Favourite Piano Works: Horowitz
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classic | 茨城県 | 不明 | 2021年03月21日
自分にとって、ホロヴィッツの演奏に興味を持つきっかけになった名盤で、ホロヴィッツを語るうえで必聴の名演奏だと思います。中でも、このCDにおさめられた「革命のエチュード」を初めて聴いた時の衝撃は、何十年たった今でも忘れられないものです。ペダルをほとんど使わない繊細な左手の動きが個性的で、巨大なアクセントはショパンの深い嘆きをそのまま伝えます。同じ練習曲の、「別れの曲」の透明感や「作品10 第4番」の切れ味の鋭さも印象的です。「軍隊ポロネーズ」には、こういう弾き方があったとは!という驚きがあります。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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CUL8er | 東京都 | 不明 | 2021年03月03日
最初はこの作品をブックオフで手にしたことがきっかけです。なぜそういう事態になったのか、当時の状況も心理も全くわかりませんが。聴いてみると、大昔にピアノを習っていたときにカセットテープで聴いていた曲ばかりで懐かしくなりました。改めて買い直す価値があったと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年10月08日
大学生時代のLPより聞き続けてきた作品です。 聴くたびに感動してきましたし、ホロビッツの至芸を堪能させていただいたものです。 しかし、この時代のSONYの録音レヴェルに起因するところが大きいと確信しますが、ホロヴィッツの切れ味鋭い、暗闇から閃光が出てくるような、無心の境地のような鋭さが最大限には再現されていません。 その意味では、RCAモノラル時代の方が、良い音質だったかもしれません。 RCA復帰・DG移籍後のショパン演奏は、残念ながら年齢からくるとしか思えない衰えを感じてしまいました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トロ | 不明 | 不明 | 2014年12月23日
演奏はショパンやホロビィッツを聴くには必聴盤であることはここで述べるまでもないが、BlueーS2の音質改善はそれなりにあるようだ。 CD材質の改善効果としては、他の材質よりも優れているように感じる。 SACDシングルレイヤーでこの材質を利用して発売すれば、素晴らしいのだが。ソニーにはグールドだけでなく、ホロビィッツ、ワルター、セル等の高音質再発を切望する。(SACDは自社の開発商品でしょうが!)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オットー | 滋賀県 | 不明 | 2011年10月28日
ショパンを聞くというよりはホロヴィッツを聞くCD。シューマンやスクリャービンでのホロヴィッツとはまた違った一面があると思う。完全に料理してしまって原型がなくなりすべて自分のものになっているというか,作曲家に近寄るのではなく作曲家を自分の方に近寄らせているというか,そんな印象を受ける。シューマンとかスクリャービンでのホロヴィッツの,作曲家に近づいて行って,より作曲家の書いた音楽を魅力的に,ホロヴィッツらしく表現することに成功しているのとは正反対である。やはり白眉は英雄ポロネーズだろう。これはホロヴィッツ用に書かれたとしか思えないほどホロヴィッツの特徴と合致している曲だと思う。冒頭のパラパラした乾燥した雰囲気と,メロディーでのしっとりしたなめらかな響きの対比は彼にしかできない技であると思う。本録音では(有名な?笑)左手のオクターブ下げは行っていないが,それだけこの録音は彼の爆音主義的な側面よりも,音色の達人としての側面が強調されている演奏ともいえる。実際RCAに入れた若いころのものや,DGに入れた晩年のものに比べて,細部の作りや表現の深さはダントツである。RCAやDGのものはそれはそれで面白いし,やはりあのオクダーブ下げはないと何となく物足りないような気がするが,完成度としてはこのソニー盤が一番である。DGのものは音色もきれいでいいのだが,晩年特有の乱暴さがあり,そこが玉に瑕である。 ショパン愛好者には受けは悪いかもしれないが,ホロヴィッツ愛好者は聴かないと絶対に損だと思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヒヒ | 愛知県 | 不明 | 2010年08月07日
自分がホロヴィッツの虜になったCD。ショパンマズルカの艶めかしさ、練習曲10-4の細いながらも激しい演奏は他の演奏家では、滅多に味わえません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2010年02月22日
ホロヴイッツが一時休止していた演奏活動後CBS籍でのライブ録音を含むショパン曲集です。ホロヴィッツの歴代演奏史には全く暗いのですがこの頃の演奏はただもう強烈な音量と抜群のテクニックで緩急自在なテンポでそれまでの病的に神経が研ぎ澄まされた段階からの解放的な感じが味わえるらしいのです。彼の奏法は指を伸ばして主に打鍵のみ?でペダルはごく制限してその響きを表出していたというのですから相当なものだったのでしょう。彼はピアノという楽器を知り尽くし、ともすればテクニックが優先されがちなアメリカでの活動の為有名な曲(例;「展覧会の絵」)でも編曲して披露したとの事で本盤収録分でも全体にテンポは速い印象はあります。東京都の方も書かれていますように体系的ショパン作品集を録らなかったホロヴィッツ・・・本盤で曲名愛称のあるものだけでもサンプリングしますとエチュード「別れの曲」(1972年録音)が3’34、同じく「革命」(同前)が2’36そしてポロネーズ「軍隊」(同前)が4’53といった具合なのです。六曲のマズルカの大半は1973年、ワルツOP64-2が1968年録音と言う程度のメモにしておきます。とにかく凄い演奏でまだ以降RCA復帰、DG等への移籍と晩年活動が続くのですから演奏活動生命の長かったピアニストの一つの代表的な盤には違いないでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | 東京都 | 不明 | 2009年12月15日
国内盤のベストクラシック100の盤で聴いてきた。最近の70枚コンプリートボックスでの同曲が目の覚めるような音に変わっているものが多く、この現役盤も旧盤と同じマスターを使っているのなら、このコンプリートボックスの方をお勧めする。ショパンのワルツ7番など、終演後の拍手まで入っていて、明らかに別マスターによるものであり、音質も国内盤かヴェールを取り去ったような明快さである。この他にもフランスSonyなどからも別マスタリングが出ているが未聴。ただロマンティックなだけでなく、曲によってはホロヴィッツ独特のフレージングや誇張が耳につく曲もあり、そうした場面では他のピアニストの適度なロマン性がなつかしくなるものの、体系的なショパンの全曲集を残さなかった(バラード全曲、ノクターンやマズルカ全曲など)ホロヴィッツの(ある意味たまたま)選び抜かれた作品群。傾聴に値する。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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