交響曲全集 マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、他(10CD)
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オーディオマン | 大阪府 | 不明 | 2013年01月21日
この値段でこの内容。演奏、録音ともども文句なし。今すぐ買うべし!!!7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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爺さん | 千葉県 | 不明 | 2012年05月31日
ヤンソンスで全交響曲でこの価格で文句の付けようは無い。演奏も手抜きなくすべてが秀逸だし録音もいい。マーラーとかの超低価格全集とは訳が違う。他の指揮者の名演奏と各曲を比較してどうのこうの言うのは全く野暮だ。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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めだか猫 | 長野県 | 不明 | 2012年05月21日
既に定評がある全曲集。 8つのオーケストラによる演奏の違いも興味深い。 特筆すべきはオスロフィルの健闘! 軽快な名曲、第9番の演奏には拍手を惜しまなかった。 13番「バビ・ヤール」を演奏するのはバイエルン放送交響楽団 オケのドイツ人たちはどんな思いでこの曲を演奏してるんだろう・・ 70年も前の出来事だが、ひどい話だ。 バビ・ヤールに雑草が茂る。 木々は裁判官のようにいかめしく見つめる。 全てが無音の叫びを挙げるここで、 脱帽した私は次第に白髪になって行く。 そしてこの私は、無音の叫びの塊として、 数万の虐殺された人々の上にいる。 私はここで銃殺された老人だ。 私はここで銃殺された子供だ。 私の中の如何なるものも、それを忘れはしない! 力強い演奏の13番を今夜も何度も聞く。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ライブ男 | 静岡県 | 不明 | 2011年12月26日
こんな価格でこの内容の全集が手に入るのだから、ありがたいやら悲しいやら。 録音、演奏とも聞き応え十分です。 買って損は無い。。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヴェラスケス | 鹿児島県 | 不明 | 2011年10月01日
交響曲からは外れるがCD9のJAZZ組曲WALZ第2番、この演奏を聴けば表現者の格の違いがどれだけ曲の中身までも決定してしまうかが分かるはずだ。 最初にヤンソンスの頭の中で音楽がどのように鳴り、それを実現する為にどのような指示が演奏者に与えられたのだろうか? この何分間かと出遭えこのことが体感出来ればこの一曲だけでもこの全集は価値を持つ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フルシチョフ | 東京都 | 不明 | 2011年09月17日
17年間で8つのオーケストラという、例を見ない全集であるが、 実は録音も演奏もかなり同一の水準が保たれている。一聴した だけではオケも録音年代も当てられないだろう。ヤンソンス の類まれなる統率力とEMIのやる気のない録音技術の賜物である。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2011年07月01日
ヤンソンスは、現在ではラトルやゲルギエフなどと並ぶ世界を代表する人気指揮者の一人である。コンセルトへボウ・アムステルダムとバイエルン放送交響楽団といった超一流の音楽監督を兼務するなど、名実ともに現代を代表する大指揮者であると言っても過言ではあるまい。ヤンソンスが初来日したのは1986年。当時、レニングラード・フィルの副指揮者をつとめていたヤンソンスは、ムラヴィンスキーが急病で来日をキャンセルしたこともあって、その代役としてレニングラード・フィルとともに数々の演奏会をこなしたのである。私は、大阪のシンフォニーホールで、ショスタコーヴィチの交響曲第6番とチャイコフスキーの交響曲第5番の演奏を聴いたが、今一つ感動を覚えた記憶がなく、果たしてこれほどの大指揮者になるなどとは思ってもみなかったところだ。本盤におさめられたショスタコーヴィチの交響曲全集は、いまだヤンソンスが若かった初来日の2年後の録音(1988年)である第7番を皮切りとして、2005年に録音された第13番に至るまで、何と17年もの歳月をかけて録音がなされたものである。そして、オーケストラについても、副指揮者をつとめていたレニングラード・フィルや現在音楽監督をつとめているバイエルン放送交響楽団、更には、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、ロンドン・フィル、オスロ・フィルといった世界各国の8つのオーケストラを起用して録音がなされているというのも、本全集の大きな特徴と言えるだろう。ヤンソンスの芸風は、本全集の17年間に大きく変容しているとは言えるが、基本的には純音楽的なアプローチと言えるのではないだろうか。ムラヴィンスキーの下で副指揮者をつとめていたにもかかわらず、ムラヴィンスキーのような楽曲の心眼に鋭く切り込んで行くような徹底して凝縮化された凄みのある表現を聴くことはできない。さりとて、ゲルギエフやスヴェトラーノフ、そしてロジェストヴェンスキーなどによるロシア風の民族色を感じさせるようなアクの強さなども殆ど存在していない。むしろ、楽想を精緻に、そして丁寧に描き出していくというものであり、他のロシア系の指揮者とは一線を画する洗練された演奏を行っているとさえ言えるだろう。しかしながら、ヤンソンスの表現は洗練されているからと言って、スコアに記された音符の表層だけをなぞっただけの薄味の演奏にはいささかも陥っていない。一聴すると淡々と流れていく各フレーズには独特のニュアンスが込められており、楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした表現を駆使していると言えるのかもしれない。もっとも、17年もの歳月をかけただけに、初期に録音されたものよりも後年の演奏の方がより優れており、とりわけバイエルン放送交響楽団とともに録音した第2番、第3番、第4番、第12番、第13番の5曲は、素晴らしい名演に仕上がっていると評価したい。これに対して、最初の録音であるレニングラード・フィルとの第7番は、いささか踏み込み不足が感じられるところであり、作曲者生誕100年を記念して発売されたコンセルトへボウ・アムステルダムとのライヴ録音(2006年)と比較すると、今一つの演奏であると言わざるを得ない。その他の交響曲については、出来不出来はあるが、少なくとも今日のヤンソンスの名声を傷つけるような演奏は皆無であり、一定の水準は十分に保った演奏に仕上がっていると言える。前述のバイエルン放送交響楽団との5曲の名演やコンセルトへボウ・アムステルダムとの第7番の名演等に鑑みれば、ヤンソンスが今後バイエルン放送交響楽団、あるいはコンセルトへボウ・アムステルダムとともに、ショスタコーヴィチの交響曲全集を録音すれば、おそらくは現代を代表する全集との評価を勝ち得ることが可能ではないかとも考えられるところだ。いずれにしても、本全集は、今日の大指揮者ヤンソンスへの確かな道程を感じさせる全集であり、最初期の第7番を除いては水準以上の演奏で構成されていること、そして1904円というとてつもない廉価であることに鑑みれば、初心者にも安心しておすすめできる素晴らしい全集であると評価したいと考える。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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姿見黎 | 長野県 | 不明 | 2011年06月29日
以前のCD1枚分ほどの金額で、全部がそろうなんて信じられません。ヤンソンスは以前ラフマニノフを聴いて、いいなと思いました。まず5番を聴いてみます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ケニチ | 愛知県 | 不明 | 2011年06月19日
抑制された美しいアンサンブルが特徴で,すっきりとして聴きやすい.オーケストラごとに技術水準のばらつきがあり,また曲によってはテンポなどの身勝手な解釈が鼻に付いたりする(とくに11番に顕著)が,総合的には現行の全集としては最上位の部類に入るだろう.録音も極めて優秀.なかでも,1,15番は,オーケストラの性能の高さも手伝って,模範的ともいえる丁寧な演奏に仕上がっている.0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2011年06月13日
フォルクスクラントはオランダ第3の新聞。ちょっと左系だが文化面などが充実している。CDやDVDの企画販売も行っている。しかし以前からチェックしてきているが、同紙のホームページで、このショスタはお目に掛かったことがない。早々、販売が終了したのか、あるいは、プリントミスがあり発売できなくなったのだろうか。解説が蘭語であろうが、多少の間違があろうが、どうでもいいような安さ。企画、演奏共々、最高。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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abbadondon | 栃木県 | 不明 | 2011年02月19日
皆様が言っているように、フィラデルフィア管弦楽団が素晴らしい。 10番・11番はこれ以上の演奏は無いだろう。 ただ、5番・7番はやっぱりバーンスタインのほうが好き。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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北の火薬庫 | 北海道 | 不明 | 2009年02月25日
ソビエト時代の録音は、ショスタコに必要な「音質」を提供していなかったと考える。BBCやワーナーでのロジェベンやムラヴィンの響きは決して薄くないし癇癪も起こさない。この点に立つとバルシャイにはない躍動感が宿る全集。常連TANNOYさまのご指摘のように、フィラデルフィアとバイエルンが秀逸な状態であることが耳につく。ただ、2008年からのボックスにEMI「製造元」責任のため交換不可の不具合がある。CDのレベルがバラバラ、一部にはホワイトノイズが混入etc。時期を変えて2セット購入しないと全集にならないところが辛かった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TANNOY | 茨城 | 不明 | 2008年06月12日
過去の演奏に囚われることなく非常に楽譜に忠実且つ音楽的に演奏されていることに好感が持てる。金管や打楽器がことさら強調された「力ずく」なところは全く見られず弦楽器がよく聞き取れる。 様々なオーケストラによる全集であるが「バラバラ感」は無く、かえってオケの特性が分かって面白い。ヤンソンスの解釈が一貫しているからであろう。フィラデルフィアはバランスと品の良さが光る。バイエルンは合唱もバイエルンなので安心して聞ける。終演揃いだが、特にウィーンフィルによる「革命」は聞き物!3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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shochu | 千葉県 | 不明 | 2008年05月29日
美しい。私の心が汚れているせいか?ショスタコがこんなに美しいなんて。聴かなきゃダメでしょ!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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僻地の音楽評論家 | 長野県飯山市 | 不明 | 2006年11月30日
ムラヴィンスキー、ロジェストヴェンスキー、コンドラシンなどの演奏が過去のものとなりつつあり、新世代のショスタコービッチ像となりつつある演奏であると思ふ。どちらかと言へば、マーラー的な要素が伺へる。曲によってオケを振り分けて録音されているが、実にそれぞれの内容が濃く、構成が見事であると思ふ。百聞は一見にしかず、是非一度は聴いていただきたい全集であリ、自信を持ってお薦めする。また、バルシャイの全集も聴いてみたが、またヤンソンスと違った意味ですばらしいと思ふ。この全集も是非お薦めする。聴き比べてみると非常に面白2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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