チャイコフスキー:交響曲第4番/イタリア奇想曲 カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年12月22日
HMVレビューの1966年収録盤という前提でコメントさせていただきます。私はLPと本盤とは別の廉価CD盤を聴いているのですが全く颯爽とした演奏でして付け加えるにしなやかな筋肉質さも味わえるカラヤンの運びの上手さは流石ですね。カラヤンにはチャイコフスキー交響曲録音CD種類が多くこの第4番を手元資料からピックアップしますと1953年PHO(タイム@18’57A10’10B5’55C8’54)、1954年同じくPHO(同@19’15A10’18B5’59C8’59)、1954年VSO(ライブ)、1960年BPO(1958年?同@19’10A9’02B5’40C8’54)、本盤1966年BPO(同@18’45A9’02B5’45C8’24)、1971年BPO(同@18’50A10’01B5’21C8’26)、1976年BPO(同@18’54A9’08B5’46C8’34)、1984年VPO(同@18’38A10’07B5’43C8’40)等々です。1950年代のモノラル録音盤はさておき、1966年カラヤン58歳の頃の本演奏は軸足が定まったこの曲の彼の原点とまで思われ私を支配して止みません・・・私の年代ではどうしてもこの時代の収録盤が印象に残り「三つ子の魂百まで」ではないですが以降回数を重ねた録音は二番煎じの先入観が入ってしまい申し訳ない感じです(多分BPOとの後続盤も演奏基本姿勢は大きくは異なってはいないと思います)。全体勿論ロシア的ではなくドイツ風でBPOとのコンビ録音の駆け出し印象が好ましいですね。第1楽章「運命の動機」?主旋律をやや滑らかに提示しながら最後のクライマックスでの見え切りと断定的な畳み込み、第2楽章のエンドの各楽器のミックスチュア具合、終楽章の「生きる希望」を表す為の突き進む迫力・・平凡な感想ですがカラヤンとて若いっていいですねぇ。併録のイタリア奇想曲(タイム16’54)も実に聴かせ処を押えたカラヤンならではのアプローチで楽しく聴けました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アッキ | 茨城県 | 不明 | 2010年02月06日
大変 健康的な第4番です。第一楽章は「芸術は爆発だ」というような演奏。最後のアッチェランドかけて畳み込む様に終わらせるやり方はカラヤンの解釈としては珍しく(ウィーンPHでもやっていましたが)、しゃきっとさせる効果大。2楽章詩情豊かでまさに「うた」。後半はただただ圧巻!! この曲もロシアのオケ中心にいろいろな演奏を聴きますが、作曲時のチャイコフスキーの心境には遠いのかもしれないこのカラヤンの演奏に活力を得ます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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crazy | 不明 | 2008年03月02日
おなじみベルリンフィルとカラヤンの4番。カラヤンお得意のダイナッミックな仕上がり。ロシア風というよりは、むしろ少しドイツ風という感じになってしまっているが、それはそれでよい。best 1000のシリーズからは5番、6番ともにベルリンフィルで、前者は小澤征爾が、後者は同じくカラヤンが指揮している。ベートーベンやチャイコフスキーの交響曲にこのオケの重厚感がもたらす影響は想像以上のものである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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味噌カツ | 名古屋 | 不明 | 2007年09月22日
カラヤンのチャイ4はどれも最上級だ。その中でも特に71年とこの76年盤はダイナミックで迫力がある。両録音とも第一楽章が圧倒的で、ティンパニの打ち込みが凄まじい。71年盤はより熱狂的で終結部などただ事ではないが、カラヤンが伝えたい音楽がはっきりと分かるのは76年盤だ。録音も最上級であり、演奏自体もより洗練されている。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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マルコ | 広島 | 不明 | 2007年03月11日
もう何十回と聴きましたが、まったく飽きが来ません。洗練された美しい響きの中にも熱く込み上げてくる興奮を感じます。71年録音のEMI盤もまた違った魅力がありますが、こちらも絶対に聴いておくべき名演奏です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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