒的な超高音質に生まれ変わった。チェリビダッケが構築した圧倒的な音のドラマが、鮮明かつ高音質なSACD盤で再現される意義は極めて大きいものと言えるところだ。

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  • ★★★★★ 

    yama/music  |  神奈川県  |  不明  |  2013年02月11日

    チェリビダッケの来日演奏会、名演らしいがCDで聴くとどれも今一感動が薄い。多分、実演は素晴らしいのだろうが。ブラームスの4番は、何と言っても、シュトゥットガルト放送響との1982年11月11日、ベートーベンホール・ライブ(FMでも放送、METEOR盤)が最高の演奏。4楽章後半のフルートソロの寂寥感が心を打つ、終結部の盛り上がりではチェリの唸り声が凄い。ブラームスの4番はすべての中でこれが一番、音質が良い正規盤で発売してくれませんかね。

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  • ★★★☆☆ 

    まめ  |  東京都  |  不明  |  2012年12月26日

    SACD早速購入。。 このコンビの別公演の4番、”かささぎ”を実演で聴いているが、このディスク以上の美しさと繊細さ(ガラスの城のような・・)、顕微鏡でのぞき見るようなデフォルメと…より際立った実演だったと耳(脳)が記憶しているが…。アルタスのブルックナー8番(サントリーライブ)が録音、SACDの出来として実演を彷彿させる素晴らしさ(冒頭の気配からしてただものでないような雰囲気、空間性、色気が録音で伝わる)だっただけに、こちらは正直ちょっと肩すかし。文化会館の響きのデッドさが放送録音だと裏目に出る。

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  • ★★★★★ 

    チェロTP  |  静岡県  |  不明  |  2012年11月25日

    賛否両論はチェリならでは。私はブラームスの第二楽章のところでいつも、体が宙に浮いたような恍惚感を感じる。「ブラームスなんてどうでもよい」、あくまでもチェリの音楽として聴けば良いのだ。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年01月07日

    ブラームスなどの「名演」を聴くというのではなく、チェリビダッケ主催の神事に参加するというのが適切ですかね。すべてはチェリビダッケ色。曲の可能性を引き出す場合と、曲の魅力を引き出す場合と(ついでに言えば、どっちも出ない場合と)、いずれかがあり得ますが、ここでは後者かなあ。どの曲も煽ったりする時とは違うテイストが感じられて、ま、比較的「楽しめ」ました(神主さんに怒られるかな)。ミュンヘンフィルはとてもよくやって(付き合って)います。オケとしても、この超個性的な伝説の指揮者に付き合ってみて、自分たちの可能性を極限まで試したのではないかしら。そんな、人々のいろんな想いを推測しながら「聴く」ことでその中に「参加する」というのが、このディスクの楽しみ方ではないでしょうか。感心感服はするけど感動はしない、というチェリビダッケの演奏によくあるパターンがここでも通じます。

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  • ★★★☆☆ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2010年12月23日

    4番はシュツットガルドRSOでの衝撃的、繊細な演奏に驚愕し、地方公演が多々あったこの来日時は車を飛ばして福井公会堂の超デッドな超劣悪な音響でこのプログラムを聞いていた。このCDで聴く限り、東京文化会館の音響が多分に効を奏している。綿々と響く2楽章は相変わらず、パッサカリアも相変わらず。シュトラウスも、ここでは弱音でのパートバランスが実演よりも聴取できる。フルヴェンに次ぐ名演でしょう。また、LSO公演でも披露したハンガリー舞曲(得意なのだろう)や、このディスクには無いが、コダーイ=ガランタ舞曲などを聴くと、この人のルーメニアンの血が成す東欧人の土着性がよく感じられて、興味深い。(とはいえEMIのMPOとのバルトークは全くいただけないのだが、多分、高齢のせいだろう)

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  • ★☆☆☆☆ 

    NAKAKO  |  長崎県  |  不明  |  2010年11月16日

    不可解です。私はチェリビダッケのファンですが、このブラームスは頷けません。ブラームス特有の息づかいがなく、恣意的にデフォルメした感じがします。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年10月28日

    53ものレヴューの後。何を書けばよいか。ライヴとは思えぬが、ライヴでこそ、ここまで、精密に、叙情豊かに表現する凄さ。生演奏の楽しみ、厳しさを味あわせてくれる名演奏。特に、ブラームスの2楽章の深くて見事な事。

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  • ★★★★★ 

    shiodome  |  東京都  |  不明  |  2009年11月18日

    2楽章冒頭、クラリネットの長いソロが終わったところで、弦楽器群が切々と歌い始めるところがあります。ここのミュンヘンフィルの弦の天上的な美しさは何ということだろう!聞くたびに私はどうかなってしまいます。ほかの指揮者は皆、なぜかここを素通り・・・! やはりチェリビダッケはただの指揮者ではない(細かい話でドーモ)。

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  • ★★★★★ 

    luremoral  |  sapporocity  |  不明  |  2009年04月21日

    晩年のチェリの音楽は禅に基づいている。間の取りかたに耳を傾けてほしい。ほんの少しではあるが座禅を組み瞑想したことのある人間としてそれが解る。無の空間に響きわたる天上の響き(うまく表現出来ないが)であり、作為・無作為などとの表現は的はずれであるし、軽妙感などとは対極にあろう。

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  • ★★★★★ 

    イリビタッテ  |  東京都  |  不明  |  2009年03月02日

    5,660円していたものが突然1,050円と表示が変わったので、思わずHMVに誤りではないかと問い合わせたくらいです。HMVが大損したら気の毒ですからね。もっともそれは取り越し苦労だったようです。言わばこの品質に比してのこの安さはチェリビダッケの素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらうための投資とも言えるものでしょう。このような最高でありながら非常に安価なCDは有り難く是非購入して聴いておくべきです!

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  • ★★★☆☆ 

    古渡 弁蔵  |  函館市  |  不明  |  2009年03月01日

    ブラ4は随所にハッとさせられた。それはチェリの解釈に起因し、とても感心し感動もしたが、不満もあった。歌わせ方が斬新で、これまでにないテンポと弱音に衝撃を受けた。しかし、4楽章のフルートの歌わせ方はあまりに不自然だ。でも、こうしたブラ4もあっていいと思う。2楽章の美しさはじっくりとした奏法にある。確かに美しいが、それはやはり作為的であり、セル&クリーヴランド管の美しさには到底及ばない。このCDの聴きどころは二人のシュトラウスにある。両曲とも実に見事!文句なしだ。その点、ロッシーニは最悪だ。軽妙感がまったくない。

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